天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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2月28日(火): NGC 1850:ミルキウェイ銀河では見ることができない/お知らせ/ミッション別ページ

2023年02月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々のミルキウェイ銀河には、この星の玉のようなものはない。 ハッブル宇宙望遠鏡によるこの注目のイメージは、一見すると、星団 NGC 1850 は、そのサイズと形が、ミルキウェイ銀河のハローを歩き回る多くの古代の球状星団を彷彿とさせる。しかし、これらの星達は全て若く、対応するものはミルキウェイ銀河には知られていない星団のタイプである。さらに、 NGC 1850 はまた、 大きな集団の中央右側に見える二番目のコンパクトな星達の集団を持つ二重の星の集団である。大きな集団の星達は5千万年の若さ、コンパクトな集団の星達は更に若く約4百万年と推定される。僅か 168,000 光年の距離の NGC 1850 は大マゼラン雲の周辺近くにある。イメ-ジ全体に輝くガスのフィラメントは、我々の銀河の超新星の残骸のような激しい星の爆発を証し、短命の巨大な星が最近この地域に存在したことを示している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<お知らせ>: 国際宇宙ステーションでは、日本時間今日2月28日夕刻、NASAのクルー6が搭乗するスペースXクルー船がドッキングする予定です。これによって、先任のクルー5の若田飛行士達は間もなく帰還することになり、帰還前の記者会見(英語)が設定されました。それぞれの中継放送時刻等は下表 「NASAテレビ放送予定」 から。なお、新しいクルー6では、初めて、アラブ首長国連邦の飛行士が参加しています。アラブ首長国連邦は、これまでに日本のH2打上ロケットで独自の火星探査衛星を送ったほか、最近は様々な宇宙探査にも参加しています。--- 打上は一時延期されました。

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<参考> 宇宙科学の話題
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2月27日(月): トルコの都市アンタキヤでの破壊/ミッション別ページ

2023年02月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このアニメーションは、2月6日にトルコとシリアを襲った壊滅的な地震の後の、トルコの都市アンタキヤの破壊を示している。コペルニクスセンチネル2号によって捕えられたこれらのイメージは、2023年1月25日の地震前のアンタキヤ市と、2023年2月14日の都市の比較を示している。地震を受けて、国際憲章「宇宙と大規模災害(Space and Major Disasters)」が発動された。憲章は、さまざまな宇宙機関からの地球観測資産を組み合わせることによって、被災地の衛星画像を提供して、災害の範囲を定義し、地元のチームの救助活動を支援する。

<参考、エアバスのイメージ>:
プレアデス・ネオ(Pléiades Neo)によって捕えられた左の高解像度衛星画像は、 テュルキイェ(Türkiye) のオスマニエ(Osmaniye)市の北東のいくつかの崩壊した建物を示している。これらは、トルコ東部とシリア北部を襲った地震の翌日2023年2月7日に、プレアデス・ネオによって得られた。このイメージはエアバス社によって発表された。エアバス衛星編隊の完全なプレアデス・ネオ、プレアデス、スポット、テラ SAR-X は、広範囲のユーザーがアクセスできる。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 右上のイメージは動画です。ともにクリックして原版をご覧ください。なお、ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ(Week in images: ESA)」は一度に複数の記事が掲載されます。上のリンク先から該当記事を探してください。


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2月26日(日): 宇宙ステーションがサウスパドレ島を訪ねる/ミッション別ページ

2023年02月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションが、2022年9月19日に、メキシコ湾上空を周回している間に、NASAの宇宙飛行士ボブ・ハインズが、テキサスの海岸沿いのバリア島、南パドレ島のこのイメージを捕えた。この島は、182キロメートルの長さに及ぶ世界最長のバリア島である大きなパドレ島の一部である。
北米の湾岸と東海岸に沿ったバリア島は、暴風雨の有害な影響から本土を保護する重要な役割を果たしている。それらは大きな高潮の防ぎ、本土の洪水を防いでいる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: パドレ島---テキサスのバリア島(防波島、堡礁島)の中で最大であり、世界最長。この島はメキシコ湾のテキサスの南海岸に沿って位置し、白い砂浜で知られる。


