天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
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3月31日(木): 高解像度の太陽/火星探査

2022年03月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽軌道船(Solar Orbiter)の極紫外線光によって、約 7500 万キロメートルの距離から見られた太陽。このイメージは、3月7日に、極紫外線画像装置(EUI)の高解像度望遠鏡によってとられた25の個別のイメージの合成である。電磁スペクトルの極紫外線領域、17ナノメートルの波長でとられたこのイメージは、摂氏約100万度の温度を持つ太陽の超高層大気(コロナ)を明らかにしている。この最終的なイメージは、太陽の全ディスクと外の大気圏(コロナ)の、これまでに撮られた最高解像度の、 9148 × 9112 ピクセル、 8300 万超のピクセルを含んでいる。大きさの比較のために2時の位置に地球のイメージが示してある。

<出典>: 「今週のイメージ(Images in week : ESA)」

<大判>: 大判(56MB)はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: カイゼル・クレータの霜解けの砂丘 (リコネッサンス)

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3月30日(水): 星雲への視界/火星探査

2022年03月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ハッブル宇宙望遠鏡によって撮られ、2018年に発表されたこのカラフルなイメージは、地球軌道を周る天文台の28回目の記念日を祝って公開された。写真の中心では、ガスとダストの尾根、空洞、山脈の想像的光景を切り開く、太陽より20万倍明るい若い怪物の星、強力な紫外線放射とハリケーンのような星の風が吹いている。この騒乱は、全て、 4,000 光年にある広大な星の託児所、干潟星雲の中心に起きている。その誕生した物質の繭からハーシェル36と呼ばれる巨星が飛び出し、猛烈な放射線と激しい恒星の風(亜原子粒子の流れ)を解き放ち、カーテンのようなシートでダストを押しのけている。この動きは、午後の雷雨の終わりに雲を突き抜ける太陽に似ている。

<出典>: 「星雲(Nebulae)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 

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<火星探査>

今日のテーマ: 手短に言えば (エクソマーズ・ローバー)

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3月29日(火): 金星と三倍の紫外線の太陽/火星探査

2022年03月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これは非常に変わった種類の日食であった。一般的に太陽を食するのは地球の月である。しかし、2012年に、惑星金星がそれに代った。月による日食のように金星が太陽と並んだとき、金星の面は、継続して薄い三日月になった。最終的に並びは完全になり、金星の面はゼロに落ちた。金星の暗い部分は我々の親星を横断した。この状況は、極度に大きな火のリングとともに、技術的には金星の金環食と分類されるかもしれない。ここに、掩蔽の間に撮られた太陽が、地球軌道を周っているソーラーダイナミクス天文台(SDO)によって、コロナホールと一致する右側の暗い領域と共に、3色の紫外線光で撮られた。金星がその軌道に留まった何時間か後に、薄い三日月形の相が再び現れた。次の太陽面を横断する金星の通過は2117年に起きるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 金星は太陽面の左上に黒い球として小さく見えています。上のリンクで表示されるイメージにカーソルを当てると注釈を見ることができます。

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<火星探査>

今日のテーマ: イオス・カズマの大きな新しい地滑り (リコネッサンス)

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3月28日(月): 50年後、月に関する新しい出来事/火星探査

2022年03月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

後の世代のために密閉されたタイム・カプセルのように、アポロ17号の間に集められた、これまで開かれていなかったアポロ時代の月のサンプルの一つが、ヒューストンのNASAのジョンソン宇宙センターの、宇宙素材調査と探査科学(ARES)部門で、慎重に開かれた。この貴重なまた保存状態の良いサンプルは、地球の最も親しい天の隣人、月の永久の地質記録への狭い窓として役立つだろう。アポロ17号月コア・サンプル 73001 のこのイメージは、1972年12月にアポロ宇宙飛行士達によって集められて以来初めての、ヒューストンのジョンソン宇宙センターでの、そのドライブ・チューブからの取出しを示している。

<出典>: 「月(Earth's Moon)」

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<火星探査>

今日のテーマ: 氷のように冷たい (リコネッサンス)

