天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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9月30日(月):3Dのゲートウェイ宇宙ステーション

2024年09月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 3Dの月面ゲートウェイ宇宙ステーション

深宇宙科学探査の未来に没頭し、ゲートウェイ(Gateway)の3Dモデルをダウンロードしよう。イメージをクリックしてドラッグし、複数の角度から月面の宇宙ステーションの外観を探索しよう。

宇宙飛行士達の国際チームは、人類初の月周回宇宙ステーションであるゲートウェイを使って、深宇宙の科学的な謎を探求する。ゲートウェイは、科学的発見のために人間を月面に送り返し、火星への最初の有人ミッションの道筋を描くアルテミス・キャンペーン(Artemis campaign)の一部である。

国内外のパートナーと共同で建設されるゲートウェイは、人類初の月周回宇宙ステーションとなる。これは、月面での永続的な存在を確立し、火星への最初の有人ミッションへの道を開くNASAのアルテミス・キャンペーンの一環として、月探査と深宇宙発見の新時代をサポートする。ゲートウェイの素子は、世界中の施設で製造されている。最初の二つのモジュールは、アルテミスⅣに先立って月周回軌道に打ち上げられる。ゲートウェイの詳細、およびその建設と月周回軌道への旅に関する最新情報については こちら(英語) から。

ゲートウェイのコア
このインタラクティブモデルは、ゲートウェイのコア・エレメントを紹介しており、ゲートウェイは一年中月軌道に留まり、貴重な科学データを収集しながら自律的に運用される。月面宇宙ステーションは、クルーの宇宙船と補給モジュールがドッキングし、月面へのミッションに備える中央ハブとして機能する。

国際ゲートウェイの月周回軌道(右図)
NASAのゲートウェイ宇宙ステーションのユニークな月周回軌道は、アルテミス計画の宇宙飛行士達とその宇宙船に、アルテミスミッションの焦点である重要な月の南極地域を含む月の表面全体へのアクセスを提供する。また、深宇宙環境内でのユニークな科学的機会を提供する。

<ひとこと>: 複数の記事から編集しています。左上のイメージのリンク先は動画 .mp4 、右下のイメージのリンク先は動画 .gif です。

<出典>: Dylan Connell(著者名です)

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9月29日(日):より安全な方法を

2024年09月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: より安全な方法を

1994年9月16日、宇宙飛行士のマーク・C・リーは、クルーが船外活動中に拘束から外れた場合に使用するように設計された SAFER(Simplified Aid for EVA Rescue)システムの試験を行った。 STS-64 ミッション中に行われたこの船外活動は、10年ぶりの米国の無重力宇宙遊泳だった。

この SAFER テストは、スペースシャトルと宇宙ステーションの、二つのプログラムのニーズに対する共通の要件セットを確立し、 SAFER の飛行デモンストレーションを開発し、システムのパフォーマンスを検証し、最後にシャトルとステーションプログラム用の SAFER の製品バージョンを開発することを目的とした、より大きな SAFER 計画の第一フェーズだった。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Monika Luabeya(著者名です)

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9月28日(土):すばる望遠鏡、バーチャルツアー

2024年09月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: すばる望遠鏡、バーチャルツアー

国立天文台ハワイ観測所が運用するすばる望遠鏡は、酸素が地上の 6 割しかない標高約 4200 メートルのハワイ島マウナケア山頂域にあります。このバーチャルツアーではウェブブラウザまたは VR ゴーグルを使って、すばる望遠鏡ドーム内を 3D またはバーチャル空間で自由に散策することができます。また一部主要施設については説明・動画付きでご覧になれます。いつでもどこでも気軽に「すばる体験」をお楽しみください。

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画のページです。下部をご覧ください。

<出典>: すばる望遠鏡

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9月27日(金):宇宙計時のための新技術

2024年09月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 時計の再開発:NASAの宇宙計時のための新技術

地球上では、腕時計が数秒遅くても問題ないかも知れない。しかし、宇宙船の重要な機能には、10億分の1秒以下の精度が必要である。たとえば、 GPS を使用したナビゲーションでは、衛星からの正確なタイミング信号に依存して位置を特定している。NASAのゴダード宇宙飛行センターの三つのチームは、宇宙探査の計時を新たな精度に引き上げるために取り組んでいる。

