天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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12月31日: 彗星レオナルドの尾の切断/火星探査/お知らせ

2021年12月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

彗星レオナルドの尾に何か変わったことが起きている。それは切断である。クリスマスに Gerald Rhemann によってとられたこの写真を見よう。写真の中央右に断裂が現れている。これは切断である。彗星レオナルドの尾は切れ、太陽風によって運ばれている。しかしレオナルドの尾の全てが切断されているわけではない。彗星レオナルドは、12月15日以降、彗星のコアの分裂のサインとして明るさで3倍燃え上がった。彗星レオナルドは、1月3日に、太陽に 0.61 AU に接近する。増加する熱と太陽の嵐への接近は、新しい爆発と断裂を誘発するだろう。南半球の天文学者達は、けんびきょう座を滑空する最高の視界を持つだろう。

<出典>: 「スペースウェザコム・ニュース(Spaceweathercom.news)」

<大判>: 大判は上のリンク先から。

<ひとこと>: 写真は個人の撮影です。著作権が保護されていますのでご注意ください。

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<火星探査>

今日のテーマ: 古代の川 (火星探査軌道船(MRO))

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 1月1日から1月5日までの本サイトの更新は休みます。

 

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12月30日: ソユーズ MS-19 クルー船とプリチャルドッキングモジュール/火星探査

2021年12月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

二つのロシアの宇宙船と新しいドッキングモジュールが、国際宇宙ステーションに取り付けられて撮られる。ソユーズ MS-19 クルー船が手前のラスベットモジュールにドッキングし、このソユーズの後に、現在、「ナウカ」多目的研究室モジュールに駐機している新しい プリチャル(Prichal)ドッキングモジュール に取り付けられたプログレス貨物船がある。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 層になった堆積と風紋 (火星探査軌道船(MRO))

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

 

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12月29日: 地球の上のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡/火星探査

2021年12月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大きな新しい望遠鏡が宇宙にある。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)は、ハッブルより5倍以上大きな鏡を持ち、赤外線光で一層よく見ることができる。この写真は、仏領ギアナから打上げられ、アリアン5ロケットの上段によって解放された後の、地球高くの JWST を示している。来月以降、 JWST は、太陽と地球の共同軌道、太陽・地球の L2 ポイント近くに動くだろう。この時、また、続く5ヵ月間、 JWST は、そのセグメント化された鏡と洗練された科学器具のアレイを解き、それらをテストするだろう。何もかもうまく行けば、2022年夏に、 JWST は、宇宙を横断して銀河達の、また、我々のミルキーウェイ銀河を横断して恒星を周っている惑星達の調査を始めるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 火星日3344-3346日:新年の計画 (キュリオシティ)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

 

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12月28日: スヌーピー、アルテミスⅠで飛ぶ/火星探査

2021年12月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

来年早期の打上前にオリオン宇宙船に搭載される、アルテミスⅠミッションのゼロGインジケータ、スヌーピーが、2021年12月2日に、NASAのケネディ宇宙センタに届けられた。この無重力インジケータは、微重力状態の宇宙船が無重力状態に達したとときに見ることができる指標を提供する、この宇宙船で運ばれる小さなアイテムである。オリオンには宇宙飛行士達は不在であり、キャビンに乗っているスヌーピーがその旅を世界と共有する。この写真は、宇宙船組立ビルディングの中の、今では宇宙打上システム(SLS)ロケットに搭載されているスヌーピーを示している。NASAは、スヌーピーの旅とミッションについて教育しまた共有するために、ピーナッツとの同意の下で働いている。

<出典>: 「アルテミスⅠ(Artemis I)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: アルテミスⅠミッションは、アルテミス計画の下での月への有人飛行の前に、無人で月を周回し地球に戻る最初のテスト飛行です。

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<火星探査>

今日のテーマ: ゲルダ研磨片の中の有機物質の SHERLOC の視界 (パーサビアランス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

 

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12月27日: ウェッブ望遠鏡、初めての銀河、遠くの世界を見るために打上げ/火星探査

