天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
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7月3日(水): 最新・最遠のオブジェクト/ミッション別ページ

2024年07月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

JADES-GS-z14-0:最新・最遠のオブジェクト

宇宙の始まりまで遡ることができたら? 銀河が形成されているのが見えるだろう。 しかし、当時の銀河はどんな姿をしていたのだろう? これらの疑問は、最近発表された、これまでに発見された中で最も遠い天体を含むジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の解析で一歩前進した。ほとんどの銀河は、ビッグバンから約30億年後に形成されているが、いくつかはそれ以前に形成された。はめ込みに写っているのは、宇宙が始まってから僅か3億年後に形成された銀河 JADES-GS-z14-0 のかすかな染みである。専門用語では、この銀河は z=14.32 という記録的な赤方偏移にあり、宇宙が現在の年齢のわずか50分の一だったときにも存在していた。写真に写っている天体はほとんどすべてが銀河である。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
          ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の記事は こちら から。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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7月2日(火): 火星のサンプルチューブの中の大気/ミッション別ページ

2024年07月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

科学者達は、何故、火星のサンプルチューブ内の大気に興味をそそられるのか?

「パーサビアランス」が収集した岩石や土壌のサンプルは、大気科学者達にとって恩恵となる可能性がある。

NASAの火星探査車「パーサビアランス」は、火星サンプルリターンキャンペーンの一環として、チタン製のサンプルチューブで封印し、最終的に地球に届けるために集めている。これまでに24個が集められている。

これらのサンプルのほとんどは、岩石のコアやレゴリス(砕けた岩石や塵)で構成されており、この惑星の歴史や、数十億年前に微生物が存在していたか否かに関する重要な情報を明らかにする可能性がある。しかし、一部の科学者達は、チューブ内の「ヘッドスペース」、つまり岩石質物質の周りの余分な部屋の大気を研究する可能性に、同じように期待している。

科学者達は、火星の大気の大部分は二酸化炭素で構成されているが、火星の形成以来存在していたかも知れない微量の他のガスも含まれている可能性について更に知りたいと考えている。

地球に持ち帰るサンプルの中には、その一部として火星表面に堆積したガスのみで満たされたチューブもある。しかし、探査車が収集したガスのはるかに多くは、岩石サンプルチューブのヘッドスペース内にある。

--- 以下略。

<図の解説>: 2021年7月20日、パーサビアランスは、火星の地表面を渦巻くダスト・デビル(dust devil)を観測した。これらの大気のサンプルは、火星をよりよく理解するのに役立つ可能性がある。
--- ダスト・デビル:火星の地表面に起きる旋風:地球での「つむじ風」程度のものから「竜巻」のような大きなものがある。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

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7月1日(月): 天の川銀河に多くの衛星銀河!/ミッション別ページ

2024年07月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

天の川銀河に予測を超えた多くの衛星銀河を発見!(すばる望遠鏡)

<前書き>: このところ、すばる望遠鏡の特徴を生かした大きな発見が続いています。今日の記事もその一つ。全文は下部のリンクから。

私たちの住む銀河系にはいくつの衛星銀河があるのでしょうか。これは長年、天文学者が抱えてきた重大な問題です。衛星銀河は、ダークマターの小さな塊にガスが集まり、そこから星々が生まれることで形成されたと考えられています。したがって、衛星銀河の数の問題は、ダークマターの性質、つまりその正体に関わっているのです。

<右上図>: おとめ座の方向で見つかった矮小銀河(Virgo III)の位置(左)とその星々(右;白丸で囲まれた天体)。矮小銀河には暗い星しかないため、星がまとまって存在している部分を探し出して、同定します。右側の図の破線の内側にメンバーの星が集中しています。

ダークマターの標準理論では、銀河系のような銀河の周りには千を超えるダークマターの塊と、それに対応する小さな銀河、つまり衛星銀河が存在すると予想されていました。しかし、これまでの観測では数十個の衛星銀河しか見つかっておらず、この数の食い違いは「ミッシングサテライト問題」と呼ばれてきました。この問題を解決するには、ダークマターの正体が標準理論と異なるもので塊の数がもっと少ないのか、あるいはダークマターの塊の中でガスから星が生まれる過程に問題があるのかを解明する必要があります。