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3月27日(日): 札幌の街の灯

2022年03月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

豊平川で分けられた北海道の都市札幌が、日本海の高度264マイルを飛ぶ国際宇宙ステーションから描かれている。(2022年3月8日)

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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3月26日(土): マニクアガン貯水池を囲む氷の大地/お知らせ

2022年03月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

先史時代の隕石の衝撃で形成された湖、マニクアガン貯水池(Manicouagan Reservoir)を取り巻く凍った地形が、カナダ東部261マイル上空を周回する国際宇宙ステーションから描かれている。

<出典>: 宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには、ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 昨日・今日、JAXA相模原のキャンパスが開かれています。 Youtube を通して見ることができます。「ホームページ」の「国内機関による中継放送とビデオ」から。なお、相模原キャンパスは「はやぶさ」の拠点のある所です。

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3月25日(金): 火星の花の形をした岩/火星探査

2022年03月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これはこれまでに火星で見つかった珍しい岩の一つである。ペニーよりも小さいこの岩は、花のように見せるいくつかの付属するものを持っている。もしこの岩が、本当に化石化した古代の火星の花であったら、それは大きな発見になるだろうけれども、その異常な構造の、壮大な、現在好まれる説明はほとんどない。一つの理論には、この岩は、既存の岩の亀裂または分離で、水に沈澱した鉱物でつくられた凝固の一種であるというものがある。これらの凝固は圧縮され、周囲の岩よりも硬く、密度が高く、周囲の岩が侵食された後も残ることがある。この花の構造はまた結晶の塊によってつくられたのかも知れない。ブラックソーン・ソルト(Blackthorn Salt)と名付けられたこの小さな岩は、以前に撮られた火星の小石に似ている。この注目されるイメージは、2月下旬に、マーズローバーキュリオシティによって撮られた。科学者達は、この驚くべき火星の岩と類似物を撮ったデータとイメージの調査を続けている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: ゲールクレータ (マーズオデッセイ)

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3月24日(木): ガイア、ジェームス・ウェッブをスナップ/火星探査

2022年03月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2022年2月18日に、ヨーロッパ宇宙機関のガイア(Gia)天文台で撮影されたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のイメージ。背景のフレームは、ガイアの二つの望遠鏡からの二つの観測の、最初のガイアのスカイマッパー機器から特別に記録されたイメージの切り抜きである。赤みを帯びた色は人工的なものであり、説明のためだけに選ばれた。フレームには、いくつかの比較的明るい星、いくつかのかすかな星、いくつかの乱れ、そしてウェッブの宇宙船が見える。それは緑色の円で示されている。左の灰色の挿入は、フレームを拡大して Webb イメージをフル解像度で示している。それは中央の僅かに伸びた光の斑点である。他の三つの明るい点は、 2.5 秒間の露光の間に CCD チップに当たった宇宙線粒子の痕跡である。ここに搭載されたソフトウェアは、これら星のイメージ達を自動的かつ確実に切り分けることができる。右側の灰色の差込みは、最初の写真の約 106.5 分後にガイアの望遠鏡によって撮られた、ガイアの望遠鏡の視界の二回目のフィールド、ウェッブの二回目の写真である。それぞれのイメージは、ウェッブ宇宙船から到着した 1000 弱の太陽光子(sunlight photon)によってつくられた。

<出典>: 「今週のイメージ(Images in week : ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ(Images in week : ESA)」は、複数の記事が含まれて発表されます。原典を見るには、上のリンクから該当記事を追ってください。

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<火星探査>

今日のテーマ: デルタへの道 (パーサビアランス)

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3月23日(水): NASA、5千の太陽系外惑星を確認/火星探査

2022年03月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの宇宙望遠鏡によって導かれた30年の発見の旅を表す確認された系外惑星の数が、今まさに5000を超えた。左程長い昔でなく、我々は、少しの既知の惑星のみがあり、それらの全てが我々の太陽を周っている世界の中で生きてきた。しかし、今では 5,000 を超える惑星が、我々の太陽系の彼方に存在することが確認されている。3月21日、NASAの系外惑星目録に、65の系外惑星の最新の束が加えられた。これまでに発見された 5,000 を超える惑星には、地球のような小さな岩の世界と、それらの親星達の焼けつくような近くを周る「熱い木星(hot Jupiter)」があった。恐らく地球より大きな岩の世界「スーパーアース」と、海王星より小さなバージョンである「ミニ海王星」がある。一度に二つの星達を周っている複合惑星に加え、死の星の崩壊した残骸を周っている惑星もある。

