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4月30日: ブラックホール、星を破壊する(アニメーション)/お知らせ

2021年04月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

もし星がブラックホールを近づき過ぎたなら何が起きるだろう? ブラックホールはそれを引き裂くだろうが、どのようにして? 問題になるのは高い重力の影響自体ではなく、破壊を引き起こす星全体の引力の違いである。この崩壊を例示するアニメのビデオの中では、初めに星がブラックホールに近づいているのを見るだろう。周回する速度が増すにつれて、最接近の間に星の外側の大気はむしり取られる。星の大気の多くは深宇宙に拡散されるが、いくらかはブラックホールを周り続けて降着円盤を形づくる。このアニメーションでは、続いて、見る者を降着円盤に導き、また、ブラックホールに向って見る。重力レンズの奇妙な視覚効果を含めて、ディスクの遠い面さえも見ることができる。最終的に回転軸に沿って放出されるジェットの一つに沿って見る。理論的なモデルでは、これらのジェットがエネルギーに満ちたガスを噴出するだけでなく、最近地球上で見られたかもしれないもの、エネルギーに満ちたニュートリノをつくることも示している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>:  イメージをクリックして Youtube から。

<お知らせ>: 明日5月1日、国際宇宙ステーション商業宇宙船第一号、野口聡一飛行士達「スペースX」ドラゴンクルー1が地球へ帰還します。中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。出発準備から着水まで、通して中継されます。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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4月29日: 星出彰彦飛行士、国際宇宙ステーションの指揮をとる

2021年04月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

今日、国際宇宙ステーションは新しい指揮官(Commander)星出彰彦を持った。一方「スペースX」クルー1宇宙飛行士達(野口飛行士ほか3名)は、着陸地点の気象条件不良のために出立が延期された。彼らは、今、東部夏時間土曜日午前11時36分(日本時間日曜日午前0時36分)のフロリダ沖への着水を目標としている。NASAテレビは、東部夏時間金曜日午後3時50分(日本時間土曜日午前4時50分)にセットされたハッチ閉鎖から始まる連続する中継放送を、東部夏時間金曜日午後3時30分(日本時間土曜日午前4時30分)に開始するだろう。「スペースX」クルードラゴンは、164日のミッションを終えて、東部夏時間金曜日午後5時55分(日本時間土曜日午前6時55分)に、ハーモニーモジュールの宇宙に面する国際ドッキングアダプタから自律的に切離すだろう。ウォーカーは、27日の伝統的な指揮権委譲セレモニーの間に、星出彰彦にステーションの指揮(Command)を手渡した。日本の二人目のステーション指揮官星出は今年10月まで遠征65をリードするだろう。

<出典>: 「宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<大判>: 大判イメージは省略しました。 

<ひとこと>: 文章は要約しています。写真は遠征65クルー、星出飛行士は右から3人目。
「スペースX」クルー1帰還の中継放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
☆ このところの国際宇宙ステーションの運用では、初めての商業宇宙船の採用、到着後すぐに指揮を執る、海上での有人宇宙船の回収など、従来にない方法が多く使われています。短い解説をホームページの「国際宇宙ステーションは今(4月29日)」に掲載して置きましたので参考にしてください。 

 

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4月28日: 星出飛行士らクルードラゴンがステーションに接近する

2021年04月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

フロリダのケネディ宇宙センタからの打上げの1日未満の国際宇宙ステーションへの接近の間に、「スペースX」クルードラゴン「エンデバー」が描かれる。「スペースX」クルー2宇宙飛行士達、指揮官シェーン・キンブロー、パイロット ミーガンマッカーサ、星出彰彦(JAXA)、トーマス・ペスケ(ESA)は、ハーモニーモジュールの前面の国際ドッキングアダプタにドッキングした後に、遠征65クルーに加わるだろう。

<出典>: 商用クルー(Comercial crew)

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 星出彰彦飛行士は、「スペースX」クルー1出立後、現在の遠征65指揮官シャノン・ウォーカーに替わって、遠征66として指揮官を引き継ぐ予定です。これまでは、国際宇宙ステーションの指揮は前任者が行い、到着後数カ月経ってから後任者が引き継ぐ形をとってきました。着任後いきなり指揮官というのは初めてです。なお、本サイトでは、英語名に従って、コマンダー(Commander)は指揮官と記載しています。また、遠征(Expedition)も同様です。