この問題へのもうひとつの糸口として、まだ発見されていない暗い衛星銀河(矮小銀河)が、銀河系の遠方に多く存在している可能性も考えられていました。そのような暗い矮小銀河の探査に威力を発揮するのが、8.2 メートルという大口径を持つすばる望遠鏡と超広視野焦点カメラ Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム;HSC)の組み合わせです。とても暗い天体を空の広い領域から探す上で、すばる望遠鏡と HSC は世界最強のコンビだからです。

研究チームは、HSC を用いて広い天域を観測する「戦略枠プログラム」(HSC-SSP)で得られたビッグデータから矮小銀河の探査を進めてきました。HSC-SSP のデータは解析後に順次公開されてきて、研究チームはこれまでおとめ座、くじら座、うしかい座の方向に次々と新しい矮小銀河を見つけてきました(それぞれ Virgo I、Cetus III、Bootes IV)。そして、今回、最新の公開データから新たに2個の矮小銀河(Virgo III と Sextans II)を発見しました。これらは全て太陽系から 30 万光年以上離れた距離にあることもわかりました。

HSC-SSP の天域には以前から4個の矮小銀河が知られていたので、研究チームによる発見を合わせると、合計で9個の矮小銀河が見つかったことになります。実はこの数は最新の理論で予想される衛星銀河の個数をかなり上回ります。

背景として、「ミッシングサテライト問題」を発端に、矮小銀河の形成を抑える過程の理論研究も展開されてきました。そして、最新の最も確からしい分析では、銀河系に全部で 220 個程度の衛星銀河があると予測されていました。これを HSC-SSP の観測天域と観測可能な明るさの限界に適用すると、3個から5個の衛星銀河が見つかることになります。しかし、実際には9個の衛星銀河が見つかったので、銀河系全体に換算すると、少なくとも 500 個の衛星銀河が存在することになってしまいます。今度は「ミッシングサテライト問題」ではなく、「衛星銀河が多すぎる問題」に直面することになりました。

これは、衛星銀河と同程度の大きさのダークマターの塊の中で、一体どのようにして星ができて銀河になるのかという基本的な物理過程の問題と考えられます。現状では星の形成にブレーキをかけすぎた結果になっているので、その過程を計算する精度が足りていないのか、あるいは、見落とされている物理過程があるのか、などを再検討する必要があります。ただ、少なくとも当初の「ミッシングサテライト問題」は解決できそうな状況で、ダークマターの標準理論が生き残れる状況になってきたと言えるでしょう。

<ひとこと>: 以下および詳細は下記リンクから。

<出典>: すばる望遠鏡

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6月30日(日): 国際宇宙ステーションの軌道離脱機を選ぶ/ミッション別ページ

2024年06月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASA、国際宇宙ステーションの軌道離脱機を選ぶ

NASAは、人類に利益をもたらすために、地球低軌道での、継続的な科学的、教育的、技術的開発を促進するとともに、月と火星での深宇宙探査を支援している。国際宇宙ステーションが商業的宇宙施設に移行するにあたって、2030年に国際宇宙ステーションの運用寿命が終えた後の、管理された方法で安全かつ責任ある軌道離脱に備えることが重要である。

NASAは、宇宙ステーションを軌道から離脱し、人口密集地へのリスクを確実に回避する能力を提供する米国の軌道離脱機の開発と納入に SpaceX を選んだと発表した。

同社が軌道離脱宇宙船を開発し、開発後の所有権はNASAが取得し、ミッション全体を通じて運用する。宇宙ステーションとともに、再突入の過程で破壊的に分解されると予想されている。

国際宇宙ステーションは、1998年から CSA (カナダ宇宙庁)、ESA (欧州宇宙機関)、JAXA (日本宇宙航空研究開発機構)、NASA (アメリカ航空宇宙局)、ロスコスモスの五つの宇宙機関が運用しており、各機関がハードウェアの管理・制御を担っている。このステーションは相互依存するように設計されており、機能するためにパートナーシップ全体からの貢献に依存している。米国、日本、カナダ、ヨーロッパの参加国は、2030年までステーションを運用することを約束している。ロシアは、少なくとも2028年までステーションの運用を継続することを約束している。国際宇宙ステーション(ISS)の安全な軌道離脱は、五つの宇宙機関すべての責任である。