あるチームは、重要な宇宙船の通信とナビゲーションを支援するために、高精度の量子クロック同期技術を開発している。別のチームは、望遠鏡を一つの巨大な天文台として機能させるために、宇宙ベースのプラットフォームでの時計同期の技術を採用することに取り組んでいる。第3のチームは、現在の技術では不可能な科学観測を可能にするために、金属化学元素であるストロンチウムをベースとした宇宙船用原子時計を開発している。

社会では、電力網管理、株式市場の開場、金融取引など、多くの重要な機能にクロックの同期が必要である。二つのクロックを並べて同期させると、永遠に同じ速度で時を刻むことが期待できるかも知れない。しかし、実際には、特にそれらの時計が時速数万マイルで移動する宇宙船に搭載されている場合には、時間が経過すればするほど時計は同期しなくなる。

時計を同期させ、望遠鏡を結んで、これまで以上に多くのものを見る。
天文学では、一般的経験則では、望遠鏡が大きければ大きいほど、そのイメージは良くなる。仮に地球ほどの大きさの望遠鏡があれば、宇宙のイメージは非常に高解像度になるが、それは現実的ではない。しかし、さまざまな場所に複数の望遠鏡を設置し、各望遠鏡が高い時間の精度で記録し、その後、その観察をつなぎ合わせて、超高解像度のイメージを作成できる。

宇宙旅行のためにつくられた光原子時計
現在、宇宙船のナビゲーションシステムは、可能な限り正確な時刻を得るために、搭載された原子時計に依存している。ゴダードの物理学者は、原子時計のより正確なタイプである光原子時計を研究している。光原子時計は実験室には存在しているが、チームは、より精度の高い宇宙船対応バージョンの開発を目指している。

<ひとこと>: 記事は要約です。地球規模の望遠鏡の実例としては、2019年4月に発表された、イベント・ホライズンズ・テレスコープによって撮影された M87 中心の超大質量ブラックホールが知られている(左上の図)。この撮影では地球規模の8基の電波望遠鏡が、数日間にわたって収集した撮影データを基に作成された。大判はイメージのリンクから。

<出典>:  Goddard Digital Team

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9月26日(木):探査のための月面標準を開発

2024年09月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: NASA、探査イニシアチブのための月面標準を開発

NASAは、4月のホワイトハウスからの政策指示を受けて、米国政府の利害関係者、パートナー、国際標準化団体と協力して、調整された月時(LTC:Coordinated Lunar Time)を確立する。NASAの宇宙通信・航法(SCaN)計画は、調整された時間をつくり出す取り組みを主導しており、これによって、太陽系の他の場所にも拡張可能な、将来の月面生態系が可能になる。

月の時間は、科学者達が地球の世界的に認められた協定世界時(UTC)を計算する方法と同様に、月の原子時計の加重平均によって決定されるだろう。現在の分析では、月の表面に置かれた原子時計は1日あたり数マイクロ秒ずつ速く「時を刻む」ように見えることが示されているので、月の正確な位置はまだ決定されていない。マイクロ秒は100万分の1秒である。NASAとそのパートナーは、現在、月の時間を確立するためにどの数学的モデルが最適かを研究している。

マイクロ秒は小さな差と思われるかもしれないが、光速で移動するものの場合、約168のサッカー場の距離を移動するのに十分な時間である。NASAのアルテミス・キャンペーンが月面とその周辺で持続的なプレゼンスを確立する準備をしている中で、NASAの SCaN チームは、重要な時差が将来の探査機の安全性に影響を与えないように、月での時間基準を確立する予定である。また、時間システムへのアプローチは、火星や太陽系全体の他の天体に対してもスケーラブルであり、長期の探査が可能になる。

商業的宇宙産業が成長し、より多くの国が月に活動するにつれて、時間の標準化の必要性は高まっている。

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判は省略しました。

<出典>: Brian Dunba(著者名です)

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9月25日(水):NASAの木星探査の八つのこと

2024年09月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: NASAの木星探査ミッションについて知っておくべき八つのこと