2021年12月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、東部標準時間土曜日午前7時20分(日本時間土曜日午後9時20分)に、南米フランス領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートから、アリアン5ロケットで打上げられた。欧州宇宙機関とカナダ宇宙機関との共同の取組みであるウェッブ天文台は、初期宇宙の最初の銀河からの光を求め、また、太陽系のみならず、系外惑星と呼ばれる他の恒星を周回する惑星を探査する、NASAの革命的な旗艦ミッションである。地上チームは、打ち上げから約5分後に Webb からのデータを受取り始めた。アリアンスペースのアリアン5ロケットは計画通りに飛行し、天文台は高度約 1,400 キロメートルで放出された。打ち上げから約30分後、ウェッブはソーラーアレイを展開し、ミッションマネージャーはソーラーアレイが天文台に電力を供給していることを確認した。ソーラーアレイの配備後、ミッションオペレーターはケニアのマリンディ地上局を経由して天文台との通信リンクを確立し、ボルチモアの宇宙望遠鏡科学研究所の地上管制は宇宙船に最初のコマンドを送る。エンジニアと地上管制官は、打上げから約12時間30分後に3回の中間矯正点火の最初の点火を行い、ウェッブの推進装置を発射して、地球から約160万キロメートル離れた軌道上の目的地に向かって最適な軌道で宇宙船を誘導する。

<出典>: 「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 写真はヨーロッパ宇宙機関のページから。打上の短いビデオは こちら(.mp4) から。解説はNASAの記事の一部。

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<火星探査>

今日のテーマ: 上下から見たパーサビアランスのトラバース (パーサビアランス)

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12月26日: マリナー10号:惑星間重力支援を使った初めてのミッション/火星探査/お知らせ

2021年12月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このアーティストの印象は、マリナー10号ミッションを描いている。1972年11月3日に打上げられたマリナー10号は、惑星金星のフライバイを使って水星に出会うパスを変える、惑星間重力支援を行った最初のミッションであった。これにより、この宇宙船は、1974年と1975年に3回、水星に出会うことが可能となった。

<出典>: 「惑星、水星(Mercury (Planet))」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: スーパーカムの視界 「Cine」 (パーサビアランス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: ジェームスウェブ宇宙望遠鏡打上の記事は明日掲載します。

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12月25日: アリアン5に載せたウェッブ打上台へ搬出/火星探査/お知らせ

2021年12月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のアリアン5に納められたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、12月23日木曜日に、仏領ギアナのヨーロッパの宇宙ポートの打上台へ向かうために最終組立ビルを離れた。打上プラットフォームの高さ53メートルに立つアリアン5は、最終的なヘルスチェックと離陸準備が行われる打上台へ、レールに沿って運ばれた。ウェッブは、離陸の約20分前に内部のバッテリーパワーに切り替えられ、天文台とその打上船は、離陸前15分までに飛行の全てをクリアするだろう。国際協力合意の一部として、ヨーロッパ宇宙機関は、アリアン5打上船を使って、この望遠鏡の打上サービスを提供している。

<出典>: 「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 打上は日本時間今日25日午後9時20分の予定。中継放送の時刻などはホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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<火星探査>

今日のテーマ: 火星のジェゼロクレータの「Brac」周辺地域のマストカメラZの視界 (パーサビアランス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 欧米はクリスマス休暇に入っていますが、ジェームスウェブ宇宙望遠鏡の打上もあり、また、未掲載の情報も多くありますので、本ページは掲載を続けます。更に、火星の記事もしばらく土曜・日曜を含めて掲載します。

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12月24日: 彗星レオナルドのセンセーショナルな尾/火星探査/お知らせ

2021年12月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

世界中の望遠鏡が、12月20日に爆発した、彗星レオナルド(C/2021 A1)を捕えるために追っている。昨晩、 Gerald Rhemann が、ナミビアから遠隔制御で、この彗星のセンセーショナルな尾の流れる破片の塊と渦を撮った。「小さな望遠鏡が非常に複雑でダイナミックな尾を露わにしている」と、チリのアタカマ砂漠から彗星を撮った Daniele Gasparri (写真は こちら から)は加えた。「それは、珍しい空の美である。」
近い将来更に多くの騒動があるかもしれない。この彗星は1月3日の太陽への最接近(0.61AU)に向かっている。増加する熱は、彗星のコアからガスとダストの新しいジェットを放ち、氷と岩の膨大な量を吹き飛ばす。彗星レオナルドは南の夏の空高く登り、南半球の天文学者達は最高の視界を持つだろう。