この1契約は、8億 4,300 万ドルの潜在的価値を持っている。米国の軌道離脱ロケットの打上げサービスは将来の調達となる。

<イメージ>: この合成は、2021年11月8日に、ハーモニーモジュールの宇宙に面したポートからドッキング解除された後、軌道上のラボを周回する飛行中に、スペースXクルードラゴンから撮られた国際宇宙ステーション。

<ひとこと>: この記事は昨日の「宇宙科学の話題」に掲載したものの再掲です。大判はイメージをクリック(タップ)。国際宇宙ステーション構築の歴史は こちら を参照。

<出典>: Abbey A. Donaldson(著者名です)

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<ミッション別ページ>  --- 今日の更新項目はありません。

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6月29日(土): カッシーニからの土星の色/ミッション別ページ

2024年06月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

カッシーニからの土星の色

土星の色は何がつくるのだろう? 土星の注目のこのイメージは、人間が巨大なリングの世界に近づいたときに見えるものをわずかに誇張しているだけである。 このイメージは、2004年から2017年にかけて土星を周回したロボット探査機カッシーニによって、2005年に撮影された。 ここでは、土星の雄大なリングは、曲線としてのみ直接的に現れている。赤外線の輝きから、部分的に茶色に見える。リングは、惑星の上部に作り出す暗い影の中で、その複雑な構造を最もよく表している。地球の空が青く見えるのと同じ理由で、土星の北半球が部分的に青く見える。地球の空が青く見えるのと同じ理由で、土星の北半球が部分的に青く見える。双方の惑星の大気圏の雲のない部分の分子は、赤よりも、青い光を良く散乱させる。しかしながら、土星の雲の奥深くを見ると、土星の雲の自然の金の色が支配的になる。土星の南がなぜ同じ青い色を示さないのかは分かっていない。一つの仮説は、そこでは雲が高いという説である。何故土星の雲の一部が金色なのかもわかっていない。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
          土星探査宇宙船カッシーニ(1997年打上)の記事は こちら から。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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6月28日(金): カイパーベルトは予想外に広大か?/ミッション別ページ

2024年06月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

カイパーベルトは予想外に広大か? 超広視野観測で「ニュー・ホライズンズ」に協力
 ---すばる望遠鏡

太陽系外縁部を進むニュー・ホライズンズ探査機にすばる望遠鏡の広く深い撮像観測が貢献しています。すばる望遠鏡の超広視野カメラで撮られたカイパーベルト天体の探査画像に独自の解析手法を適用した結果、カイパーベルトの領域を広げる可能性のある天体が発見されました。

太陽系の中で、私たちが既に知る惑星たちよりも遠く先には何があるのでしょうか?海王星の先には小惑星などの天体(小天体)がリング状に分布している領域「カイパーベルト」があります。カイパーベルトからオールト雲までを「太陽系外縁部」と呼んでいますが、私たちの知識はまだ太陽に近い領域に限られています。

「太陽系以外に目を向けると、一般的な惑星系円盤の広がりは恒星から 100 天文単位(地球-太陽間の距離の 100 倍)くらいです。それに比べると広がりが 50 天文単位程度とされるカイパーベルトはとてもコンパクトです。こうした比較から、太陽系が生まれる元になった星雲(原始太陽系星雲)が現在のカイパーベルトよりさらに外側まで続いた可能性もあると私たちは考えています」と本研究を主導した吉田二美博士(産業医科大学;千葉工業大学惑星探査研究センター)は語ります。

現在の観測データを見ると、カイパーベルトの外端は 50 天文単位あたりで突然途切れているように見えます。もしもこの外端が原始太陽系星雲の外端に相当するなら、太陽系の惑星系円盤はとてもコンパクトな状態で生まれたことになります。一方、カイパーベルトの外端がその外側の天体(惑星)の影響を受け、その後の進化の過程で切り取られてしまった可能性も考えられます。これが本当なら、カイパーベルトのさらに遠方を観測すれば円盤を切り取った天体や、もしかしたら第2のカイパーベルトが見つかる可能性もあります。このように太陽系外縁部にある天体を見つけ、その分布を調べることは、太陽系の進化を知ることに繋がるのです。

米国航空宇宙局(NASA)の探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」はそんな太陽系外縁部を調査するための計画です。2015年に冥王星系をフライバイ(近接通過)しながら観測、2019年にはカイパーベルト天体の一つであるアロコス(Arrokoth)をフライバイし、太陽系外縁天体の表層を初めて人類に垣間見せてくれました。アロコスへのフライバイ後にニュー・ホライズンズの延長ミッションが始まりました。そして探査機が今後調査するカイパーベルト天体の候補を探すために、すばる望遠鏡が協力することになりました(ハワイ観測所 2020年7月トピックス)。

すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ(HSC)を用いたカイパーベルト天体探しはニュー・ホライズンズ探査機が飛行する方向の二視野(満月のおよそ 18 個分の広さに相当する領域)に絞って行われています。これまでに行われた約 30 半夜の観測で、ニュー・ホライズンズのサイエンスチーム(ミッションチーム)は、240 個以上の太陽系外縁天体を見つけています。(以下 略)

<ひとこと>: 大判イメージを含む詳細は下記リンクから。

<出典>: すばる望遠鏡

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6月27日(木): エウロパの氷の殻を高精細に映し出す/ミッション別ページ

2024年06月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジュノ、エウロパの氷の殻を高精細に映し出す

<前書き>: 木星探査衛星ジュノからの記事の連載は一旦これで終わります。

太陽を動力源とするこの探査機からのイメージは、氷に包まれた木星の衛星のいくつかの興味深い特徴を示している。

NASAのジュノ探査機に搭載された JunoCam 可視光カメラからのイメージは、木星の衛星エウロパの北極と南極の氷の地殻が、以前に存在した場所ではないという理論を裏付けている。この探査機の恒星基準装置(SRU)によるこの氷の月の別の高解像度画像は、プルーム(噴煙)活動の可能性の兆候と、最近表面に泡立った塩水の可能性のある氷の殻の破壊領域を明らかにしている。

JunoCam の結果は、最近、惑星科学ジャーナル(Planetary Science Journal)に、SRU の結果は JGR Planets 誌に掲載された。

2022年9月29日、ジュノはエウロパに最接近し、月の凍った表面から355キロメートル内まで接近した。 JunoCam が撮影した4枚の写真と SRU が撮影した1枚の写真は、2000年のガリレオのフライバイ以来の、初めてのエウロパの高解像度画像である。

真の極地放浪

エウロパの上空を飛行したジュノの軌跡がこの月の赤道付近の撮影を可能にした。データを分析したところ、 JunoCam チームは、予想される氷の塊、壁、崖、尾根、谷に加えて、カメラが、幅20〜50キロメートルの、不規則に分布する急峻な壁の窪みも捉えていたことを発見した。これらは、エウロパの他の場所のイメージに以前に発見された、大きな卵形の穴に似ている。

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。ガリレオ衛星(1989年打上)による木星に関する探査の概要は 「ガリレオ記念記録」 から。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

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6月26日(水): エウロパで酸素の生産を測定/ミッション別ページ

2024年06月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジュノ・ミッション、エウロパで酸素の生産を測定

<前書き>: 木星探査衛星ジュノからの記事を続けて掲載しています。

氷で覆われたこの木星の衛星エウロパは、24時間ごとに 1,000 トンの酸素を生成しており、これは 100 万人の人間が1日呼吸するのに十分な量である。

NASAの木星探査機「ジュノ」の科学者達は、木星の衛星エウロパで生成される酸素の割合は、これまでの研究よりも大幅に少ないと計算した。3月4日付けで Nature Astronomy 誌に掲載されたこの研究の成果は、探査機の JADE (木星オーロラ分布実験)装置で収集したデータを使って、この氷の月の表面から放出される水素を測定することによって得られた。

論文の著者達は、毎秒約12キログラムの酸素が生成されると推定している。以前の推定値は、毎秒 1,000 キログラム以上であった。科学者達は、この方法で生成された酸素の一部が、代謝エネルギー源として月の地下の海に流れ込む可能性があると考えている。

赤道の直径が 3,100 キロメートルのエウロパは、木星の95個の既知の衛星の中で4番目に大きく、四つのガリレオ衛星の中で最も小さい。科学者達は、その氷の地殻の下には塩分を含んだ水の広大な内部の海が潜んでいると考えており、水面下に存在する生命維持条件の可能性に関心を持っている。

この図は、木星からの荷電粒子がエウロパの表面に衝突し、凍った水分子を酸素分子と水素分子に分裂させている様子を示している。科学者達は、これらの新しく生成された酸素ガスの一部が、挿入図に描かれているように、月の地下の海に向かって移動する可能性があると考えている。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
ガリレオ衛星(1989年打上)による木星に関する探査の概要は 「ガリレオ記念記録」 から。