<お知らせ>: 「スペースX」クルー1、野口飛行士達4名の帰還は、日本時間5月2日に延期されました。「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、特段の変化が見られないので、掲載を省きました。

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4月27日: インジェニュイティの火星での3回目のフライトを捕える/お知らせ

2021年04月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<急告>: 野口飛行士達の搭乗する「スペースX」クルー1の帰還は5月1日以降に延期されました。
理由は不明です。

NASAのパーサービアランスの画像装置、マストカメラZによって2021年4月25日にとられたこのビデオに、NASAのインジェニュイティ・マーズヘリコプターが離陸しまた着陸するのを見ることができる。期待されたように、ヘリコプターは、着陸場所の射程に沿っての50メートルの飛行計画を完成して、その視界の外のフィールドを飛んだ。

<出典>: 「パーサビアランス(Mars2020rover Perseverance)」

<ビデオ>: ビデオはイメージをクリックしてご覧ください(.mp4)。 

<ひとこと>: マーズヘリコプター・インジェニュイティは、4月25日、火星日64に、火星での3回目の試験飛行を行いました。これまでの2回では離陸と着陸の試験を行いましたが、今回は水平方向に大きく飛行しています。このイメージは、母船である火星探査パーサービアランスローバーのマストのカメラから見た、火星を試験飛行するインジェニュイティ・ヘリコプターです。ヘリコプターは右方向へ飛び、一旦マストカメラZの視界から消えます。その後画面の中に戻って着陸します。

<お知らせ>: 日本時間明日4月28日夜から、国際宇宙ステーションの商用宇宙船1号、「スペースX」ドラゴンとそのクルー(野口飛行士を含む4名)が大西洋に着水、帰還します。商用宇宙船による帰還の初回、有人宇宙船の海中への帰還は、本格運用ではアポロ以来初めてかも知れません。中継は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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4月26日: ブラックホールを撮る/お知らせ

2021年04月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2019年4月、‎‎ブラックホール‎‎とその影が初めて画像に収められ‎‎、‎‎イベントホライズン望遠鏡(EHT)と‎‎呼ばれる国際電波望遠鏡ネットワークによる歴史的な偉業が達成した。ブラックホールは光も逃げることができない密集した物体である。ブラックホールの「イベントの地平線」の中に入るものは、ブラックホールの強い重力のために再び現れることはない。ブラックホールは見えないが、それを囲む素材の熱い円盤は明るく輝いている。このディスクのような明るい背景に対してブラックホールは影のように見える。‎このイメージは、地球から約 5500 万光年の楕円銀河メシエ87(M87)の中心にある超大質量ブラックホールの影を示している。このブラックホールは太陽の65億倍の質量を持ち、その影をとらえるために、世界中の八つの地上望遠鏡が、地球全体の巨大な望遠鏡として同時に働いた。EHTの知見を補完するために、EHTの多波長ワーキンググループによって調整された大規模な取り組みの一部として、いくつかのNASA宇宙船が、異なる波長の光を使用してブラックホールを観測した。チャンドラX線天文台‎‎、核分光望遠鏡アレイ‎‎(NuSTAR)、スウィフト宇宙望遠鏡ミッションが、この取り組みの一環として‎‎、それぞれ異なる種類のX線光で適応し、2017年4月に、EHTと同時に M87 ブラックホールに視線を向けた。NASAのフェルミガンマ線宇宙望遠鏡も M87 からのガンマ線光の変化を観測した。

<出典>: 「ブラックホール(Black Hole)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: イベントホライズン望遠鏡(EHT)の初めてのブラックホールイメージの発表では、NASAの宇宙望遠鏡に関する寄与度はほとんど報じられませんでした。しかし、その時とれなかったブラックホールの放射に関するその後の観測など、ハッブルやスピッツアを含め多くの貢献が知らされています。

<お知らせ>: 国際宇宙ステーションでは、今日4月26日午後8時から、野口・星出飛行士のメディア会見があります。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
☆ 4月28日の野口聡一飛行士を含む「スペースX」ドラゴンクルー1の帰還を含む中継放送の日程を掲載しました。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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4月25日: 夜の東京/お知らせ

2021年04月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションが日本の空の262マイル(419キロメートル)を飛んでいたとき、夜の東京が撮られる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: ファイルサイズの大きなイメージです。右のイメージは見やすくするために処理を加えています。

