国際宇宙ステーションがアジア上空263マイルの日没に向かって周回していたとき、宇宙に上昇するソユーズ MS-22 クルー船のこの写真が、NASAの宇宙飛行士ボブ・ハイネスによって撮られた。
<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: 国際宇宙ステーションに向かう新メンバーを乗せたソユーズ MS-22 は、東部夏時間9月21日午前9時54分(日本時間午後10時54分)にカザフスタンから打上げられた。国際宇宙ステーションは、今、唯一の米国とロシアの協調の場であり、このクルー船には、ロシアの2名と米国の1名の飛行士が搭乗している。このときステーションには、指揮官を含むロシアの3名、NASAの3名、ヨーロッパ宇宙機関の1名の計7名が搭乗しており、一時的に在住クルーは10名になった。このうち先任のロシアの3名は9月29日に地球に戻る予定である。なお、指揮官の後任は、ヨーロッパ宇宙機関の女性飛行士が務める予定であり、ヨーロッパとしては女性の指揮官は初めて、全体でも非常に長期間の空白の後のほぼ初めての女性指揮官と言える。なお、国際宇宙ステーションは2024年までしか計画が確定しておらず、ロシアの国家宇宙機関ロスコスモスのトップは2024年までで終了させることをプーチンに伝え了承された。なお、ロシアは当初は参加を検討していた月ゲートウェイ計画にも参加していない。
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<お知らせ>: アルテミス1無人月周回宇宙船を打上げる宇宙ロケットシステム、 SLS の燃料充てんで問題となっていた漏洩は修理できたようです。打上計画の公式発表はまだありません。