<出典>: NASA Science Editorial Team

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6月25日(火): イオの溶岩湖を空から撮る/ミッション別ページ

2024年06月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジュノ、イオの溶岩湖を空から撮る

<前書き>: しばらく、木星探査衛星ジュノからの記事を続けます。

太陽を動力源とする探査機からのこのイメージは、地獄のような木星の衛星の興味深い特徴のクローズアップを提供している。

NASAの木星探査機「ジュノ」の科学者達は、この木星の衛星の最もドラマチックな二つの特徴、つまり山と、ほとんどガラスのように滑らかに冷えた溶岩の湖を強調するアニメーションに変換した。この太陽動力探査機による最近の科学成果には、木星の極低気圧や水の存在量に関する最新情報などがある。

この新しい発見は、4月16日(水)にウィーンで開催された、ヨーロッパ地球物理学連合総会の記者会見で、ジュノの主任研究者によって発表された。

ジュノは2023年12月と2024年2月にイオに接近し、地表から約 1,500 キロメートル以内まで接近し、この月の北の緯度を初めてクローズアップで撮影した。

イオには火山が散在しており、そのうちのいくつかは活動している。また、ロキ・パテラ(Loki Patera)と呼ばれる長さ200キロメートルの溶岩湖に関するクローズアップその他のデータも得られた。熱い溶岩で縁取られたマグマの湖の真ん中に埋め込まれたこれらの島々を示す驚くべき詳細がある。機器が記録した湖の鏡面反射は、イオの表面の一部がガラスのように滑らかで、地球では火山によって作られる黒曜石のガラス(obsidian glass)を彷彿とさせることを示唆している。

ジュノのマイクロ波放射計(MWR)によって収集されたデータで生成されたこの地図は、イオの表面が木星の他のガリレオ衛星に比べて比較的滑らかであるだけでなく、中緯度よりも冷たい極を持っていることを明らかにしている。

--- 以下略。

<ひとこと>: 右上のイメージのリンク先は動画 youtube です。

ガリレオ衛星(1989年打上)による木星に関する探査の概要は 「ガリレオ記念記録」 から。

<出典>: Jet Propulsion Laboratory

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6月24日(月): イオの最も鮮明なイメージ/ミッション別ページ

2024年06月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<前書き>: しばらく、木星探査衛星ジュノからの記事を続けます。

木星の火山衛星イオの最も鮮明なイメージ

NASAのジュノ宇宙船は、木星の月イオへの最も近い接近通過を行った。「JunoCam(ジュノ・カメラ)」と呼ばれるこの宇宙船の装置は、処理し、拡張し、調査可能な、壮観かつ高解像度のイメージと生データを送り返した。

2023年12月30日、ジュノは太陽系で最も火山の多い世界の、表面から約 1,500 キロメートル内に接近した。今週、イオへの2回目の超接近フライバイを行った。2回目の接近通過は主にイオの南半球の上空を通過したが、それ以前のフライバイは北半球上空を飛行していた。これらの写真には見るべきものが多くある! 活発な噴煙、明らかに影のある高い山頂、溶岩の湖の痕跡もある--- 一部には島々も見える。

これら全てを整理するのは困難であり、 JunoCam の科学者達は協力を求めている。

<ひとこと>: イメージは右半分が最新の鮮明なもの。 JunoCam の生データは 一般に公開 されており、これまでに多くのボランティアが処理や検討に協力してきた。此処からは新しい生のイメージを見たり、他の画像処理プロセッサの作品を見たり、自分の作品を投稿したりできる。大判はイメージのリンクから。

<出典>: NASA Science Editorial Team

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6月23日(日): ハッブル、ばら銀河と共に21周年を祝う/ミッション別ページ

2024年06月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのハッブル、銀河の「薔薇」と共に21周年を祝う

ハッブル宇宙望遠鏡の宇宙への展開から21周年を記念して、宇宙望遠鏡科学研究所の天文学者達は、ハッブル宇宙望遠鏡の目を、 Arp 273 と呼ばれる特に写真写りの良い相互作用する銀河のペアに向けた。 UGC 1810 として知られる渦巻銀河の大きな方の銀河は、その下のコンパニオン銀河の引力によってバラのような形に歪んだ円盤(UGC 1813)を持っている。このイメージは、2010年12月17日に撮影されたハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3のデータを、紫外線、青色、赤色の広い範囲の波長をカバーする三つのフィルターで合成したものである。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック(タップ)。