<出典>: 「スペースウェザーニュース(Spaceweather news)」

<大判>: 上のリンクから追ってください。

<ひとこと>: 記事は大幅に要約しています。レオナルド・ギャラリーは こちら から。

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<火星探査>

今日のテーマ: 火星のジェゼロクレータの「Dourbes」のワトソンの視界 (パーサビアランス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 
➀ 欧米はクリスマス休暇に入っていますが、ジェームスウェブ宇宙望遠鏡の打上もあり、また未掲載の記事も山積していますので、本ページの掲載は続けます。
➁ 明日12月25日、ジェームスウェブ宇宙望遠鏡の打上があります。ご覧になるには、ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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12月23日: ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の青写真/火星探査

2021年12月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のこれらの青写真はビデオシリーズの柱として作成されたが、その時からダウンロードとして提供している! --- 詳細を見よう、小さな文字のいくつかがラテン語であることに気付くだろう。ウェッブは、南アメリカの北東部沿岸の仏領ギアナのクールーのヨーロッパの宇宙ポートから、アリアンスペースのアリアン5ロケットで、東部標準時12月25日土曜日午前7時20分(日本時間土曜日午後9時20分)の打上が目標とされている。

<出典>: 「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(Webb Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 「離着陸場 J」のインジェニュイティ (パーサビアランス)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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12月22日: ヨーロッパの宇宙ポート、クールー/火星探査

2021年12月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<速報、追記>ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打上は、一日延期され、12月25日土曜日になりました。中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の来るべきアリアン5の打上に先だって、コペルニクスセンチネル2号ミッションは、仏領ギアナの、クールーの北西のヨーロッパの宇宙ポートに我々を連れて行った。衛星を打上げるベースとして1964年にフランス政府によって選ばれ、現在は、ヨーロッパ宇宙機関が開発したロケットファミリー、アリアンとベガのホームである。クールーは赤道の500キロメートル北にあり、地球の回転速度からの「スリングショット効果」によってロケットが特別な性能を得られ、またサイクロンや地震の危険性がないので、軌道への打上の理想的な場所になっている。

<出典>: 「センチネル2号(Sentinel-2)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 「セイタの岩」の二つの視点 (パーサビアランス)

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12月21日: NASA、ウェッブ望遠鏡の打上放送をセット/火星探査/お知らせ

2021年12月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAは、世界最大で最も強力な宇宙科学望遠鏡、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打上の放送を提供する。ウェッブは、仏領ギアナのクールーのヨーロッパの宇宙ポートから、アリアン5ロケットで、12月24日金曜日に打上げられる予定である。打上の放送は、NASAテレビ、NASAアプリ、NASAのウェブサイトで放送される。フェースブックツィッター、 YouTube、 Twitch、 Daily Motion でも中継を見ることができる。
ウェッブミッションは、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とカナダ宇宙局(CSA)との国際協力であり、太陽系内部から、初期宇宙の最遠の銀河達まで、また、その間の全ての宇宙の歴史のあらゆるフェーズを探査する。ウェッブは新しいまた予想外の発見を明らかにし、人類が宇宙の起源を、また、その中での我々の位置を理解するのに貢献するだろう。

<出典>: 「ウェッブ望遠鏡(Webb Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 中継放送の時刻などはホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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<火星探査>

今日のテーマ: 「セイタ」の鉱物の多様性 (パーサビアランス:探査車)

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<お知らせ>: 前沢・平野を含むソユーズ MS-20 クルーは、日本時間20日午前8時50分に国際宇宙ステーションを離れ(右図)、午後0時13分ごろにカザフスタンに着陸しました。

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12月20日: ウェッブの打上、12月24日で固まる/火星探査/お知らせ

2021年12月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打上は、国際時間12月24日12時20分(日本時間12月24日午後9時20分)を目標にすることが確認された。18日遅く、打上サイトのチームは、アリアン5打上ロケットへの天文台の封入を成功裏に終えた。ウェッブの最終的な打上準備確認は12月21日火曜日に開かれ、確認されれば、12月22日水曜日の搬出が計画されている。

<出典>: 「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として、主として赤外線を使って遠い宇宙を調査することを目的としています。開発はNASAを中心に行われましたが、打上はヨーロッパ宇宙機関の打上基地から、同じくヨーロッパ宇宙機関のアリアン5を使って行われます。11月29日、30日、12月16日の記事を参照。NASAからの打上中継放送はホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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<火星探査>

今日のテーマ: 「セイタ」からジェゼロデルタへの横断 (パーサビアランス:探査車)