地球の向こうの海の世界を調査する、NASA初の宇宙船であるエウロパ・クリッパー(Europa Clipper)は、氷に包まれた衛星エウロパが居住可能かどうかを調べることを目指している。

エウロパクリッパー宇宙船は、NASAが惑星ミッションのためにこれまでに建造した中で最大のものであり、フロリダのケネディ宇宙センタから、興味深い木星の氷の衛星であるエウロパまで、29億キロメートルを移動する。宇宙船の打上期間は10月10日木曜日に始まる。

NASAの過去のミッションのデータは、科学者達に、凍った月の表面の下に巨大な塩の海があるという強力な証拠を提供してきた。エウロパ・クリッパーは木星を周回し、49回月への接近フライバイを行い、厚い凍った地殻の下に生命を維持できる場所があるかどうかを判断するために必要なデータを収集する。

以下はミッションについて知っておくべき八つのことを、項目のみ取上げている。

1、エウロパは、地球外で現在居住可能な条件を探すのに最も有望な場所の一つである。
2、この宇宙船は、太陽系で最も過酷な放射線環境、つまり太陽に次ぐ環境の中を飛行する。
3、エウロパ・クリッパーは木星を周回し、月のそばを何十回も飛行しながらエウロパを調査する。
4、宇宙船は、NASAのこれまでで最も洗練された科学機器群を搭載している。
5、アンテナと太陽電池アレイが完全に展開された宇宙船は、NASAが惑星ミッションのためにこれまでに開発した最大の宇宙船である。
6、木星までは長い旅である。木星は地球から平均して約7億 7000 万キロメートルにある。何れの惑星も動いており、宇宙船が運べる燃料の量は限られている。エウロパクリッパーは火星と地球の重力支援を得て、年間29億キロメートルを旅した後、2030年に木星の周りの軌道に入る。
7、米国とヨーロッパの機関が宇宙船に貢献している。br> 8、8260 万以上の人々の挨拶が、「Message in a Bottle」と呼ばれるミッションキャンペーンの一環として、宇宙船で運ばれている。

<ひとこと>: 記事は一部省略しています。大判はイメージのリンクから。右上のイメージのリンク先は動画 Youtube です。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

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センチネル2C、驚異的な初めてのイメージを提供

2024年09月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: センチネル2C、驚異的な初めてのイメージを提供する

ヨーロッパ宇宙機関のセンチネル2C(Sentinel-2C)は、軌道に打ち上げられてから2週間も経たないうちに、最初のイメージを届けた。これらの壮大な地球の景色は、ヨーロッパが世界をリードする地球観測計画コペルニクスが提供する、新しい衛星のデータを垣間見ることができる。3機目のコペルニクス・センチネル2号衛星は、中央ヨーロッパ時間9月5日3時50分に、フランス領ギアナのヨーロッパの宇宙基地から、最後のベガ(Vega)ロケットで打ち上げられた。

Sentinel-2C は、その兄弟である Sentinel-2A と Sentinel-2B と同様に、軌道高度786 km から、地球の陸地、島、内陸および沿岸水域の高解像度イメージを撮影するマルチスペクトル画像装置を搭載している。

この最初のイメージの一つでは、スペイン南部のセビリアとその周辺を見渡せる。アンダルシアの首都セビリアは、スペインで最も長い川の一つ、グアダルキビル川沿いにある。

<ひとこと>: この記事は、現時点で実用化されている世界で最高の、高精細な地球観測装置の精度を見ていただくために取り上げました。イメージをクリック(タップ)して大判(原版)から確認してください。

<出典>:  Sentinel-2C (ESA)

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9月23日(月):イタリアの南端

2024年09月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: イタリアの南端

国際宇宙ステーションの遠征49クルーによってとられたこのイメージにイタリアの南端が見える。ナポリ市の明る灯がイメージの下部に見える。ロシアのソユーズ宇宙船が手前に見える。

