天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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8月31日: サンフランシスコ湾、トレージャ・アイランド、オークランド、およびサンフランシスコ

2019年08月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征60クルーが、サンフランシスコ湾、トレージャ・アイランド、オークランド、雲で覆われたサンフランシスコを撮ったとき、国際宇宙ステーションはカリフォルニア沖を周っていた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

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8月30日: 暗黒宇宙という噂/お知らせ

2019年08月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

21年前、我々の世界のエネルギーの大部分が、星達または銀河達でなく、宇宙そのものと結ばれていることを示す初めての結果が提供された。宇宙論者達の言葉で大きな宇宙論的定数、暗黒エネルギーが、新しい遠くの超新星観測によって直接示唆された。現代の相対論的な宇宙論の出現以来存在した宇宙論的定数の提起は新しくなかった。そのような主張は、当時、天文学者達には一般的ではなかったが、二十年を経て、天文学者達の独立したチームが、暗黒エネルギーの存在を確かめ、現在の宇宙の膨張速度の結果を覆すデータを蓄え続けた。2011年、このチームのリーダーは、それらの作業によってノーベル物理学賞を与えられた。1994年に渦巻銀河の周辺で起きた超新星のこの写真は、これらの協業の一つとしてとられた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>: 今日8月30日午後7時から2時間、JAXA による、「こうのとり」10周年記念イベント、近未来宇宙予測会議の中継があります。視聴はホームページの「国内機関による中継とビデオ」 から。

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8月29日: 宇宙ステーションから見たアマゾンの火災

2019年08月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アマゾン熱帯雨林が燃えている。ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士ルカ・パルミターノは、地上400キロメートルから、2019年8月24日にこの一連のイメージをとった。彼はツィートした。「アマゾンの森林に、人間に由来する何十もの火災の煙が数千キロメートルも亘って見える」。アマゾン川流域は、何百万もの植物と動物、多くの先住民のホームである。それは、また、地球の酸素の約20%を生み出し、あるときは「世界の肺」とも言われる。アマゾン熱帯雨林は、ブラジルの大部分、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンをカバーし、その全てが影響を受けた。火災が熱帯雨林で猛威をふるう間に、強風が陸地と海の数千キロメートルに煙を運び、約 2500 キロメートル離れたブラジルのサンパウロで停電を引き起こした。 ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス大気システム(CAMS)からのデータは、煙が大西洋岸までも届いたことを示している。コペルニクス・センチネル3号データは、2019年8月だけで、昨年同期の 1110 と比較される約 4000 の火災を検出した。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 記事は大幅に要約しています。

 

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8月28日: 最初の月ベースの望遠鏡の追憶

2019年08月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

月自体は刺激的な目的地であるが、アポロ16飛行士達は、宇宙の奥深くを見るためのプラットホームとしてそれを使った。月着陸船パイロット チャールズ M デューク Jr. と指揮官ジョン W ヤングは、1972年4月に、3日未満を月で過ごした。彼らのお陰で、初めて、望遠鏡が他の天体の表面から広大な宇宙を探査した。遠紫外線カメラ/分光器と呼ばれるこの望遠鏡は、我々の目には見えない放射線の一種、紫外線光で遠いオブジェクトを調べた。ヤングはそのビニール袋から望遠鏡を取り出し、月着陸船の近くに三脚で立てた。このため、この機器は直接日光には当たらない。宇宙飛行士達は、滞在の間に数回望遠鏡を再適合させたので、彼らは空の異なる部分を見ることができた。この月ベースの望遠鏡は新しい星が生まれているだろうガスやダストの雲の星雲とともに様々な星の集団を調査した。宇宙飛行士達は大マゼラン雲にもそれを向けた。 それは「カメラ/スペクトログラフ」と呼ばれる二つの調査機能を持っていた。一つは通常のカメラからの直接的なイメージであり、一つは天文オブジェクトの原子と分子の指紋を探す分光計である。  

<出典>: 「地球の月(Earth’s Moon)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 地球では特に周波数の高い放射線は大気によってブロックされるが、大気がほとんどない月ではこれらの放射を地上で観測することができる。

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8月27日: 土星照のミマス/お知らせ

2019年08月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

影から覗いたミマスの土星に面する半球が、劇的な陽に照らされた三日月に沿った近くの暗闇に横たわっている。この合成は、2017年1月30日に、カッシーニ宇宙船の最終的なフライバイの近くで捕えられた。カッシーニのカメラは、ミマスから僅か 45,000 キロメートルで、ほぼ太陽の方向を指していた。この結果は、この氷のクレータだらけの直径 400 キロメートルの月の、最高解像度の視界の一つである。土星自身から反射される日光によって照らされた、この画質を高められたバージョンは、同期して回転する月の土星に面する半球を良く明らかにしている。それを見るために、イメージ(またはこの関連をたどる)の上に、あなたのカーソルをすべらせなさい。ミマスに関する他のカッシーニ・イメージには、この小さな月の、大きくまた不吉なハーシェル・クレータを含んでいる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<参考>: 全面が照らされたイメージは こちら、ハーシェルクレータを含むイメージは こちら から。