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<お知らせ>: 日本時間今日午前、ソユーズ MS-20 (含:前沢、平野)が国際宇宙ステーションから帰還します。中継放送時刻等はホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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12月19日: ソユーズ MS-20 クルーと遠征66クルー/お知らせ

2021年12月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

三名のソユーズ MS-20 クルーと七名の遠征66クルーメンバーが、グループ撮影に参加している。前列、左から、日本の宇宙飛行参加者ユウサク・マエザワ、ロシアの宇宙飛行士アレキサンダ・ミサーキン、日本の宇宙飛行参加者ヨウゾウ・ヒラノ。中央左から、ロシアの宇宙飛行士達ピョートル・ダブロフとアントン・シュカプレロフ、NASAの宇宙飛行士マーク・バンデ・ハイ。後列左から、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士マッテヤス・マーラー、 NASAの宇宙飛行士トーマス・マーシュバーン、ラハ・チャリ、ケイラ・バロン。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<注記>: ソユーズ MS-20 クルーは日本時間明日12月20日、国際宇宙ステーションを出立します。記事にもあるように、NASAでは、ソユーズ MS-20 クルーは遠征66クルーとは別扱いです。この飛行には日本国内にも様々な見方や意見があるようですが、更に大きくは、時の流れに伴うアメリカとロシアの連携の変遷が垣間見られ国際的にも複雑です。

NASAは、これまで、国際宇宙ステーションの運用に関して、何かにつけてロシアに資金を援助してきました。しかし、NASAは、最近では、近地球軌道探査は民間に移管し、アルテミス計画(月有人探査)に注力しています。特にスペースX社のクルードラゴンが安定的に就航できるようになったことから、ロシアのソユーズに依存せずに済むようになったことも背景にあるのかもしれません。一方、ロシアの運営資金の苦しさが次第に表面化しています。今回の飛行は往復とも同じメンバーであり、国際宇宙ステーションの本来業務でなく、資金を得る目的であることがはっきりしています。また、前回のソユーズも、2名はロシアの映画関係者(1名は女優)であり、国際宇宙ステーションに関する映画を撮ることを目的にしていました。NASAは2024年までに人間を月に送る計画です。これに成功すれば、国際宇宙ステーションへのNASAの関りは難しくなるでしょう。2025年以降の国際宇宙ステーションの進め方も未決定のままです。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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<お知らせ>: ソユーズ MS-20 クルーは日本時間明日12月20日、国際宇宙ステーションを出発し帰還します。NASAテレビの中継放送があります。ご覧になるには、ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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12月18日: 彗星レオナルド、金星に接近(差替)

2021年12月18日 11時55分45秒 | 天文・宇宙

16日遅く、彗星レオナルド(C/2021 A1)は金星から僅か420万キロメートルを通るだろう。それは、有史上最も接近した彗星・金星の遭遇である。12月16日、 Daniele Gasparri が、チリのアタカマ砂漠でこれを撮った。「ついに、彗星レオナルドは南の空に現れた」と彼は言う。「それは、地平線上でまだ非常に低い。この彗星はかろうじて肉眼で見えるが、それは小さな双眼鏡でも容易に見える。」
この彗星の明るさの現在の推定は、昨日より少し暗いマグニチュード+4であった。もし真夜中ならば、彗星を肉眼で見るのは容易だろう。しかし、日暮れの薄明光では光学機器が必要である。

空のマップ: 15日16日17日18日19日

<出典>: 「Spaceweather.com

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>:  掲載を急ぐ必要があるニュースなので差し替えました。

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<火星探査>

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12月17日: ステーション、「スペースX」クルードラゴンから撮られる

2021年12月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この合成は、2021年11月8日に、ハーモニーモジュールの宇宙に面するポートからの切離しの後の、軌道を周っている研究室の周囲飛行の間に、「スペースX」クルードラゴンエンデバーから撮られた国際宇宙ステーションを表している。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: このイメージは、最近発表された国際宇宙ステーションの写真の中で、比較的「全貌」を良く表しているものを選んでいます。イメージはステーションの前方から撮られており、遠方(中央下)がロシアの部分、手前(中央上)が米国の部分、最も上方に日本とヨーロッパ宇宙機関のモジュールがあります。新しい太陽電池板(やや小型の青みがかった電池板)が補強されたほかいくつかのモジュールが追加され、細部を見るとかなりの変貌を示しています。

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<火星探査>

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