天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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10月31日(火): アンドロメダのかつての星と未来の星/ミッション別ページ

2023年10月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アンドロメダのかつての星と未来の星

アンドロメダのこの写真は、星が今あるところだけでなく、星があるだろうところをも示している。この大きく美しいアンドロメダ銀河 M31 は、僅か250万光年にある渦巻銀河である。通常の可視光の内外の波長のアンドロメダのこの興味深い合成写真の視界をつくるために、宇宙と地上ベースの天文台からのイメージデータが結合された。可視光線は、ハッブル、スバル、メイオール望遠鏡によって撮られ、白と青で照らし出されており、 M31 の星達が、今、何処にあるかを示している。赤外線の光(イメージをクリック)は、NASAのスピッツア宇宙望遠鏡によって撮られ、オレンジ色で照らし出され、間もなく形成されるだろう M31 の将来の星達の場所を示している。その赤外線光はダストの巨大なレーンを追っており、星達によって暖められ、アンドロメダの渦巻の腕に沿って流れている。このダストは将来の星形成の原材料であり、この銀河の広大な星間ガスの追跡者である。もちろん、これらの新しい星達は、恐らく次の1億年ほどで形づくられるだろう。アンドロメダは、約50億年で、我々のミルキーウェイ銀河と併合するだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 銀河は実際には空間が多く星間は広い。従って銀河の合併が星に与える影響は左程大きくはないという見方がある。一方、銀河と併合とは別に、我々の太陽はまたその頃までには巨大化し、地球や火星までも飲み込むだろうとされている。このころの地球はどうなっているのだろう? 

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10月30日(月): ジュノ、木星に不気味な「顔」を見る/ミッション別ページ

2023年10月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ハロウィーンに合わせて:ジュノ、木星に不気味な「顔」を見る

2023年9月7日、その54回目の木星へのフライバイを行ったNASAのジュノーミッションが、ジェット N7 (Jet N7)と呼ばれる巨大な惑星の極北地域でのこの視界を捉えた。このイメージは、惑星の昼と夜の側の境界線、木星のターミネータに沿った乱流の雲と嵐を示している。太陽光の角度の低さが、科学者達が木星の大気で起きているプロセスを理解するために調査した、この領域の特徴的な複雑な形を浮き彫りにしている。

ジュノからの眺めに見られるこの写真の木星の雲は、観察者が顔その他のパターンに知覚するパレイドリア(pareidolia;精神医学用語、空の雲が入道の顔にみえたり,古い壁のしみが動物に見えたりする)効果に相当している。

このイメージは、市民科学者 Vladimir Tarasov が、ジュノ・カメラの生データを使ってつくった。イメージが撮影されたとき、ジュノ宇宙船は木星の雲の頂上から約 7,700 キロメートルの、北緯約69度にあった。

ジュノカメラの生のイメージは 一般に公開 されており、自由に処理することができる。

<大判>: イメージをクリック。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

<ひとこと>: 右のイメージは上下をカットしています。

 

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10月29日(日): 三鷹、星と宇宙の日2023/ミッション別ページ

2023年10月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

三鷹、星と宇宙の日2023(国立天文台)

国立天文台では、昨日10月28日に、「宇宙の日2023」を開催しました。

本サイトでは、キャンパスへの直接の参加の紹介は省き、「ライブ配信」のみをご紹介しています。

昨日の講演は、 Youtube を通して、録画で視聴できますので、それぞれ各リンクからご覧ください。

・ トモエゴゼンによる広視野と時間軸の天文学

・ 「ダークマターハンター:重力レンズとAI」

・ スーパーコンピューターは超新星爆発を再現できるのか?