<お知らせ>: 今日、8月27日午前10時半から、JAXA による「こうのとり」打上10周年を記念する「有人宇宙活動の成果等に関する記者勉強会」の中継放送があります。右下のイメージをクリックまたはホームページの「国内機関による中継とビデオ」 から。

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8月26日: ロシアの宇宙船のドッキング、月曜日の夜に再設定/お知らせ

2019年08月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

土曜日のソユーズのドッキングの試みは、ロシアの当局が、ポイスクモジュール・ドッキングポートの Kurs 自動ランデブーシステムと関連する構成要素に問題を発表した後に中止された。ソユーズは、100メートル内に接近した後にステーションから離れるよう命じられた。この自律制御のソユーズは、現在、安全な距離を、システムの全てを正常に機能させて周っている。 今、ソユーズは、日本時間火曜日午後0時12分に二回目のドッキングの試みを予定している。但し、今回はズベズダサービスモジュールの後方へのドッキングに変更した。NASAテレビは、このドッキングの放送を日本時間火曜日午前11時30分に始めるだろう。新しい計画に合わせるために、日本時間月曜日の朝、三名の飛行士がロシアのソコル宇宙服をつけ、ソユーズ MS-13 宇宙船のポイスク・モジュールへの再配置のために、25分間の飛行と手動でのドッキングを実行するだろう。(以上概要のみ)

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: ロシアのドッキングポートには、ズベズダモジュールの後端(国際宇宙ステーションの後端)と、ポイスクモジュールの二つがあります。今回は後者へのドッキングに失敗したためにドッキングポートを前者に変更し、ズベズダのドッキングポートを空けるために接続中のソユーズ MS-13 宇宙船を移設することにしました。このような再配置はこれまでにも何回も行われています。

<お知らせ>: 昨日予定されていたロシアの新しいソユーズブースター(2.1a)による無人宇宙船の国際宇宙ステーションとのドッキングは、上記の通りソユーズ宇宙船と国際宇宙ステーションのドッキングポートとの間の不調から月曜日夜(日本時間火曜日午後)に変更になりました。これにより国際宇宙ステーションでの作業が必要になります。詳細はホームページの「国際宇宙ステーションは今!」から。移設を含む中継放送は「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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8月25日: ブラジルの熱帯雨林の野火、国を横断する煙をつくる/お知らせ

2019年08月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アマゾナス、マト・グロッソ、ロンドニアを含むブラジルの中のいくつかの州の煙と火災のこの自然色のイメージは、2019年8月20日に、可視光・赤外線光画像放射計装置を使って、NOAA/NASAのスウオミ米国極周回パートナーシップ衛星によって集められた。高温と低い湿度のために、この季節にブラジルで火災を認めることは珍しくない。今年が記録破りか、通常の範囲内であるかは時が語るだろう。NASAの「地球観測システムデータと情報システム(EOSDIS)」の世界の視界アプリケーションは、フル解像度の衛星イメージと基礎データのダウンロードの、広域な700超のインタラクティブな閲覧の可能性を提供している。利用できるイメージの多くは3時間内に更新され、基本的に全地球を示している。スウオミ米国極周回パートナーシップ衛星は、NASAとNOAA(米国海洋大気圏局)によって管理されている。

<出典>: 「火と煙(Fire and Smoke)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: この地方の地図は こちら を参照(図中 4、10、21 に着目)。

<お知らせ>: <速報・追記・急告> 今夜予定されていたロシアの新しいソユーズブースター(2.1a)による無人宇宙船の国際宇宙ステーションとのドッキングは、ソユーズ宇宙船と国際宇宙ステーションのドッキングポートとの間の不調から月曜日夜(日本時間火曜日午後)に変更になりました。これにより国際宇宙ステーションでの作業が必要になります。詳細は明日掲載します。

<前記事>: 今日午後早く、ロシアの新しいソユーズブースター(2.1a)による無人宇宙船の国際宇宙ステーションとのドッキングが予定されています。この宇宙船は新しいロケットブースターをテストするもので、国際宇宙ステーションクルーの活動には特段の影響はありません。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 

 

