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12月3日:遠征50クルー、国際宇宙ステーションに向けて打上げ

2016年12月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この長い露出の中で、2016年11月17日に、ソユーズ MS-03 宇宙船が、遠征50クルー、NASAの宇宙飛行士ぺギー・ホィットソン、ロシア連邦宇宙局の宇宙飛行士オレグ・ナビスキー、欧州宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケとともに、バイコヌール・コスモドロームから打上げられているのが見られる。ホィットソン、ナビスキー、ペスケは、軌道の複合体で約6ヵ月を過ごすだろう。

<出典>: 「遠征50(Expedition 50)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: 縦に細長い写真です。ロケットの噴射の火柱が流されずに鮮明に出ている珍しい写真なので取上げてみました。なお、一昨日日本時間12月1日~2日深夜に行われた続くソユーズ MS-04 貨物船は、打上後間もなく通信ができなくなり失われました。ソユーズは宇宙飛行士の送迎にも使われていますが、最後段が有人モジュールか貨物モジュールかの違いであって大きくは同じ構造です。人的被害は出ていないものの、このところソユーズは事故が多く不安定で、この前のクルー、更にその前の大西卓哉飛行士達の打上もほぼ一か月延期されています。

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