 

 

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10月28日(土): 2023年のカナダの火災シーズン/ミッション別ページ

2023年10月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2023年のカナダの極端な火災シーズンを追う

野火の専門家達は、2023年のカナダの火災シーズンは記録破りで衝撃的なものであったと言っている。火災シーズンの初めから終わりまでに、火災は、約 1840 万ヘクタールを燃やした。平均では毎年 250 万ヘクタールが燃えている。

報告された火災の総数は珍しくはないが、火災の一部が異常な規模に達した。何百もの火災が「巨大火災(megafires)」と考えるのに十分な1万ヘクタールを超えた。今シーズンは、また、これらの巨大火災は異常に広範囲に及び、西のブリティッシュ・コロンビアとアルバータから(下の図)、東のケベック(上の図)と大西洋地方の森林を燃やした。

火災が猛威を振るう中で、NASAの科学者達は、新しいシステム、火災イベントデータスィート(FEDS:the Fire Events Data Suite)でそれらを追跡した。このシステムは、NOAAとNASAの衛星データを利用して、これまでよりも頻繁に火災の活動、成長、その行動を監視する。カリフォルニア大学とNASAのゴダード宇宙飛行センタの研究者達によって開拓されたこのシステムは、 Suomi NPP と NOAA-20 衛星のデータを使っている。

雷によって発生した2023年のカナダの火災の多くは、遠い地で何ヶ月間も燃えた。このアニメーションは、2023年9月19日現在の、2023年のデータベースで大きなカナダの火災を示している。

<ひとこと>:  以上要点のみ。イメージは動画(.mp4)です。クリックしてご覧ください。

<出典>: Earth Observatory

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10月27日(金): 銀河団 Abell 370 とその向こう/ミッション別ページ

2023年10月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

銀河団 Abell 370 とその向こう

約4億光年離れた巨大な銀河団 Abell 370 がこのシャープなハッブル宇宙望遠鏡のスナップショットに捕らえられている。実際に、かすかな、散らばった青い弧は、中央左下の劇的なドラゴンと弧とともに Abell 370 の遠い彼方に横たわる銀河達のイメージである。約2倍遠くに、この集団の巨大な重力質量によって、それらの殊の外検出不能な光が、見えない暗黒物質によって圧倒的に支配され、拡大され、歪められている。早期の宇宙における銀河達の苛立つような一瞥を提供するその効果は、重力レンズとして知られている。歪曲した時空の結果のレンズ化は、ほぼ一世紀前にアインシュタインによって予測されていた。右下のスパイクのある手前のミルキーウェイの星の向こうの遠くに Abell 370 がくじら座の方向に見られる。それは、フロンティア・フィールド・プロジェクトにおいて撮られた六つの銀河集団の最後であった。約4億光年離れた巨大な銀河団 Abell 370 が、このシャープなハッブル宇宙望遠鏡のスナップショットに捕らえられている。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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10月26日(木): カリフォルニア沖の温暖化海域を探る/ミッション別ページ

2023年10月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

海洋水監視衛星、カリフォルニア沖の温暖化海域を観測する

国際的な地表の水と海洋の地形ミッション(international Surface Water and Ocean Topography mission)は、以前の宇宙ベースのミッションよりも海岸線に近いエルニーニョのような海洋の特徴を測定することができる。

発達中のエルニーニョからの暖かい海水が、東太平洋の海岸線に沿って北に移動している。カリフォルニアの海岸に沿った、これらの暖かい海水は、最近のハリケーン・ヒラリーの発展に影響を与えた持続的な海洋の熱波と相互作用している。表層の海水と海洋の地形(SWOT:Surface Water and Ocean Topography)衛星は、これらの暖かい海水の動きを前例のない詳細で見ることができる。

NASAとフランス宇宙機関 CNES の共同である SWOT は、地球表面のほぼ全ての水の高さを測定しており、地球の海と淡水の湖や川について、これまでで最も詳細かつ包括的な視界の一つを提供している。

水は温まるにつれて膨張するため、水温が高い場所では海面が高くなる傾向がある。エルニーニョは、世界中の気象パターンに影響を与える可能性のある周期的な気候現象であり、南北アメリカの西海岸に沿って海面が高く、平均よりも暖かい海水温が特徴である。このイメージは、8月のカリフォルニアとオレゴンの境界近くの米国西海岸沖の海面の高度を示している。赤とオレンジは平均よりも高い海面の高さを示し、青と緑は平均よりも低い海面の高さを表している。