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2月25日(土): 水の球を通して屈折する宇宙飛行士ニコル・マンのイメージ/お知らせ/ミッション別ページ

2023年02月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征68、NASAの宇宙飛行士フライトエンジニア、ニコールマンが、微小重力下で飛ぶ水の球を通して屈折している。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

 

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<お知らせ>: 2022年12月14日に冷却ラジエータに漏洩が見られたロシアのソユーズ MS-22 宇宙船の代替えとして、23日に無人のソユーズ MS-23 宇宙船が打上げられ(左下のイメージ)、25日に国際宇宙ステーションに自動ドッキングします。漏洩を起こしたソユーズ MS-22 は、3月下旬に無人で解放され、ロシアでの調査のためにカザフスタンにパラシュート降下する予定です。
なお、往路ソユーズ MS-22 に搭乗していた3名の宇宙飛行士達は、今年後半に新しい代替えのソユーズ MS-23 宇宙船で帰還する予定です。

有人宇宙ステーションで代替えの宇宙船が送られたのは、米ロを通してこれが初めてです。 「国際宇宙ステーションは今(2月25日)」 から。

 

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2月24日(金): ケンタウルスAの歪んだ磁場/ミッション別ページ

2023年02月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

銀河が衝突すると磁場はどうなるだろう? それを知るために、NASAは、銀河の近隣ケンタウルスA(Cen A)の磁場を追跡し、偏極したダストの放射を観測するために、成層圏赤外線天文台(SOFIA)の飛行747を選んだ。 Cen A の異常な形は、中央の超巨大ブラックホールに付着するガスによってパワーを供給されているジェットを持つ、二つの銀河達の衝突からの結果である。結果として生じる示されたイメージに、 SOFIA が描いた磁気の流れのラインが、ヨーロッパ南天文台(可視光線:白)、 APEX (サブミリメートル:オレンジ)、チャンドラ(X線:青)、スピッツア(赤外線:赤)のイメージに重ねられた。これらの磁場は、銀河の周辺のダストレーンと平行であることが発見されたが中央の近くでは歪められている。ブラックホールの近くの重力はイオンを加速し、磁場を強める。従って、この衝突は、銀河達の質量を併合するだけでなく、それらの磁場をも拡大した。これらの結果は、融合がより一般的だった初期の宇宙で、磁場がどのように進化したかの新しい洞察を提供している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: これは2021年に掲載された記事です。


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2月23日(木): 火星のサンプルデポ/ミッション別ページ

2023年02月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのパーサビアランスローバーは、将来の地球へのサンプル持ち帰りに備えて、最近、火星のジェゼロクレータの「スリーフォークス」にデポ(保管所)を建設した。このクレータは、数十億年前、湖とデルタで満たされていた。地球に送られた368枚のイメージをつなぎ合わせた上のパノラマは、10本のチタンチューブの1か月以上の慎重な配置とマッピングをとらえている。--- 中央左に最も近いサンプルチューブが見える。
* 下記リンク先からイメージを表示させ操作してください。(上から2番目の図)

ローバーは、2023年1月31日に、そのマストのカメラを使って、最近完成したサンプル保管場場所のこのポートレートをとった。この場面の色は、人間の目に見える火星を表すように調整されている。


ローバーに最も近いサンプル「アマリク」は撮影された時点でカメラから約3メートルに、「アツァ」と「スカイランド」は約20メートルに、「ベアワロー」、「クーレット」、「モンドニエ」、「クロスウィンドレイク」、「ルービオン」は約35〜50メートルに、「マゲイク」と「マレー」は約60メートルにある。