<お知らせ>: 
星出彰彦飛行士を含む4名の、国際宇宙ステーション商用宇宙船の第2陣、「スペースX」ドラゴンクルー2は、日本時間4月24日土曜日午後6時8分に国際宇宙ステーションとドッキングしました。以降の情報は追記します。

なお、国際宇宙ステーションでは、明日26日夜、野口・星出飛行士の日本のメディアとの会見があります。中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

 

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4月24日: 駿河湾の北、東京の西の富士山/速報2件

2021年04月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本海の264マイル(422キロメートル)を周っていたときに、国際宇宙ステーションから、駿河湾の北、東京の西の富士山が撮られる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 国際宇宙ステーションから撮られたイメージは慣例的に撮影者の名前は明らかにされていませんが、野口飛行士の到着以降、東京、大阪をはじめ、日本の写真が多く掲載されていることから、この写真も野口飛行士の撮影と思われます。なお、野口飛行士を含む民間宇宙船として初めての「スペースX」クルードラゴン1の4名の飛行士達は、4月28日に地球に帰還し、民間宇宙船として初めて大西洋に着水する予定です。帰還に関する中継放送時刻等はホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<速報2件>: 
➀ 星出彰彦飛行士を含む4名の、国際宇宙ステーション商用宇宙船の第2陣、「スペースX」ドラゴンクルー2「エンデバー」の打上は成功しました。NASAテレビの中継は国際宇宙ステーションへのドッキングまで通して続きます。打上げの模様は こちら(Facebook:21分51秒) から見ることができます。
➁ マーズ2020インジェニュイティヘリコプターは、2回目の飛行に成功しました。ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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4月23日: 土星のリングに入り、通過し、抜ける/お知らせ

2021年04月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイメージに四つの月が示されているが、見つけることができるだろうか? 最初に、背景の最も遠くに、土星の最も大きな月、太陽系の大きな月の一つであるタイタン(注:暗く霞んでいる)がある。この永久に曇った世界のトップを横断する暗い形は北極のフードである。次の最も明らかな月は明るいディオネであり、タイタンの手前に見え、クレータと長い氷の崖を備えている。暗いエンケギャップを見せる土星のAリングを含む土星の広大なリングのいくつかが、左から突き出している。リングの外側の遠い右には、土星のFリングの構成に寄与している、差渡し81キロメートルのパンドラがある。四番目の月、土星のリングのエンケギャップの中を詳しく見ると、小さな点、パンを発見するだろう。土星の最も小さな月の一つ、35キロメートルであるが、パンは、比較的リングの粒のないエンケギャップを保つのに十分に役立っている。10年を超える探査と発見の後、カッシーニ宇宙船は2017年で燃料が尽き、土星の大気に入るように指示され、そこで確実に溶けた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<お知らせ>: 1日打ち上げが延期された「スペースX」ドラゴンクルー2は、日本時間今夕国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。なお、NASAテレビは打上からドッキングまで通して放送されます。中継放送は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
また JAXA からも中継放送(Youtube)されます。打上は こちら(17時55分~19時10分頃) 、ドッキングはこちら(4/24(土)19:15~21:15) から。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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4月22日: 打上台のクルードラゴン/お知らせ

2021年04月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

4月22日(木): <速報・追記・急告> NASAと「スペースX」マネージャ達は、ケネディ宇宙センタからの木曜日の打上の後の飛行経路に沿って好ましくない気象条件が予測されたため、「スペースX」クルー2ミッションの打上を、東部夏時間金曜日午前5時49分(日本時間金曜日午後6時49分)まで延期しました。

<前記事>: NASAと「スペースX」のミッションマネージャ達は、東部夏時間木曜日午前6時11分(日本時間木曜日午後7時11分)の、国際宇宙ステーションへの四名のクルー2宇宙飛行士達の打上に「GO」を与えた。宇宙への彼らの新しいホームへの道のりの間、NASAの宇宙飛行士シェーン・キンブローとミーガンマッカーサが指揮官とパイロットを勤め、クルードラゴンエンデバーを導くだろう。彼らは、星出彰彦(JAXA:右下写真右端)、トーマス・ペスケ(ESA)とともに、金曜日午前5時30分(日本時間金曜日午後6時30分)に、ハーモニーモジュールの前面の国際ドッキングアダプタにドッキングするだろう。NASAテレビは、木曜日午前2時(日本時間木曜日午後3時)に始め、クルー2ミッションを、打上からドッキングまで連続的に放送するだろう。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<お知らせ>: 上記の通り今夕星出彰彦飛行士ほか3名が、NASAの地球近軌道輸送民間化の一環としての、「スペースX社」のクルードランゴンの本格運用2回目の旅として、国際宇宙ステーションに向かいます。NASAテレビの中継時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。NASAの放送は明日金曜日夕刻のドッキングまで続きます。なお、打上のみならば JAXA の中継もあります。18時15分から1時間ほど、「JAXA イベントライブ配信専用チャンネル(Youtube)」から。

