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左側の奇妙な渦巻構造はどのようにしてできたのだろう? それは、恐らく、外層の大気が放出されるときの、惑星状星雲フェーズに入りつつある二重星システムに関連している。差渡し約3分の一光年に及び、四つまたは五つに完全に巻き付いたこの巨大な渦巻は先例のない規則性を持っている。一つの新しい層は二つの星達がそれぞれ他を周るために要する時間に近い約800年ごとに現れるのだろう。それをつくった星のシステムは、最も一般的には LL Pegasi また AFGL 3068 としても知られている。その変わった構造そのものは IRA 23166+1655 としてカタログ化されている。このイメージはハッブル宇宙望遠鏡の近赤外線光でとられた。近くの星から反射する光によって照らされているという主たる仮説を持つが、渦巻が輝く理由自身がミステリーである。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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