<出典>: 「パーサビアランス(Perseverance)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>:  NASA/ヨーロッパ宇宙機関は、次期火星探査で、火星の岩や土などを地球に持ち帰り調査・研究する計画を立てています。その対象が、主に現在パーサビアランスローバーが集めているサンプルです。ローバーは既に多数のサンプルを集めチューブに納めています。今回はその10本を、計画されたサンプル保管場所(sample depot)に配置しました。サンプルチューブの長さは約18センチメートル、直径は2センチメートルです。


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2月22日(水): 火星のリズミカルな岩の層を見る/ミッション別ページ

2023年02月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのキュリオシティマーズローバーは、空間と厚さの繰り返しのパターンの、リズミカルな岩の層のこのイメージをとらえた。このパターンは、古代に周期的に発生する砂嵐など、天候または気象のサイクルなどによって引き起こされた可能性がある。

この合成は、2022年11月7日の火星日 3,646 日に、キュリオシティのマストカメラの34ミリ焦点レンズによって、「マーカーバンド(Marker Band)」エリアで撮られた100枚の同じ岩の層を示している。

<出典>: 「キュリオシティ火星探査車(Curiosity Mars rover)」

<ひとこと>: このイメージは大きな原版の一部を切り出しています(大判はありません)」。ここでは、浸食による変化の激しい地球では見ることのできない、火星の悠久の歴史を感じさせる驚異的な場面の一つです。恐らく、億年レベルの古代に堆積した岩の層が、想像に難い長い時間を掛けてゆっくり浸食されてきたのでしょう。
イメージをクリックして原版サイズ(6405x5380 49.1 MB)で全体像を見てみよう。一層その迫力が感じられる。


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2月21日(火): キュリオシティ、火星の過去の驚異的な水の証拠を見る/ミッション別ページ

2023年02月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

* 数日間、火星の話題を取り上げます。

数十億年前、浅い湖の表面の波が湖底の堆積物をかき混ぜた。時が経つにつれて、堆積物は波状の模様を持つ岩に形成された。

キュリオシティのチームは、湖の中に形成された古代の水の波紋の、ミッションで最も明確な証拠を発見して驚いた。数十億年前に、浅い湖の表面の波が湖底の堆積物をかき混ぜ、時間の経過とともに岩に残された波紋の模様をつくった。

「これは、ミッションを通して見た、水と波の最良の証拠である」と、キュリオシティプロジェクトのサイエンティストは言っている。「我々は何千フィートもの湖の堆積物を登ってきたが、今、乾燥していると予想される場所でそれを見つけた。」

<出典>:  「キュリオシティ探査車(Curiosity rover)」

<ひとこと>:  地球の生物は水の存在の下で生まれました。このことから、宇宙探査、特に太陽系探査では、水の存在の確認が重視されてきました。比較的地球に近い火星では、「何億年も前の水の存在」を示すのであろう“間接的な証拠”が多数発見されており、この遺物もその一つです。
しかし、これまで実際に水そのものが発見されたのは、かって火星の極近くを調査した火星着陸船フェニックスが氷の形で見たのが唯一です。

 

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2月20日(月): トルコ-シリアのインターフェログラム/ミッション別ページ

2023年02月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

地震前後の複数のコペルニクスセンチネル1スキャンから生成された、 ガズィアンテプ(Gaziantep) 付近の地震地表変位を示すインターフェログラム。

科学者達は、地震の前後に取得したコペルニクスセンチネル1号ミッションのデータを組み合わせ、2日間の取得日の間に発生した地上の変化、「インターフェログラム(interferogram:干渉図形)」と呼ばれるイメージのカラフルな干渉パターンによって、地面の動きを定量化することができる。

<ひとこと>: 「インターフェログラム(interferogram)」 の解説は こちら から。詳細な報告全文、「衛星、トルコ・シリア地震後の影響評価をサポート」は こちら(英語) から。

<出典>: Week in images (ESA)
--- ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ」は、複数の記事が同時に掲載されます。リンク先から該当する記事を追ってください。

 

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2月19日(日): ヒマラヤ山脈のピーク/ミッション別ページ