SWOT 科学チームは Ka バンドレーダー干渉計(KaRIn)機器を使って測定を行った。

<ひとこと>: 9月19日の記事です。大判イメージは下のリンクから参照してください。

<出典>: SWOT

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10月25日(水): 干ばつがアマゾンの山火事を煽る/ミッション別ページ

2023年10月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

干ばつがアマゾンの山火事を煽る

人間の活動がなければ、アマゾンの熱帯雨林の中心部で火災が起きることはない。一年で最も乾燥した時期でも湿度は高い。しかし、衛星が熱帯雨林の大規模な監視を可能にし、研究者達は何千もの火災を観察してきた。アマゾンでは、毎年、7月から11月の乾季に、特に激しい活動がある。

2023年も例外ではなく、いくつかの火災監視プラットフォームからの衛星観測が、今年の初め以来、アマゾンの盆地全体で多数の火災を検出した。彼らは、アマゾン北部と西部で9月と10月に特に激しい火災活動を観察した。

毎年、人々は、意図的に、アマゾン盆地で大量の火をつける。多くの場合、その目標は、森林の維持または作物や牧草地の管理であるが、ゴミを燃やしたり、料理の火など、他にもさまざまな理由がある。一部の火災は、廃棄されたタバコ、電気機器や農機具からの火花など、人間の活動に関連する意図しない発火である。

2023年、研究者達は、前もって、進行中のエルニーニョと一致する火災シーズンのピークの月、及び、火災を悪化させた北と西の盆地の部分のかんばつを予測した。衛星観測によれば、火災の発生は、特にアマゾナス、パラ、アマパにおいて激しかった。これらのエリアでは、熱く乾燥した気象が、続くかんばつの条件が、広がることができなかったであろう火災を特に大きくした。

そのとき、マナウスを世界最も汚染された空にして、火災からの煙が周期的にこの200万の都市を飲み込んだ。

Oct 11, 2023

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。

<出典>: Earth Observatry

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10月24日(火): オシリスレックスからの立体画/お知らせ/ミッション別ページ

2023年10月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

オシリスレックス、サンプリングヘッドからの立体画

小惑星ベンヌのステレオイメージの作成は、NASAのオシリス・レックス(OSIRIS-REx)ミッションの短い命の一部ではなかった。しかし、我々市民は、科学チームに参加し、宇宙船のカメラでとられた小惑星ベンヌのステレオの視覚データを得ようと誘われた。
少し離れた視点から撮影されたベンヌの表面のイメージのペアを探した。この視点の乖離は、イメージを立体的に見たときに奥行きと現実の体験を与えるのに適したものでなければならない。このような視界では、左右のイメージを左目と右目に別々に届ける必要がある。この「視差」として知られるステレオペアのコンポーネント間の小さな違いは、我々の脳にイメージの奥行きと立体性を瞬時に知覚する機会を与える。

これらの立体画像は、ミッションによって回収され、2023年9月24日に地球に持帰られた古代の小惑星ベンヌ物質のクローズアップのペアである。これらの素材は、2020年に小惑星からサンプルを収集するために使用された機器 TAGSAM(タッチアンドゴーサンプル取得メカニズム)の上にある。これらサンプルと TAGSAM は、現在、NASAのジョンソン宇宙センターの宇宙素材キュレーション施設(Astromaterials Curation Facility)内のクリーンルームにある。

オシリスレックスは、小惑星からサンプルを収集する最初の米国のミッションであり、2023年9月24日に小惑星ベンヌからの岩石や塵を地球に届けた。この2020年に宇宙船が小惑星の表面から収集したベンヌの手付かずの物質は、何世代にもわたって科学者達に、約45億年前に太陽と惑星が形成された時代への窓を提供する。サンプル持帰り後このミッションは小惑星アポフィス(Apophis)への新しいミッションに向かい、OSIRIS-APEX (OSIRIS-Apophis Explorer)と改名された。

<出典>: 「オシリスレックス(OSIRIS-REx)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: オシリスレックスは、日本の「ハヤブサ」を超えた多量のサンプルを収集したと伝えられています。