<出典>: 「系外惑星(Exoplanet)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 解説アニメーション動画(二種)を見るには、ホームページの「今日の宇宙(astronews)」から。

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<火星探査>

今日のテーマ: 「サンタクルス」の方角を見る (パーサビアランス)

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3月22日(火): 予想外に出現が少なかった2022年のしぶんぎ座流星群/火星探査

2022年03月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

毎年1月初めに現れるしぶんぎ座流星群は、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並んで「三大流星群」として、流星が多く流れることで知られています。19世紀にも出現記録があり、20世紀に入って数年に一度、出現が観測されるようになりました。一方で、三大流星群の中では極大期の継続時間が短いことも知られています。ペルセウス座流星群やふたご座流星群では、活動度が極大時(最大時)の半分以上となる期間(半値幅)が1日程度継続するのですが、しぶんぎ座流星群では、4分の1日ほど(約6時間)です。この流星群の元となるとなる塵は、太陽と木星によって軌道が乱されやすい状況にあります。今年のしぶんぎ座流星群が予想以上に出現数が少なかった理由は判明していませんが、流星となった元の塵が2020年頃に木星に接近傾向にあったために、その引力に影響されたというのも有力な理由の一つとされています。

<出典>: 「国立天文台」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 流星群の基礎知識としても分かり易いので取り上げてみました。前編・後編の2部作ですが、日本語で基礎的知識としても読めますので、上のリンクから直接ご覧になってください。

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<火星探査>

今日のテーマ: 車輪の軌跡を振り返る (パーサビアランス)

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3月21日(月): ウェッブ、配列の里程標に到達:焦点を当てられた星のイメージ/火星探査

2022年03月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASA/ヨーロッパ宇宙機関/カナダ宇宙機関のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡チームは、重要なミラー配列ステップの完成を続いて、ウェッブの可視光線のパフォーマンスが科学のゴールに対応するか上回ることを期待している。3月11日、ウェッブ・チームは、重要なミラー配列ステップの完成を続いて、詳細なフェーシング(fine phasing)と呼ばれる配列の段階を終えた。ウェッブの可視光線望遠鏡構成要素を確認するこの重要な段階において、チェックされテストされた全ての可視光線パラメータは、予想通り、または、それを上回っている。チームは、また、重要な問題でないが、ウェッブの光路に汚染ではない障害物を発見した。

<出典>: ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ(Images in week : ESA)」は一つのアドレスに複数の記事が掲載されます。この記事はリンクさきから探してください。

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ:  インジェニュイティ:フライト20 (インジェニュイティ)

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3月20日(日): NASAのメガムーンロケットと宇宙船、打上台への最初の搬出を終える

2022年03月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

上部にオリオン宇宙船を載せたNASAの宇宙打上システム(SLS)ロケットは、アルテミスⅠ号月ミッションの前の最終的なテストに備えて、金曜日に、NASAのケネディ宇宙センタの打上台39Bに到着した。NASAの宇宙打上システムのロケットとオリオン宇宙船の背後に月が昇っている。NASAのアルテミスⅠフライトテストに先行して、全て重ねられ統合された宇宙打上システムロケットとオリオン宇宙船は、打上複合施設39Bで、システムの、また初めての打上のための実行秒読み手順を確認するだろう。この無人の飛行試験は、続く有人宇宙船を月に送るための確認試験である。

<出典>: 「アルテミス1(Artemis1)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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3月19日(土): エクソマーズ、2022年3月7日に中止される

