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12月29日:宇宙ステーションの高度な植物生息環境のプロトタイプ

2016年12月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの先進的な植物生息環境(APH)の高忠実度テストバージョンが2016年11月にフロリダのケネディ宇宙センタに到着した。この技術開発ユニットはトラックで到着し、降ろされ、宇宙ステーション処理施設の研究室に運ばれた。研究室では、技術者達、科学者達、NASAの技術者達が、実際の APH ユニットが来年始めに到着する前に、取扱いと組み立て方法を学ぶためにテストユニットで訓練を受けるだろう。彼らは、また、この植物生息環境の種々のシステムと科学がどのように融和するかについて調べるだろう。このユニットは、ハウス大の植物環境より制御され、閉じられたループシステムを持っている。このシステムは、赤、緑、青の LED 照明を使い、現在国際宇宙ステーションにある野菜生育システムと似ている。この APH は、また、白色 LED と赤外線を使う能力を持っている。この APH ユニットは180のセンサーと現在の野菜システムの4倍の光の出力を持っている。この小規模な実験室 Plant Habitat 1 または PH01 には、キャベツとマスタードに関連する小さな顕花植物、シロイヌナズナの種を含むだろう。 PH01 と APH ユニットは、2017年に宇宙ステーションに届けられるだろう。

<出典>: 「宇宙ステーション研究(Space Station Research)」

<大判>: イメージをクリック

 

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