<解説>: これは、8年前の2016年9月20日に掲載された記事である。国際宇宙ステーションへの宇宙飛行士達の送迎は、今でこそ米国独自のスペースXクルー船とロシアのソユーズ宇宙船が並行して担っているが、この時期は、米国のスペースシャトル計画の廃止に伴って、ソユーズ宇宙船が唯一の往復手段であった。現在は、スペースXクルー船とロシアのソユーズ宇宙船には、共に米国とロシアの飛行士達が同乗している。
--- 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Expedition 49, International Space Station

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9月22日(日):北京、中国

2024年09月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 北京、中国

ヨーロッパ宇宙機関のセンチネル1A衛星からこのイメージは、中華人民共和国の首都北京を示している。それは 2,100 万人超が住む世界で最も人口の多い都市の一つである。しかし、中国の新年または 「春節祭」 の間には、休日を家族とともに過ごすために数百万人が大都市から彼らの故郷へ戻る旅をする。それは世界最大の年間の移動と考えられる。このイメージは、2014年10月8日、11月13日、12月31日からの、センチネル1Aレーダーの三つのスキャンの編集である。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Space in Image (ESA)

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9月21日(土):アドリア海の花

2024年09月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 宇宙から見た地球:アドリア海の花

このヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2号のイメージは、イタリアの海岸沿いのアドリア海北部で渦巻く藻類を捉えている。

イメージをクリック(タップ)して、この壮観なイメージを10メートルのフル解像度で見よう。

藻類の異常発生は、植物プランクトン(海面上または海面近くを漂う微細な海洋植物)の急速な成長を表している。植物プランクトンが光合成に使うクロロフィルが周囲の水域を自然に着色し、特定の衛星センサーの使用によって、宇宙からの、これらの小さな生物を検出する手段を提供している。

13のスペクトルチャンネルを持つコペルニクス・センチネル2号の画像装置が、これらのブルームの範囲と進化を検出するために使用できる。2024年8月12日に撮られたこのイメージでは、風と海流が織りなすエメラルドグリーンの縞模様、渦巻き、花の渦がはっきりと見え、約9千平方キロメートルの面積をカバーしている。

藻類の異常発生は、海洋生物の、自然で不可欠な部分である。2024年7月と8月には、表層の水温が 29°C に達する温暖な気候と海の穏やかさが、アドリア海の藻類が分泌する粘液の増加につながった。ここでは、花の至る所に粘液の白い糸が見られる。海流と風が粘液を海岸沿いの目に見える塊に集中させ、漁業活動を妨げ、水泳選手にとっての水の魅力を低下させた。

センチネル2号のような衛星データは、ブルームの成長と広がりを追跡するために使用でき、地方機関が観光や漁業への影響を軽減するためのタイムリーな戦略を実施するのに役立つ。

<ひとこと>: イメージのリンクから大判で見ることをお勧めします。

<出典>: Week in images (ESA)

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9月20日(金):火星:その月、クレータ、火山

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<今日のテーマ>: 火星:その月、クレータ、火山

火星の上空を飛ぶことができたら何が見えるだろう? この注目のイメージは、7月に火星の特に興味深い地域を撮影した、ヨーロッパ宇宙機関のマーズエクスプレス(Mars Express)の光景である。この写真の最も有名な地形は、右上に見える太陽系最大の火山であるオリンパス山(Olympus Mons)である。右の地平線には、別の大きな火星の火山、パボニス・モンス(Pavonis Mons)が見える。いくつかの円形のインパクト・クレータが、この赤い惑星の表面に見ることができる。 印象的なことに、このイメージは、中央のすぐ左に見える、暗く運命的な火星の衛星フォボス(Phobos)を捉えるようにタイミングが合っていた。 左下の表面の地形は、オルカス・パテラ(Orcus Patera)として知られている。 その大きなサイズと長方形の形が珍しく、それをつくり出したプロセスが未だ不明であるために神秘的である。ヨーロッパ宇宙機関のロボット宇宙船マーズエクスプレスは2003年に打ち上げられ、多くの注目すべき科学的発見の中で、火星がかつて大きな水のホームであったという証拠を補強した。