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8月24日: カナリア諸島・グランの野火/お知らせ

2019年08月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

スペインのカナリア諸島の一つ、 グラン・カナリア(Gran Canaria)島 で、先例のない野火が発生した。8月17日土曜日に始まったこの野火は、約 10,000 ヘクタールの陸地をのみ込み、 9000 人以上の避難者を生んだ後に、今、終息し始めている。8月19日に捕えられたこの疑似カラー・イメージは、コペルニクス・センチネル2号の装置からの短波赤外線帯データを使ってつくられ、明るいオレンジの地上の火災をはっきり見ることができる。火災の傷跡が暗褐色で見える。これらのバンドでは雲を通して見ることができるが、ここでは雲はない。コペルニクス緊急マッピング・サービスは、火災に対応するのに役立てるために始められた。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。火災の前線は大判から確認してください。

<お知らせ>: 明日8月25日(日)午後早く、ロシアの新しいソユーズブースター(2.1a)による無人宇宙船の国際宇宙ステーションとのドッキングが予定されています。この宇宙船は新しいロケットブースターをテストするもので、国際宇宙ステーションクルーの活動には特段の影響はありません。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 

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8月23日: NASAと「スペースX」:ドラゴン・クルーリハーサル

2019年08月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2019年8月13日、フロリダのケープカナベラルで、宇宙飛行士達ダグ・ハーリー(左)とボブ・ベンケンが、NASAと「スペースX」からのチームとともに、人間を国際宇宙ステーションへ運ぶために使われるだろう、「スペースX」のクルードラゴンからの引き出しリハーサルに参加している。彼らは、着水後に GO 捜索船を使って回収される。チームは、ハーリーとベンケンをドラゴンから安全に引き出すための必要なステップで働いた。この二人は、「スペースX」デモ2ミッションのために、クルードラゴンで宇宙ステーションへ飛ぶだろう。

<出典>: 「商業宇宙(Commercial Space)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 国際宇宙ステーションとのクルーの往復に使われる開発中の米国のクルー船は、今、ボーイングと「スペースX」で開発されている。「スペースX」のクルードラゴンは、この3月に、無人での国際宇宙ステーションへの往復と帰還着水のテストを終えた。ボーイングのテストは9月半ばに予定されている。ここに挙げた「スペースX」デモ2ミッションは初めての有人でのテスト飛行である。年末に予定されている日本の野口飛行士を中心とするクルーの送迎は何れの船を使うかは発表されていないが、テストが順調に行くならば、「スペースX」のクルードラゴンになるのだろう。

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8月22日: スペースXドラゴンクルー、非常事態避難リハーサル/お知らせ

2019年08月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ケープカナベラルの沖合の大西洋で、2019年8月15日金曜日に、NASAと「スペースX」からのチームが GO 探索船で医学緊急避難のための手順を演習しているときに、急速に動く嵐が通過する。「スペースX」は、デモ2ミッションの間に、国際宇宙ステーションからクルードラゴン宇宙船で戻るNASAの宇宙飛行士達を取り戻すために GO 探索船を使うだろう。

<出典>: 「有人宇宙(Humans in Space)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: NASAと「スペースX」は、今年3月上旬に、デモ1として、無人クルー船の国際宇宙ステーションとのドッキングおよび帰還着水後の回収に成功しています。デモ1の 切離しから着水、回収までのビデオはこちら(Youtube:13分17秒) から。明日デモ2ミッションの記事の一部を掲載します。


<お知らせ>: 今日8月22日午後3時から「はやぶさ2」の第二回着地後の運用実績について記者説明会があります。右のイメージをクリックまたはホームページの 国内機関による中継とビデオ から。

 

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8月21日: ドッキングポート準備の船外活動/お知らせ(3件)

2019年08月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

8月19日、地上のロボットコントローラ達は、水曜日の船外活動でインストールする、新しい商用クルー・ドッキングポートの準備をしている。一方、ロボットアーム Canadarm2 は、遠征60クルーが睡眠時間をシフトさせている間に、宇宙ドラゴン貨物船のトランクから国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)を取り出すだろう。地上の管制官達は、軌道を周っている研究室の永久の一部になるだろう IDA-3 をハーモニーモジュールの上に置くだろう。宇宙歩行者達ニック・ハーグとアンドリュー・モーガンは、 IDA-3 インストールのために、東部夏時間水曜日午前8時20分(日本時間水曜日午後9時20分)ごろにステーションを出るだろう。二人は、将来の「スペースX」とボーイングクルー船の到着準備のために、ケーブルを配線し IDA-3 を構成し、ハーモニーの外で約6時間半働くだろう。これらの予定された活動のアニメーションを見よう。

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<アニメ>: アニメーションはイメージをクリックして Youtube(7分12秒)から。 

<お知らせ(3件)>: 
① 今日8月21日、国際宇宙ステーションで、ドッキングアダプターの設置に関する船外活動が行われます。中継放送開始は日本時間午後7時半、船外活動は9時過ぎから。ホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
② 今日8月21日、ロシアの新しいロケットブースターによるソユーズクルー船の打上テストが行われます。国際宇宙ステーション到着は土曜日の予定。ともに中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
③ 明日8月22日午後3時から「はやぶさ2」の第二回着地後の運用実績について記者説明会があります(右下図)。中継及び録画の視聴はホームページの国内機関による中継とビデオ から。