2022年03月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

政府間の組織として、ヨーロッパの価値を全面的に期待して、我々は、ウクライナへの深い攻撃の人間の犠牲者と悲劇の結果を遺憾に思う。一方、宇宙の科学的な調査に関しも衝撃を認めている。ヨーロッパ宇宙機関は、その加盟国によって、ロシアによる制裁、エクソマーズにも完全に対応する。ヨーロッパ宇宙機関の主たる会議は、パリで、3月16日~17日に会合を持ち、エクソマーズに関する、ウクライナでの戦争から起きている状況を評価した。このローバー・ミッションの打上ついては、現状では、2022年にロスコスモス(ロシア国営会社)と協力することはできないことを認め、ヨーロッパ宇宙機関の長は、それに応じて協力活動を停止するために適切なステップをとることを命じた。仏領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートからの人員を引き下げるというロスコスモスによる決定の後、ソユーズによって打上が予定されていたすべてのミッションは保留された。これらは、基本的に四つの組織のミッションに関係する。ガリレオ M10 、ガリレオ M11、ユークリッドと EarthCare のひとつの新しい組織の打上である。ヨーロッパ宇宙機関は、打上サービス入手実体(ガリレオM10、ガリレオM11、ユークリッドと EarthCare である。ヨーロッパ宇宙機関会長はこれらのミッションのための潜在的な他の打上の可能性を評価を始めた。一方、国際宇宙ステーションはクルー安全含めて安全に運用が続いている。

<出典>: 「ヨーロッパ宇宙機関」

<動画>: イメージは動画にリンクしています。

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<火星探査> 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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3月18日(金): 星間彗星 2I ボリソフ/火星探査/お知らせ

2022年03月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ミルキーウェイ銀河の何処かから、彗星 2I ボリソフ(Comet 2I/Borisov)が、将に太陽系を訪問していた。2019年8月30日、アマチュア天文学者ゲナディ・ボリソフ(Gennady Borisov)によって発見され初めて知られた星間の彗星が、2019年11月と12月の、これら二つのハッブル宇宙望遠鏡イメージに見られる。ハッブルが地球から約3億 2700 万キロメートルの彗星とダストの尾を追う中で、左図のボリソフの近くの遠い背景の銀河はぼやけている。右の 2I/Borisov は、太陽に最も近い近日点の直後に現れている。ヨーロッパ南天文台の観測は、この彗星は、2019年の近日点通過の前には、いかなる星の近くをも通過しないだろうことを示している。約2億 9000 万キロメートルの距離への我々の惑星へのボリソフの最接近は2019年12月28日であった。ハッブルの鋭いイメージでさえ彗星の核は解読できないが、その直径が1キロメートル未満との推定につながった。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: ジグザクの溝を持つカイゼル・クレータ砂丘 (リコネッサンス)

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<お知らせ>: 今日18日、月探査復帰の最初となる、アルテミス1号月大型ロケットの搬出が予定されています。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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3月17日(木): 複合波長蟹星雲/火星探査/お知らせ(重要)

2022年03月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

カニ星雲は、彗星ではないものの、チャールズ・メシエの有名なリストの最初のオブジェクトである M1 としてカタログ化されています。実際に、このカニは、1054年に地球上で目撃された、巨大な星の死の爆発の破片を拡げる超新星の残骸として知られている。 宇宙から、チャンドラ(X線)、XMM-ニュートン(紫外線)、ハッブル(可視光線)、スピッツァー(赤外線)からのデータお、紫、青、緑、黄色で示している。地上からは VLA の電波波長データが赤で示されている。現代の天文学者達に知られている最もエキゾチックな天体の一つ、毎秒30回転する中性子星カニパルサーは、イメージの中心近くの明るい点である。この恒星のコアの崩壊した残骸は、宇宙の発電機のように、全電磁スペクトルにわたってカニの放出に力を与えている。約12光年に及ぶカニ星雲は、おうし座の 6,500 光年にある。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: NASA、ヘリコプターミッションを延長 (インジェニュイティ)

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<お知らせ>: 明日18日、月探査復帰の最初となる、アルテミス1号の搬出が予定されています。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。アルテミス1号のミッションは、今後の月への復帰を目指して、先ずは無人の宇宙船を送り、月を周回させて戻し回収するテストを行います。打上ロケット、宇宙船、打上設備等が全て初めての実用です。

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