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4月21日: インジェニュイティ、歴史的な飛行に成功/お知らせ

2021年04月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

月曜日、NASAのインジェニュイティマーズヘリコプターは、他の惑星で動く、制御されたフライトを行う、歴史上初めての航空機になった。ジェット推進研究所のインジェニュイティチームは、米国西海岸夏時間午前3時46分(日本時間月曜日午後7時46分)に、ヘリコプターからのデータをNASAのパーサビアランスマーズローバーを通して受け取った後、フライトが成功したことを確認した。この太陽電池で動くヘリコプターは、インジェニュイティチームが、最適エネルギーとフライト条件にあると判断した西海岸夏時間午前12時34分(日本時間月曜日午後4時34分)、現地平均太陽時(火星時間)12時33分に、地球以外で飛ぶ最初の航空機になった。高度計のデータは、インジェニュイティが、その定められた最大高度3メートルまで上がったことを、また30秒間安定的にホバリングしたことを示した。その後、合計 39.1 秒を記録したフライトの後、火星の表面に戻って着地した。

<出典>: 「パーサビアランス(Mars2020rover Perseverance)」

<ビデオ>: イメージをクリックして Youtube から。。 

<ひとこと>: その他のビデオ等はホームページの「マーズ2020ローバーパーサビアランス」 から。
高さ3メートル、約30秒間一定の地点でホバリングは、地球ではさほど難しくないように思われますが、火星の大気は薄く揚力を得られないこと、逆に重力が小さいので推力が強すぎると飛びあがり過ぎてしまうこと、降下の際逆推進が強すぎるとバウンドしてしまうことなど、地球では実現し難い環境下での飛行です。なにはともあれ、予定していた通りに飛行できたことは大きな成果です。

<お知らせ>: 明日22日、星出彰彦飛行士を含む4名の、国際宇宙ステーション商用宇宙船の第2陣、「スペースX」ドラゴンクルー2「エンデバー」の打上が予定されています。この放送はドッキングまで通しで続きます。4月28日の野口聡一飛行士を含む「スペースX」ドラゴンクルー1の帰還を含む中継放送の日程も掲載しました。これらの中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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4月20日: 我々の太陽系に最も近い系外惑星/お知らせ

2021年04月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このアーティストのコンセプトは、近くの星エプシロン・エリダンディ(Epsilon Eridandi)を周っている木星の質量の惑星である。それは 10.5 光年にあり、2007年に発見されたとき、我々の太陽系に最も近い知られた系外惑星であった。この惑星は、太陽と地球との近さ、また太陽と木星との遠さでそれを運ぶ、楕円軌道にある。エプシロン・エリダンディは僅か8億年の若い星である。それは、未だ、その星(注:恒星、親星)から320億キロメートルに広がるダストのディスクで囲まれている。この視界では、そのディスクは、ダストのディスクと同じ平面にある惑星の軌道からエッジ・オンで見られ、ダストを反映する線形のシートとして現れている。この惑星のリングと衛星は、この視界では仮定的ではあるが妥当である。我々が知るように、ガスの巨人のような惑星は、生命のための居住には適さないが、如何なる月(衛星)でも生命にふさわしい状況を持っているかも知れない。天文学者達は、2006年に、空を横断してゆっくり動くときの星の、見えない惑星の引きを測定するためにハッブルを使い、この惑星の質量と軌道の傾きを判定した。惑星の最初の証拠は天文学者達が2000年に測定した星のぐらつきに現れた。

<出典>: 「系外惑星(Exoplanets)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<お知らせ>: 昨日に続き、今日午後8時から、国際宇宙ステーションの野口聡一飛行士との中継があります。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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4月19日: インジェニュイティ、今日、火星で初飛行を予定/お知らせ

