天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

8月31日: 宇宙の火

2021年08月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

地上の‎‎重力では‎‎、熱い空気が上昇し、膨張し、炎は‎‎涙の形をしているが、‎‎空気で満たされた‎‎国際宇宙ステーション‎‎(ISS)‎‎の‎‎微小重力‎‎では‎‎炎は球体となる‎‎。火炎は酸素の急速な獲得であり、‎‎宇宙の炎‎‎はあらゆる方向からランダムに浮かぶときに新しい‎‎酸素‎‎分子と出会い、包み込み、球体をつくり出す。宇宙ステーションの燃焼統合ラック‎‎で撮影された‎‎この注目されるイメージ‎‎では、球状の炎が熱く輝くすすの集団を包んでいる。酸素のない、空気のない宇宙の‎‎真空‎‎の中では、‎‎火‎‎はすぐに消えてしまう。‎‎火炎‎‎に関わる化学反応の多くは複雑であり、微小重力で‎‎の実験は‎‎、人類が火をよりよく理解するだけでなく、‎‎火‎‎を消す方法にも‎‎役立っている‎‎。‎

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

 

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8月30日: 素晴らしい東京/お知らせ

2021年08月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケは、2回目のミッションの一環として国際宇宙ステーションで6ヶ月を過ごしている。彼の自由な時間には、多くの宇宙飛行士のように、地球に面するキューポラの窓の外を見て楽しんでいる。この日本の東京のコラージュは、マッピングされた多くの写真から作られ、デジタル的に一つの大きな画像に組み立てられた。‎‎トーマスは、東京パラリンピックの開始時に、ソーシャルメディアで、このイメージとともに「今回はパラリンピック! 今日は、アスリートのための2週間の競技の始まりをマークする。持久力、忍耐、適応性、トレーニング、それが示される時である。全てのパラリンピック選手に幸運を。私達はあなたを応援している。」‎
‎国際宇宙ステーションは約400キロメートルの高度で飛行しており、トーマスは機内で利用可能な最も長いレンズを使用している。‎

<出典>: 「今週のイメージ(Images in week : ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 気象条件不良のため、一日遅れで日本時間8月29日午後に打上げられた「スペースX」 CRS-23 ドラゴン貨物船は、今日8月30日夜、国際宇宙ステーションとドッキングします。中継放送は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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8月29日: 南インド洋のオーロラオーストラリス/お知らせ

2021年08月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2021年8月2日、国際宇宙ステーションがアジアと南極の間の南インド洋の上空271マイル(434キロメートル)を周回する中で、オーロラ・オーストラリス(南極のオーロラ)が地球の大気中を流れている。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」--- 本サイトで独自編集。

<大判>: 大判イメージは、左から から。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 昨日8月28日に予定されていた、「スペースX」 CRS-23 ドラゴン貨物船の国際宇宙ステーションへの打上は、気象条件不良のため1日延期され、今日日曜日午後4時14分に変更になりました。中継をご覧になるには、ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

 

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8月28日: ヴォルミナス、ヴェネツィア‎/お知らせ

2021年08月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケは、国際宇宙ステーションでの2回目のミッションの一環として6ヶ月を過ごしている。彼は、自由な時間には、多くの宇宙飛行士達と同様、キューポラの窓の外を見て楽しんでいる。この合成写真は58枚のイメージを使ってデジタルマッピングされ、イタリアの、ヴェネツィアの干潟の非常に詳細な概要を提供するために組み立てられた。‎

<出典>: 「今週のイメージ(Images in week : ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 国際宇宙ステーションから撮られた極めて高精細の画像を見ていただくために取上げました。大判(原版)から。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 日本時間今日8月28日午後4時半過ぎ、「スペースX」 CRS-23 ドラゴン貨物船の打上が予定されています。中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

<追記>: この打上は、気象条件不良のため、一日延期になりました。

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8月27日: NASAの TESS 、全天の赤色巨星の星達のシンフォニに合わせる/お知らせ

2021年08月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの系外惑星通過探査衛星(TESS)からのデータ使っている天文学者達は、空の全域を横断する脈動する赤色巨星達の先例のないコレクションを特定した。内部の音波から生じるこれらの星達のリズムは、我々の銀河近隣の交響曲探査の始めのコードを提供している。 TESS は一次的に系外惑星としても知られる我々の太陽系を越えた世界を調査している。しかし、その星の明るさの鋭敏な測定は、 TESS を宇宙振動(asteroseismology)と呼ばれる調査エリア、星の振動を調査するために理想的にしている。この衛星の最初の2年の星の測定を使った初期の結果は、 TESS のみが実行できる正確性によって、これらの振動する巨人達の質量と大きさを判定することができることを示している。