<付記>: 日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、火星の衛星フォボスのサンプルリターンを意図して、今、小惑星「リュウグウ」の探査を終えた「ハヤブサ2号」を火星に向かわせています。このサンプルリターン探査は MMX (Martian Moons eXploration)と呼ばれ、2031年にフォボスから試料を持ち帰る予定です。火星の衛星にはフォボスとデイモスがありますが、木星や土星の衛星のように、惑星周辺を周る材料が固まって同時期につくられたものではなく、宇宙空間を浮遊する小惑星のような天体が、火星の引力によって捕らえられたのではないかという説が有力です。 MMX の採集資料の分析は、この疑問に答えるサンプルを持ち帰ることが期待されています。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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9月19日(木):夜の朝鮮半島

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<今日のテーマ>: 夜の朝鮮半島

国際宇宙ステーションに搭乗していた宇宙飛行士が、夜間の光の分布を示す朝鮮半島の写真を撮った。北朝鮮はこの半島の上部にあり、夜間の明かりはほとんどない。対照的に、韓国は半島の下部にあり、多くの様々な都市からの灯を放っている。半島の両側の海は非常に暗く見えるが、雲が光を反射しているところもある。

最大かつ最も明るい都市の灯の集まりは、黄海の海岸に位置する人口967万人の韓国の首都ソウルである。北朝鮮に見えるのは、人口316万人の首都平壌と、中央の揚徳(ヤンドク)の二つだけである。

ソウルのすぐ北の、黄海から日本海まで半島を横切る細い光の線は、北朝鮮と韓国の間の非武装地帯(DMZ)を示している。この境界は、1953年に国連によって設立され、幅は約4キロメートル、長さ250キロメートルである。

街の灯の明るさと広がりの違いは、人口規模(韓国が約 5,200 万人、北朝鮮が約 2,600 万人)と、両国の都市開発の程度の違いを示している。この夜間照明のイメージは、経済や国内総生産(GDP)の研究にも使用されている。1960年代以降のダイナミックな産業成長によって、韓国は、シンガポール、台湾、香港と並ぶ、アジアの4大国の一つと呼ばれている。この宇宙飛行士の写真は、2024年1月24日に、ニコン D5 デジタルカメラで、焦点距離 24mm で撮られた。
--- 国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達が使う地球観測の写真の撮影には、ほとんどニコン製のカメラが使われている。

 

<参考>: 上の写真は、9月8日の、NASAのスーオミNPPからの、世界の夜間イメージから切り出した、朝鮮半島周辺の明かり(明るさは強調している)である。38度線を挟んだ韓国と北朝鮮の照明の違いは、世界の夜間の写真でも常に際立っている。海にはいくつかの漁火が見えるが、この季節は比較的少ないようだ。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Earth Observatry

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9月18日(火):リングの氷の巨人、ネプチューン

2024年09月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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 最終更新日 9月17日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題
 最終更新日 9月18日  今日の宇宙 ------下の記事と同じ
 最終更新日 9月18日  火星探査情報 -----火星探査情報
 最終更新日 9月13日  地球観測 -------温暖化対策として
 最終更新日 9月18日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表
 最終更新日 9月17日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表
 最終更新日 7月18日  アルテミス2 ------有人月周回への準備
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<今日のテーマ>: リングの氷の巨人、ネプチューン

リングの氷の巨人海王星が、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からのこの鮮明な近赤外線画像の中心近くにある。この薄暗く遠い世界は、太陽から最も遠い惑星であり、地球よりも約30倍離れている。しかしながら、ウェッブの、この惑星の暗く幽霊のような外観は、赤外線を吸収する大気中のメタンによるものである。イメージでは海王星の吸収するメタンの大部分の上の高高度の雲が目立っている。凍った窒素でコーティングされた海王星最大の衛星トリトンが反射する太陽光で海王星よりも明るく、左上にはウェッブ望遠鏡の特徴的な回折スパイクが見られる。トリトンを含む海王星の14の既知の衛星のうち七つがこの視野に識別できる。この宇宙ベースの惑星の肖像画では、海王星のかすかなリングが印象的である。1989年8月にボイジャー2号探査機が海王星を訪れて以来、複雑なリングシステムの詳細が初めてここに見ることができる。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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9月17日(火):ボイジャー1号、トリッキーな推進装置交換

2024年09月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: ボイジャー1号チーム、トリッキーな推進装置交換を実現