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<お知らせ>: 今日24日夕刻、国際宇宙ステーションの古川飛行士のインタビューが予定されています。 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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10月23日(月): ウェッブからのオリオン/ミッション別ページ

2023年10月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ウェッブからの隠されたオリオン

オリオン座の大星雲には星が隠されている。 可視光の肉眼ではオリオン座の小さなぼやけた斑点のように見える。 しかし、このイメージは、ウェッブ宇宙望遠鏡によって、赤色光と近赤外線光の代表的なカラー合成で撮影された。それは、オリオン星雲が、若い星達、熱いガス、暗いダストの忙しい近隣であることを印象的な詳細で確認している。このイメージは、同じイメージを、近赤外線の代表的な色で示している。オリオン大星雲(M42)の多くの背後にあるパワーは、その星雲の中心付近にある明るい星団、 トラペジューム(不等辺四角形:Trapezium) である。 明るい星を囲む拡散した糸状の輝きは、ほとんどが加熱された星間のダストである。 これらのイメージを詳細に調べると、思いがけなく多数の木星質量の連星天体が示されている。

馬頭星雲を含むオリオン大星雲複合体全体は、今後数百万年にわたってゆっくりと分散して行くだろう。

<注>:木星質量の連星天体(JuMBOs:Jupiter-Mass Binary Objects)
木星質量のペア:星がどのように形成されているかの手掛かりを与える可能性のある天体。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

<参考>: 上の出典のページをクリックして現れるイメージ(右上)にカーソルを当てると、右下のようなダストの雲を緑で強調したイメージが現れます。
なお、この記事は、10月2日にジェームスウェブ宇宙望遠鏡のコーナーに掲載したものです。

 

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10月22日(日): サンゴ礁の夏/ミッション別ページ

2023年10月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ストレスの多いサンゴ礁の夏

2023年の数ヶ月、世界の海面水温は、何十年にもわたる過去最高水準の人為的な気象の温暖化と、自然の気象現象エルニーニョによる影響を受けている。フロリダ、キューバ、バハマ周辺の海を含む一部の地域では特に高温が見られ、サンゴ礁の健康に影響を及ぼした。

サンゴは狭い温度範囲で繁殖し、水温によるストレスを受ける。白化は、ストレスを受けたサンゴがそれらの内部に生息する藻類を排出し、サンゴの色を取り除くときに生じる。極端な白化は、サンゴ礁を、飢餓、病気、更には死に至る可能性がある。ダイバーによる観察では、一部フロリダ周辺では、2023年夏の海洋の熱波が広範囲にわたる白化を引き起こしたことが発見された。

サンゴへのストレスは、衛星からのデータを使っても検出することもできる。このアニメーションは、2023年7月から9月までの累積の熱ストレスの推移を示している。

<出典>: Earth Observatory

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 .mp4 です。

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10月21日(土): 2023金環食/ミッション別ページ

2023年10月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2023金環食(NASA公式放送録画)

2023年10月14日(日本時間10月15日)に、オレゴンからテキサスまで、金環日食が米国中を移動した。このような出来事は、月が太陽の真正面を通過するときに起きるが、月と地球との距離が大きく、太陽の表面を完全に覆うには月が小さ過ぎる時に起きる。その結果、最盛時には太陽がリングとなって見える。これは金環食(annular solar eclipse)として知られている。

<出典>: The Ring of Fire: 2023 Annular Solar Eclipse (Official NASA Broadcast)

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 Youtube です。1時間50分の中継放送全ての記録です。金環食は放送のスタートから1時間付近に始まり、1時間8分付近で最高になります。それにポイントを合わせてご覧ください。

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10月20日(金): 月の影で暗くなる/ミッション別ページ