2023年02月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヒマラヤ山脈のピークが連なっている。この写真は、中国中部の上空を周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

 


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2月18日(土): 若田飛行士が宇宙で髪を洗う/お知らせ/ミッション別ページ

2023年02月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)のフライトエンジニア若田光一が、国際宇宙ステーションで、すすぎのないシャンプー、およびシャワーのない洗髪のデモンストレーションを行っている。限られた水の供給と微小重力の影響によって、宇宙ではシャワーは不可能である。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 右のイメージは明るさを変更しています。

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

<お知らせ>: 2月17日午前、打上の予定であった、「だいち3号」を搭載したH3ロケット初号機の打上は、ロケットの自動カウントダウンシーケンス中に第一段機体システムが異常を検知し、固体ロケットブースタ(SRB-3)の着火信号を送出しなかったために中止となりました。後刻の記者会見模様は こちら から。

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2月17日(金): アルテミス5の精神/お知らせ/ミッション別ページ

2023年02月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ドイツ、ブレーメンの、ヨーロッパのサービス・モジュール統合ホールには、アルテミスで月に飛ぶだろう5番目の宇宙船の構造が立っている。このヨーロッパのサービス・モジュール5構造はイタリアのトリノから到着し、更に2万の部品を繋ぐ12キロメートルのケーブルをセットされている。

宇宙飛行士を月に送ることに加えて、アルテミスⅤミッションでは、月ゲートウェイに、推進剤を保管するための貨物スペースと燃料タンクの給油モジュール、宇宙飛行士達が外を眺める窓を備えた居住可能なスペースの、2番目のヨーロッパのモジュールを送る。これらのモジュールは月ゲートウェイのコア構造の一部であり、オリオン宇宙船とほぼ同じ直径を持っている。

無人のオリオン宇宙船が月を往復したアルテミスⅠミッションの成功によって、人類が月の周りに持続的に存在する環境が高まっている。この2番目のヨーロッパのサービスモジュールは、NASAのケネディ宇宙センタで、オリオン宇宙船のクルーカプセルに接続する準備をしている。

今年、エアバスの統合ホールでは、3台以上のヨーロッパのサービスモジュールが並んで生産される。アルテミスの3番目のサービスモジュールは生産を終えており、今年後半にケネディ宇宙センターに発送される予定である。

四番目のヨーロッパのサービス・モジュールが隣の統合ホールにある。このハードウェアは4名の宇宙飛行士達にパワーを供給し 月を周る最初のヨーロッパのゲートウェイ・モジュールになるだろう。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」
 --- ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ」は、複数の記事が同時に掲載されます。リンク先から該当する記事を追ってください。

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 先般無人のアルテミスⅠの試験飛行を終えたばかりですが、以後のアルテミス計画も着々と進んでいることをお知らせすべく取り上げた記事です。

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

<お知らせ>: 
➀ 今日2月17日午前9時45分から、「だいち3号」(ALOS-3)を搭載したH3ロケット初号機の、 JAXA Youtube を通した打上げライブ中継があります。打上時刻等の詳細は下表 「宇宙の話題」 から。

➁ 今夜2月17日午後8時50分から、国際宇宙ステーションの若田飛行士のメディア対応中継放送があります。 下表「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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2月16日(木): 星のゆりかごを揺さぶる若い星からの産声/ミッション別ページ

2023年02月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アルマ望遠鏡を用いた観測で、星団が形成されている領域内の原始星から噴き出す高速のガス流が、近くにある若い星々が密集する領域に激しく衝突している様子を捉えることに成功しました。衝突によって星を作る材料となるガスや塵(ちり)が激しく揺さぶられ、この領域内での星の作られ方に影響を与えている可能性があります。若い星や、星の材料が密集して存在する領域を観測することは、星が集団で生まれる複雑な過程の理解につながることが期待されます。