双子のボイジャー(Voyager 1 & 2)は、1977年から飛行しており、現在、太陽系の外の領域を探査している。この宇宙船は、推進装置を使用して地球に向いているが、宇宙で47年が経過し、一部の燃料チューブが詰まってしまった。

NASAのボイジャー1号探査機に取り組んでいるエンジニア達は、宇宙船の推進装置の問題をうまく軽減した。推進装置は、遠方の探査機を地球に向けて維持し、コマンドを受信し、エンジニアリングデータを送信し、収集している独自の科学データを提供できるようにしている。

47年の後、推進装置内部の燃料チューブは、宇宙船の燃料タンクのゴム製ダイヤフラム(横隔膜)から経年劣化とともに現れる副産物、二酸化ケイ素で詰まっている。この目詰まりは、推進装置が力を生成できる効率を低下させる。何週間にもわたる慎重な計画の後、チームは宇宙船を別の推進装置のセットに切り替えた。

推進装置は液体ヒドラジンを燃料とし、これをガスに変えて数十ミリ秒のパフで放出し、宇宙船のアンテナを地球に向けてゆっくりと傾ける。目詰まりした推進装置が健康であれば、これらの短いパルスを1日に約40回行う必要がある。

2002年、NASAのジェット推進研究所に拠点を置くミッションのエンジニアリングチームは、ポインティングに使用されている姿勢推進装置ブランチの一部の燃料チューブが詰まっていることに気づき、2番目のブランチに切り替えた。2018年にそのブランチが目詰まりの兆候を示したとき、チームは装置を切り替えた。

現在、これらの軌道修正推進装置のチューブは、2018年に交換した元のブランチよりもさらに詰まっている。チューブの開口部はもともと直径が僅か 0.25 ミリメートルだったが、目詰まりによって 0.035 mm、つまり人間の髪の毛の幅の約半分に減少した。その結果、チームは姿勢推進推進装置のブランチの1つに戻す必要があった。

推進装置のウォーミングアップ
異なる推進装置への切り替えは、主に電源と温度に関連する新たな課題をもたらした。このミッションでは、プルトニウムの崩壊によって生成される電力供給が徐々に減少するのを節約するために、二つの宇宙船の一部のヒーターを含むすべての不要な搭載システムをオフにした。

これらの措置は電力を削減するのに役立った一方で、宇宙船の寒さを増し、熱を発生させる他の重要でないシステムの損失によって影響が悪化した。その結果、姿勢推進推進装置の枝が冷え、その状態で電源を入れると推進装置が損傷し、推進装置が使用できなくなる可能性がある。

更なる調査と計画の後、エンジニアリングチームは、宇宙船のメインヒーターの一つを最大1時間安全にオフにし、推進装置のヒーターをオンにするのに十分な電力を解放できると判断した。

8月27日、彼らは必要な推進装置のブランチが再び作動し、ボイジャー1号が地球に向けられていることを確認した。

今後、全て決定には、以前よりもはるかに多くの分析と注意が必要になるだろう。

この探査機は、太陽が作り出す粒子と磁場の泡の外側の領域、星間空間を探査しており、今後も長期間他の探査機が訪れることはないだろう。ミッション科学者達のチームは、ボイジャーが星間環境がどのようなものかを明らかにし続けることができるように、ボイジャーをできるだけ長く維持するように取り組んでいる。

<ひとこと>: ボイジャー(Voyager 1 & 2)は、太陽系を離れて宇宙空間を探査している稀有な探査機であり、今後も当分はこのような探査は計画出来ないでしょう。長期間の飛行で何かと問題を起こしていますが、幸い、その度に切り抜けています。なお、この記事は宇宙船の構造やその原理の触れており、訳を誤る恐れがあることから、要点のみ意訳しました。大判はイメージのリンクから。

<出典>: agreicius(著者名です)

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9月16日(月):偉大なオーロラ

2024年09月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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<今日のテーマ>: 偉大なオーロラ

国際宇宙ステーションがオーストラリアと南極大陸の間の南インド洋の273マイル(437キロメートル)上空を周回するとき、鮮やかなオーロラが地球の空を流れる。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Gary Daines(著者名です)

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