<出典>: Gary Daines (著者名です)

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6月22日(土): ハッブルの NGC 1546/ミッション別ページ

2024年06月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ハッブルの NGC 1546

6月14日に科学活動を再開したハッブル宇宙望遠鏡は、新しいポインティング・モード(下記)を使って、渦巻銀河 NGC 1546 のこの鮮明な画像を撮った。かじき座銀河グループのメンバーであるこの島宇宙は、僅か 5000 万光年の距離に横たわっている。 NGC 1546 の銀河のディスクは、銀河のダストレーンを通して輝く、古い星の黄色がかった光と新しく形成された星達の青い領域とともに、我々の視線に傾いている。遠い背景の銀河達が、このハッブルの眺望のあちこちに散らばっている。1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡は、30年間を超えて宇宙を探査し、最近34周年を迎えた。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。新しいポインティング・モードの詳細は、6月6日の記事または こちら から。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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6月21日(金): ブラックホールが星を破壊する/ミッション別ページ

2024年06月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アニメーション:ブラックホールが星を破壊する

星がブラックホールに近づきすぎるとどうなるだろう? ブラックホールはそれを引き裂くが、それは、どのように行われるのだろう? 強い引力ではない。それ自体が問題なのである。破壊を生み出すのは星全体の重力の差である。 この崩壊を描いた注目のアニメーションビデオでは、最初にブラックホールに接近する星が見える。公転速度が速くなると、最接近時に星の外側の大気が引き裂かれる。 星の大気の大部分は深宇宙に飛散するが、ブラックホールの周りを回り続けて降着円盤を形成するものもある。このアニメーションでは、 その後、ブラックホールの方を見ながら降着円盤の中へと連れて行ってくれる。 重力レンズの奇妙な視覚効果を含め、ディスクの向こう側も見える。 最後に、スピン軸に沿って放出されるジェットの一つに沿って見る。 理論モデルによると、これらのジェットは、高エネルギーのガスを放出するだけでなく、高エネルギーニュートリノをも生成し、そのうちの一つが最近地球で観測された可能性がある。

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 Youtube です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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6月20日(木): メシエ66のクローズアップ/ミッション別ページ

2024年06月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

メシエ66のクローズアップ

大きく美しい渦巻銀河メシエ66は、僅か 3500 万光年の距離にある。この美しい島宇宙は、直径約10万光年で、ミルキウェイとほぼ同じ大きさである。 このハッブル宇宙望遠鏡のクローズアップイメージは、銀河の核の周辺約 30,000 光年の領域にまたがっている。この図は銀河の円盤が我々の視線に対して劇的に傾いていることを示している。その明るいコアを囲んでいるのは、恐らく、ピンクの星形成領域の隠しおおせない輝きが点在している、渦巻の腕に沿った、ダストレーンと若く青い星の集団を覆った、超巨大なブラックホールのホームである。メシェ66は NGC 3627 とも呼ばれ、重力的に相互作用しているしし座トリプレット(Leo Triplet)の三つの銀河達で最も明るい。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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6月19日(水): パンドラの銀河の集団/ミッション別ページ

2024年06月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

パンドラの銀河の集団

この深視野合成イメージは、 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)によって記録された、パンドラの星団とも呼ばれる、驚くような視界を表している。パンドラの集団(Pandora's Cluster)とも呼ばれる Abell 2744 自体は、三つの異なる巨大な銀河集団の重々しい融合のように見える。それは、ちょうこくしつ座の方向、約35億光年を横たわっている。 暗黒物質によって支配されたこの巨大集団は、さらに遠いオブジェクトを重力でレンズ化し時空を歪めている。差渡し81キロメートルのパンドラ集団より赤い銀河達のレンズ化された源の多くは、初期の宇宙の非常に遠い銀河達であり、それらのレンズ化されたイメージは、引き伸ばされ弧に歪んでいる。特徴的な回折スパイクはもちろん手前のミルキーウェイの星を示している。差渡し81キロメートルのパンドラ集団の推定された距離において、この宇宙のボックスは約600万光年に及んでいる。この苛立つような領域は 2分間のビデオ・ツアー(英語解説) で探査することができる。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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