ほとんどの星は単独で生まれるのではなく、集団で誕生して星団を形成します。このように星団が形成される領域を、「星のゆりかご」と呼ぶことができます。ゆりかごの中では、生まれたばかりの原始星がそれぞれ、赤ちゃんが産声を上げるかのように、その両極から高速のガスを噴き出しています。双極分子流と呼ばれるこの高速のガス流は、周辺の星を作る材料が密集する場所にぶつかって、局所的に星の誕生を誘発したり、あるいは逆に、ゆりかごの中の環境をかき乱して周辺の星の成長を邪魔したりするという可能性が、理論的に予測されてきました。しかしこれまでの観測からは、星が作られる領域の複雑な様子を十分に見分けられるような、詳細な画像を得ることが困難でした。
--- 以下略。

<出典>: 「国立天文台」

<ひとこと>: 大判イメージを含め、詳細は上のリンク先から。


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2月15日(水): ジュースの探検の旅/お知らせ/ミッション別ページ

2023年02月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

壮大な探検の旅が始まろうとしている。外部太陽系への人類の大胆なミッションであるヨーロッパ宇宙機関の木星氷衛星探査機ジュース(Juice)が、巨大な惑星木星とその最大の衛星を探索する準備が整っている。ガリレオが彼の望遠鏡で最初に惑星、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの四つの大きな衛星を発見して以来、これらの興味深い世界は我々の好奇心を刺激してきた。

木星システムを訪れた初期の宇宙探査機は、答えよりも多くの疑問を投げかけてきたが、それらの答えの多くは今や手の届くところにある。ヨーロッパ宇宙機関は、2023年4月に宇宙船を打ち上げ、遠い惑星への8年間の旅に出る。

これらの神秘的な世界の隠された秘密を明らかにするために、ジュースは、これまでに外部太陽系に送られた中で最も強力な科学機器を備えている。宇宙船は、地球から数億キロメートルで活動している間にも、放射線、極端な温度、木星の広大な重力など多くの危険に直面する。

木星システム探査の新しい時代へのカウントダウンが始まった。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画(.mp4)です。

   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

<お知らせ>: 

➀ 日本の新型ロケットH3初号機(だいち搭載)の打上は、現地の天候が整わない恐れがあるため、2月17日(金)に再設定されました。下表「宇宙科学の話題」 から。
➁ 今夜、2月15日、国際宇宙ステーションの若田飛行士の中継放送が予定されています。 下表「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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2月14日(火): NASAの NuSTAR 、太陽に隠された光のショーを明らかにする/ミッション別ページ

2023年02月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの核分光望遠鏡アレイ(NuSTAR)によって観測された、太陽の大気圏で最も熱い素材によって放出された高エネルギーX線を含む新しいイメージが、人間の目が見ることのできない隠された光の一部を示している。この天文台は、巨大なブラックホールや崩壊した星達などの太陽系外を調査する間に、我々の太陽に関する洞察をも天文学者達に提供した。

この合成イメージでは、 NuSTAR データは青、日本の「ひので」の観測が緑、NASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)の観測が赤で表されている。地球軌道からの NuSTAR の小さい視界は全太陽を見ることができないので、ここでは、2022年6月にとられた25のイメージの合成を示している。 NuSTAR によって観測された高エネルギーX線は太陽の大気圏の僅かな場所にのみ現れ、対照的に「ひので」は低エネルギーX線を検出し、 SDO は、太陽の全面を横断する紫外線光を検出している。

この NuSTAR の視界は、科学者達が、コロナと呼ばれる太陽の外の大気圏が、何故、表面より100倍以上熱い100万度以上に達するのかの、太陽最大のミステリーの一つを解くのに役立つかもしれない。太陽の熱は、そのコアから始まって外へ伝わるので、このことは科学者達を当惑させてきた。

 --- 以下略。

<出典>: 「太陽(Sun)」

<大判>: 右上のイメージの、左側の大判は こちら から。右側の大判は こちら から。
         左下のイメージの大判はイメージをクリック。


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