天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

12月17日:フィリピン海の雲景

2016年12月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

フィリピン海を飛ぶとき、一人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションから地平線を見て、薄く青い大気と宇宙の漆黒のこの3次元の雲の写真を撮った。遅い午後の日光が、イメージ右側の海の表面の幅広い帯を輝かせている。遠くの雲の広い層が右上のフィリピン群島の北をほとんど覆っている。太陽の方向を見てイメージを捕えることは、影を用いることを通して光景や雲景(landscapes and cloudscapes)の三次元を強調する、宇宙飛行士達が使う特別な技術である。右下に二つの大きな雷雲が隣接している。これらの雲は金敷(anvil)として知られる長い尾を持ち、南へ約100キロまで伸びている。金敷は雷雨の雲が大気の中を高く上がるときにでき、海抜数千メートルにも届く。このイメージは遠征48クルーのメンバーによってとられた。イメージはコントラストを改善するために拡張されレンズのノイズが除去されている。

<出典>: 「国際宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック


コメント    この記事についてブログを書く
« 12月16日:虚空に浮かぶ... | トップ | 12月18日:スーパー・ムーン »

コメントを投稿