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12月20日:NGC 4696:ブラックホール周辺のフィラメント/お知らせ

2016年12月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

最近公開されたハッブル宇宙望遠鏡からのイメージに示されたように、ガスとダストの長い蔓が大変詳細にイメージにとられた。これらのフィラメントは、超巨大なブラックホールによって占められていると考えられる領域、銀河の中央領域に結ばれているように見える。推測では、このブラックホールがガスとダストの冷たいフィラメントを押して周囲のガスを熱するエネルギーを大量に送り出し、星の構成をシャットダウンしている。磁場によってバランスをとられたこれらのフィラメントは、その後螺旋を描くように戻り、最終的に中央のブラックホールの周りを回る。 NGC 4696 は銀河達のケンタウルス集団の最大の銀河であり地球から約1億 5,000 万光年にある。このイメージは差渡し約 45,000 光年の領域を示している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

<お知らせ>: 日本のイプシロンロケット2号機によるジオスペース探査衛星(ERG)の打ち上げ時刻の決定が急遽掲載されました、12月20日(火)午後8時。20日(火)19時40分からライブ中継があります。打上の視聴は こちら から。


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