<出典>: 「系外惑星通過探査衛星(TESS)」

<動画>: イメージをクリックして Youtube からアニメーションをご覧ください。。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 日本時間今日8月27日午後8時から、国際宇宙ステーションの星出彰彦飛行士と慶応大学とのインタビューが予定されています。これまで小さな子供との会話はしばしば行われてきましたが、大学生との本格的な対話はほとんど見たことがありません。ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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8月26日: すばる望遠鏡の星空ライブカメラが捉えたペルセウス座流星群/お知らせ

2021年08月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

今年のペルセウス座流星群には「おまけ」がありました。極大日から2日も過ぎた13日の午後10時過ぎ (ハワイ時) から、予想以上に多くの流星が流れ始めたのです。これは誰も予想もしていない出来事でした。間もなく、世界各地の流星観測者のネットワークに、突発出現の報告が入り始めました。日本の研究者にとっても、マウナケア星空ライブカメラのライブ配信は、出現の状況をいち早く捉えることができるツールとして役立ちました。星空ライブカメラでは、この日の午後10時前後から翌日午前1時までに、合計150を超える流星が視聴者によって記録されました。この突発出現が前日の同じ時間帯の2倍を超える出現数だった事も視聴者の計数観測から即座に明らかになり、出現規模の評価に貢献しました。この突発出現について、流星群の予報研究に詳しい専門家は、「ペルセウス座流星群の今回の突発出現は全く予想外のことで、過去2千年間の母天体からの放出では説明ができません。この流星群の形成に関する新たな研究に繋がる、とても重要な観測結果だと捉えています」とコメントしています。

<出典>: 「すばる望遠鏡」

<ひとこと>: 星空観測のダイジェスト版など三つの動画の他、詳細は上のリンクからご覧ください。星空ライブ配信の紹介記事は こちら(国立天文台) を参照。なお、この日の日本列島は全国的に大雨で流星は観測できませんでした。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 日本時間明日8月27日午後8時から、国際宇宙ステーションの星出彰彦飛行士と慶応大学とのインタビューが予定されています。これまで小さな子供との会話はしばしば行われてきましたが、大学生との本格的な対話はほとんど見たことがありません。どんな質問が出るか楽しみです。中継放送時刻等はホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

 

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8月25日: ハッブル超深宇宙の光と音

2021年08月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

イメージの上にカーソルを置いて音を聞こう! このハッブルの超深宇宙(HUDF:Hubble Ultra-Deep Field)は、 遠い幽かな銀河達が見えるように空(から)に近い空の方向の宇宙を長い間凝視して、2003年~2004年にハッブル宇宙望遠鏡によって創られた。天文学で最も有名なイメージの一つのこの HUDF が、音による距離を添えて、響くような方法でここに示されている。カーソルで銀河を指すと、そのおおよその赤方偏移をメモが示すだろう。赤方偏移は光のスペクトラムの赤の終端近くに光を移すので、ここでは、音のスペクトラムの低い端に向かうトーンのシフトによって表されている。この HUDF の銀河の平均は約106億光年であり F# のように聞こえる。あなたは最も遠い銀河を見つけることができますか?

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<光と音>: イメージの、または、上のリンク先のイメージにカーソルを当てて音を聞いてください。右のイメージの円の表示はその一例です。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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8月24日: 近くの銀河の明るい放射と暗い影/お知らせ

2021年08月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

1億 5600 万光年の活動銀河 IC 5063 の中央は、超巨大ブラックホールのホームの燃えるようなコアから来る、明るい放射と暗い影の混成を明らかにしている。このハッブル宇宙望遠鏡イメージに、天文学者達は、ブラックホールを囲むダストの素材のリングが、宇宙に、その影を投げているかもしれないと提起している。このシナリオによれば、光と影の相互作用は、怪物ブラックホールによって吹き飛ばされる光がコアの内部深くに埋められたダストリングをたたくときに起きるのかもしれない。これらの光は、輝く円錐形の放射をつくりつつ、リングのギャップを通して流れる。しかしながら、ディスクの密度の濃い一部はある光を妨げ、銀河を通して長く暗い影を投げる。この現象は、大気によって散らされる光のビームによってつくられる、日没時の我々の地球の雲を貫く日光と似ている。しかしながら IC 5063 に現れている明るい放射と暗い影は、差渡し少なくても 36,000 光年を横断して打つ、非常に大きなスケールで起きている。この観測は、ハッブルの広視野カメラ3と調査用高性能カメラ(掃天観測用高性能カメラ)によって、2019年3月7日と11月25日にとられた。