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8月20日: ティールリッジのキュリオシティ/お知らせ

2019年08月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

360度のパノラマの一部であるこの視界は、赤い惑星のティールリッジ(Teal Ridge)と名付けられた、火星探査車キュリオシティの現在の場所からの眺めである。このモザイクで飾られた光景は、ローバーのマストカメラによって地球の日付で2019年6月18日にとられた。それはキュリオシティの火星日 2440 日である。7年前の2012年8月6日にゲイルクレータに着陸して以降、キュリオシティは約21キロメートルを旅してきた。右側に、ゲイルクレータの縁とともに、ヴェラ・ルービン(Vera Rubin)の尾根に向かってローバーの轍が振返って遠く見える。このロボット探査車の轍の間隔は約3メートルである。このミッションの間、キュリオシティは、火星の環境での水の歴史を調査し、大成功を得てきた。実際に、NASAのマーズ2020ローバーは、主としてキュリオシティ・ローバーのデザインに基づいている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 火星日(sol)は当該探査機が火星に着いてからの火星の暦での日数。

<参考> 右下図は2020年打上予定のマーズローバー  概要:打上秒読み 2020年7月17日~8月5日、着陸 2021年2月18日、着陸地点 ジェゼロ(Jezero)クレータ

 

<お知らせ>: 明日8月21日、国際宇宙ステーションでは、ドッキングアダプターの設置に関する6時間半の船外活動が行われます。中継放送開始は日本時間午後7時半、船外活動は9時過ぎからです。ホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 参照。

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8月19日: 余波の元素

2019年08月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大規模な星は核燃料を猛烈に燃やして短い命を過ごす。星のコアを囲む極端な温度と密度の融合を通して、水素とヘリウムのような元素の核は、炭素、酸素などのような重い元素に結合する。このため、超新星爆発、大規模な星に不可避なまた壮観な終焉は、他の星達、惑星、人間などに取り込まれる重い元素で富んだ宇宙の片の中に吹き出される。この軌道を周っているチャンドラ天文台からの詳細な疑似カラーX線イメージは、径約36光年の、そのような熱い、拡大する星の破片の雲を示している。 G292.0+1.8 としてカタログ化された、この若い超新星の残骸は、南の星座ケンタウルスの方向約 20,000 光年にある。超新星爆発からの最初の光は約 1,600 年前に地球に届いた。青い色は、特に、酸素、ネオン、マグネシウムが豊富な、何百万度のガスのフィラメントを照らし出している。この豊かな超新星は、その余波で、崩壊した星のコアの回転する中性子星の残骸、パルサーをも生み出した。この驚くようなイメージは、チャンドラX線天文台の20回目の記念の一部として公開された。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

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8月18日: ステーション新しいドッキングポートの準備

2019年08月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの三名のNASAの宇宙飛行士達は、今日、来週の船外活動の準備に焦点を当てた。クリスティーナ・コッホは、8月21日に今年の5回目の船外活動の準備をする宇宙歩行者達、ニック・ハーグとアンドリュー・モーガンを支援した。二人は、ハーモニーモジュールの宇宙に面するポートに、6時間半の作業で、新しい国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)をインストールする。(以上国際宇宙ステーションの日報からの一部。)

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: イメージは、昨日に続き軌道の複合体から見たエジプトのナイル川デルタ。加えてハーモニーモジュールとスペースXドラゴン補給船。
2003年2月に起きたスペースシャトルコロンビアの重大事故では7名の宇宙飛行士達を失った。これによるシャトル計画の廃止以来、NASAは、宇宙飛行士達のステーションとの往復はロシアのソユーズに一任し、低地球軌道との往復は米国の民間企業に任せて開発し直すことに決めた。NASAは、並行して、国際宇宙ステーションに共用(国際規格)のドッキングポートを開発した。今回の船外活動は新しい国際ドッキングアダプタ3(IDA-3)の配線等を行う作業である。新しいドッキングポートの最初の利用(民間クルー船の利用)は、今年末に予定される日本の野口飛行士(宇宙滞在の後半には指揮官を務める)達になる予定である。なお、米国の新しいクルー船は2社が開発しているが、どちらが最初になるかは発表されていない。但し、9月後半に、ボーイング社の CST-100 スターライナーが無人で打上げられる予定がある。

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8月17日: 砂漠の国、エジプト、サウジアラビア、イスラエル、ヨルダン

2019年08月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションがアフリカ上空254マイル(406キロメートル)を周っていたとき、ナイル川、紅海、地中海が、エジプト、サウジアラビア、イスラエル、ヨルダンの砂漠の国と対比されて見られる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 参考までにこの付近の地図は こちら(英語版) から。

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