2021年04月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAは、米国西海岸夏時間4月19日月曜日午前12時30分(日本時間月曜日午後4時30分)以降に、インジェニュイティ・マーズヘリコプターの初めてのフライトを目標としている。初めてのフライトからのデータは、自律的なフライトに続いて数時間の後地球に送られるだろう。その生中継は、ヘリコプターチームがNASAのジェット推進研究所の宇宙フライトオペレーション施設でデータのダウンリンクを受ける準備をする、西海岸夏時間午前3時15分(日本時間月曜日午後7時15分)に始められるだろう。NASAテレビ、NASAのウェブサイト、 YouTube およびフェースブックを含む、ソーシャルメディアプラットホームで見よう。4月19日にフライトが行われたときは、飛行後の概況説明が、西海岸夏時間午前11時(日本時間火曜日午前3時)に開かれるだろう。

<出典>: 「パーサビアランス(Mars2020rover Perseverance)」

<動画>: イメージは動画です。クリックしてご覧ください。 

<ひとこと>: 中継放送時刻等はホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<お知らせ>: ➀ 上記の通り、今日、火星でのインジェニュイティ・ヘリコプターの初飛行が計画されました。なお、飛行後、火星と地球との間のデータ通信には数十分掛かると思われますので、恐らく、管制センタ中心の中継になると思われます。ご承知おきください。
➁ 今日19日と明日20日夜、国際宇宙ステーションの野口飛行士との交信が予定されています。中継放送時刻等は同じく 「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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4月18日: ‎東京の夜の光‎/お知らせ

2021年04月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

東京の夜の灯が、上空261マイルを周回する、国際宇宙ステーションから描かれている。‎

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 右のイメージは処理を加えて明るくしています。

<お知らせ>: 明日19日と明後日20日夜、国際宇宙ステーションの野口飛行士との交信が予定されています。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

<パーサビアランス特集>: 本日、特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」の新しい記事はありません。

 

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4月17日: ナイルデルタ、シナイ半島、地中海/お知らせ

2021年04月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

エジプト上空263マイルを周回する国際宇宙ステーションから、‎ナイル川、紅海、オマーン湾、アカバ湾、地中海が描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 


<お知らせ>: 今日、国際宇宙ステーションの遠征64の3名が、ソユーズ宇宙船で、カザフスタンに帰還します。中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。


<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。

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4月16日: 銀河、ジェット、有名なブラックホール/お知らせ

2021年04月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

明るい楕円銀河メシェ87(M87)は、惑星地球のイベントホリゾン望遠鏡によって捕えられ、これまでで初めてブラックホールのイメージが撮られた超巨大ブラックホールのホームである。おとめ座銀河集団の巨人、約 5500 万光年にある M87 は、スピッツア宇宙望遠鏡からのこの赤外線のイメージで、青い色で描かれた大きな銀河である。 M87 はほとんど形がなく雲のように見えるが、このスピッツアイメージは、銀河の中央領域からの相対的なジェットの噴出の詳細を記録している。右上の差込みに示されているジェットそのものは数千光年にも伸びている。右側に見られるより明るいジェットは近づいており、我々の視線に近い。反対に、特に目に見えない素材のかすかな弧を照らす、退いているジェットによって衝撃波がつくられた。右下の差込みでは、歴史的なブラックホールイメージが、巨大な銀河の中心と相対的なジェットの概要を示している。スピッツアイメージでは完全には未解決の、この落ち込む素材によって囲まれた超巨大ブラックホールが、活動銀河 M87 の中央からの、相対的なジェットをドライブする巨大なエネルギーの源である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: イベントホリゾンテレスコープ(EHT)は、先に、銀河メシェ87(M87)のブラックホールを初めて図に示すことに成功しました。その際、同時に期待したブラックホールから噴出するジェットについては観測できませんでした。チームは、その後、観測への参加範囲を広げ、ハッブル、スピッツアなど宇宙の望遠鏡も含め、先に発表したブラックホールに加えてジェットの観測を行い発表しました。この記事は、その中の一部、NASAの立場から、スピッツアによる赤外線観測の部分を取り上げたものです。イベントホリゾンテレスコープグループの発表は「ホームページ」の 「アストロサイエンス(4月16日)」 を参照してください。

<お知らせ>: 
➀ マーズパーサビアランスローバーの記事の編集方針を変更しました。ホームページの特集 「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」 から。
➁ 明日、国際宇宙ステーションの遠征64の3名が、ソユーズ宇宙船で、カザフスタンに帰還します。中継放送時刻等は ホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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