<出典>: 「ブラックホール(Black Holes)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 日本時間今日8月24日午後9時半から、国際宇宙ステーションで、星出彰彦飛行士達による、7時間の予定の船外活動が行われます。今回の作業は、経年劣化が見え始めている太陽電池の補強のための新しい太陽電池パネルの設置の準備に伴うものです。中継放送時刻ホ-ムページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

<速報・追記・急告>  この船外活動は、ベンデ・ハイ飛行士の小さな治療必要性により延期されました。なお、次回の予定は、28日のドラゴン貨物船の打上げ、ロシアの船外活動などを考慮して決定されます。

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8月23日: A-74 氷山、ブラント氷棚との衝突間近/お知らせ

2021年08月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

パリの大きさの約 1.5 倍の氷山 A-74 は、今年早くに南極大陸のブラント氷棚(Brunt Ice Shelf)から分離した。 それは、この六ヶ月の間、主として海流によって、壊された棚の近くに残ってきた。8月初め、強い東の風が、ブラントの西の端で、氷山を回転させた。コペルニクスセンチネル1号ミッションのレーダーイメージは、8月9日から18日までの、この 1270 平方キロメートルの氷山の動きを示している。氷河学者達は、長い間、この厚さ150メートルのブラント氷棚の、亀裂の構成や拡がり、大きな溝の開きなどを監視してきた。ブラントの最南端から北に走っている大きな亀裂は、ごく最近、ハロウィン亀裂から切り離された。もしこの漂う氷山が激しい力で不安定な氷棚を打ったならば、新しい 1700 平方キロの大きさの氷山の分離を起動させたかもしれない。この状況は、センチネル衛星画像装置を使って、定常的に監視されるだろう。コペルニクスセンチネル1号ミッションは、南極大陸の暗黒の冬の間も、気象に関係なくイメージを送り返している。

<出典>: 「今週のイメージ(Images in week:ESA)」

<動画>: イメージは動画です。右上のイメージをクリックしてご覧ください。

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<火星探査>: ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 国際宇宙ステーションでは、明日8月24日午後8時00分から、午後9時半開始の予定で、星出彰彦飛行士を含む二名での、7時間に及ぶ船外活動が予定されています。中継放送をご覧になるには、ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
右下の写真は宇宙服をチェックする星出飛行士・指揮官。

 

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8月22日: ビリアの野火

2021年08月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2021年8月18日水曜日、コペルニクス・センチネル2号ミッションは、アテネ郊外のビリア(Vilia)地域に影響を与えている山火事のこのイメージをとった。過去数十年で最悪の熱波の一つの真っ只中に、この1ヶ月でギリシャは何百もの火災によって荒れている。‎いくつかの国が過去数十年での最高気温を記録しており、ギリシャ、イタリア、アルバニア、‎‎アルジェリアそ‎‎の他の地域‎‎でも山火事が猛威を振るっており、‎‎コペルニクス緊急マッピングサービス‎‎を促している。マッピングサービスは、衛星からのデータを使って山火事や洪水などの災害への対応を支援する。‎

<出典>: 「今週のイメージ(Images in week:ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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8月21日: ナウカから見た宇宙ステーションの一部

2021年08月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの一部分が、ロシアの最新の追加された軌道実験室、ナウカ多目的研究室モジュールの窓からとられている。左にラスヴェットモジュールにドッキングしたソユーズ MS-18 クルー船の一部、上に日本の「きぼう」実験室モジュール、その右に宇宙の真空中で様々な実験を行う「きぼう」付属の露出施設、日本のロボットアームが「きぼう」に取り付けられている。トランキリティモジュールに取り付けられたレオナルド多目的ロジスティックスモジュール、七つの窓を持つキューポラが見える。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ナウカはロシア語で「科学」を意味し、多年ロシアのドッキングポートとして機能してきた「ピア」に替わって最近交換されたドッキングポート兼多目的モジュール。国際宇宙ステーションの構築は一応収束しているので、モジュールレベルでの新しい変更・新設は、NASAの国際ドッキングポートへの入れ替えに続いて2例目。このイメージは国際宇宙ステーションの先頭部分を後から見ている。