2023年10月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

月の影で暗くなる

2023年10月14日(日本時間10月15日)、月が太陽と地球と並んで太陽光線を遮ったために金環食になった。この光景は何百万人ものアメリカ人を月の影に浸した。

金環日食は、月が太陽の前を通過するが、地球から遠すぎて完全に覆い隠せないときに発生する。月は、金環日食の間、地球から最も遠い距離(遠地点と呼ばれる)またはその近くにあり、空で小さく見える。これによって、太陽の端は「火の輪」と呼ばれる赤オレンジ色のリングを露出した状態になる。衛星は、月の影が北アメリカを横切ったとき、この出来事の地上の光景を捉えた。

このイメージは、NASA、NOAA、および米空軍共同の衛星、 DSCVR(Deep Space Climate Observatory)に搭載された EPIC(Earth Polychromatic Imaging Camera)によって日食中にとられた。これは、ラグランジュポイント1から、国際時間16時8分に取得された影(umbra)であり、月がテキサスの南東海岸を横切っているのを見ることができる。

--- 記事は要約しています。

<出典>: Earth Observatory Image of the Day

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。

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10月19日(木): 気候変動、海に新しい色を与える/ミッション別ページ

2023年10月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

気候変動、海に新しい色を与える

深く青い海は僅かに緑に変化している(2002年7月~2022年6月)。左程重大なようには思われないかもしれないが、その例として、暖かい海表面の温度が記録するその色は、下に横たわる生態系の指標である。微細な光合成する有機体、植物プランクトンのコミュニティは表面近くの海に多く、水生の食物網と炭素サイクルへの基礎を為している。この水の色の変化は、地球の表面の70パーセントを覆う広域な海の中の、生態系に対する気象と表現の変化の下で予想される傾向を確認する。

英国海洋学センターの研究者達は、NASAのアクア衛星の中間解像度画像分光放射計(MODIS)からの海の色のデータを分析し、世界の海面の56%が、過去20年間で色が大幅に変化ていることを明らかにし、より緑に変化していることを発見した。

この図は、2002年から2022年の間の、海面の色が変化した地域をハイライト表示しており、濃い緑色はより有意な違いを表している。研究者は、更に「これらは過去20年間の海洋生態系の変化を検出できる場所である」と述べている。

<ひとこと>: 以上は要約です。

<出典>: Earth Observatory

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<参考> 宇宙科学の話題
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<参考> NASAテレビ放送予定
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宇宙ステーションの定常業務は省略
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10月18日(水): 地球は今/ミッション別ページ

2023年10月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

地球は今(Earth Now)

NASAは、ほぼリアルタイムのイメージとデータを使って、完全かつオープンに世界に公開されている地球を監視している。

NASAの地球観測艦隊を見よう。 

<出典>: Earh Now(Earth Information Center)

<ひとこと>: イメージは動画です。上の「出典」のリンクをクリックしてNASAのサイトからご覧ください(動画の表示には少し時間が掛かります)。

ここではNASAの地球観測衛星のみを取上げていますが、ヨーロッパ宇宙機関や日本をはじめ、多くの国が多数の地球観測衛星を打上げています。

今年は異常に暑い年でした。今年の地球はどのようであったのか? 今後どうなるのか! 地球の変貌に関する記事は積極的に取り上げようと考えています。なお、その一つ、日本、 JAXA の最近の分析記事は 「気候変動2023」 から。

 

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10月17日(火):南極の氷棚の消滅 /ミッション別ページ

2023年10月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

南極の氷棚の消滅

主としてヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル1号と CryoSat 衛星ミッションからの情報に基づく新しい調査が、南極大陸の棚氷の状態に関する憂慮すべき発見を明らかにした。
これらの浮遊棚の40%が、過去四半世紀にわたって体積が大幅に減少した。これは、世界最南端の大陸に対する気候変動の加速的な影響を強調しているが、氷の劣化の全体像は混乱している。

研究者達は、南極大陸周辺の162の棚氷のうちの71が体積が減少し、約67兆トンの融解水を海に放出していることを発見した。さらに、彼らは、南極大陸の西側のほとんどすべての棚氷が氷の損失を経験したことを発見した。対照的に、東側の棚氷のほとんどは無傷であるか、あるいは質量が増加した。

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 .mp4 です。

<出典>: Week in images (ESA)

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