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8月20日: 幽霊のような銀河の暗黒物質の欠如

2021年08月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

最近、 NGC 1052-DF2 と呼ばれる銀河が、暗黒物質がほぼ完全に欠けていることが発見された。2019年11月、研究者達は、ハッブル宇宙望遠鏡で捕えられたイメージを見て驚いた。暗黒物質は、天文学者達が、銀河の構成の重要な役割を持つと考えている、また、宇宙の質量の85パーセントを構成すると考えている見えない物質である。この発見は、銀河達がどのように構成されたかのアイデアに疑問を呈するだけでなく、暗黒物質が現実であるという証拠をも提供する。それは、暗黒物質が、銀河において常に通常物質と併存しない、また、それ自身別々の存在を持っていることを示す。暗黒物質の欠如に加えて、銀河 NGC 1052-DF2 は、それを通して直接見ることができるので異常である。それは、極めて低密度を持つので、超拡散銀河(ultra-diffuse galaxy)と呼ばれる。これらの発見の結果、研究者達は、暗黒物質の性質と銀河達の構成を一層理解するために、暗黒物質が欠けている更に多くの銀河達を捜している。

<出典>: 「暗黒エネルギー/暗黒物質(Dark Energy/Matter)」

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<ひとこと>: もしこの観測が事実であれば、暗黒物質・暗黒エネルギーの正体は、ますます神秘性を増してきます。

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8月19日: リング銀河 AM 0644-741

2021年08月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この大きな青い銀河の縁は、新たに形成された、非常に明るく、巨大な星達で構成されている、直径15万光年の巨大なリングのような構造である。 AM 0644-741 はリング銀河として知られ、巨大な銀河の衝突によってつくられた。銀河が衝突するとき、個々の星達は互いを通過し、接触することは滅多にない。この大きな銀河のリング状の形状は、小さな侵入銀河がそれを通過することによって引き起こされる重力の混乱の結果である。これが起こるとき、星間のガスやダストが圧縮され、池の表面を横切る波のように衝撃点から星形成の波が移動する。この視界の他の銀河は AM 0644-741 と相互作用しない背景の銀河である。前景のスパイクのある星はミルキーウェイ銀河の中にある。小さな侵入銀河は、ハッブル宇宙望遠鏡によってとられたこのフレームの右上近くにある。リング銀河 AM 0644-741 は、南の星座 Volans (飛び魚座)の方向約3億光年にある。‎

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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8月18日: 強化された色の冥王星‎

2021年08月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

冥王星‎‎は我々が見るよりもカラフルである。2015年7月のフライバイで、ロボット‎‎ニューホライズンズ宇宙船‎‎が撮影した太陽系で最も有名な‎‎矮小惑星‎‎のカラーデータと高解像度画像がデジタルで組み合わされ、予想外に若い表面を見せるこの古代の世界の‎‎強化されたカラーの視界‎‎を提供している。この‎‎注目される強化されたカラーイメージ‎‎は、‎‎審美的に綺麗‎‎であるだけでなく、‎‎科学的に有用であり‎‎、異なる化学組成の表面領域を視覚的に区別している。例えば、右下の明るい色のハート型の‎‎トンボー領域‎‎は、‎‎地質学的に異なる二つの領域に分けることが可能であることを明確に示しており、左端‎‎の葉型のスプートニク・プラニティア‎‎も異常に滑らかに見える。ニューホライズンズは、冥王星に続いて2019年に‎‎小惑星アロコスを通過し、‎‎太陽系‎‎を完全に‎‎脱出するのに十分な速度を‎‎持っている。‎

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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8月17日: 三日月の海王星とトリトン‎

2021年08月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

外部太陽系‎‎を通して静かに飛んだ‎‎ボイジャー2号の宇宙船‎‎カメラは、共に三日月の‎‎海王星‎‎と‎‎トリトン‎‎を撮影した。この‎‎氷の巨大な惑星‎‎とその‎‎曇った月‎‎の‎‎エレガントな写真‎‎は、1989年に‎‎最も近いアプローチ‎‎の直後に撮影された。‎‎海王星は、太陽方向の地球に三日月形のフェーズを示すことはないので、この変わった視点は、また、海王星からのお馴染みの青い色を奪い、日光が前面に散らばり、沈む太陽のように赤くなっている。海王星は、小さいが天王星よりは大きく、いくつかの暗いリングを持ち、太陽から受けるより多くの光を発している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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