ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケは、3月24日金曜日に、NASAの宇宙飛行士シェーン・キンブローと、彼の二回目の船外活動を終えた。今回の作業は、ドッキングアダプタからケーブルを切り離し、デクスタ・ロボットに注油し、ラジエータを調べ、カメラを交換することであった。この写真では、カナダのロボットアームの終端の足留めに立った彼が、デクスタで、自画像スティックに似た注油ツールを使っている。この船外活動は6時間34分で終わった。彼は次回の船外活動で、初めてのミッションで合計三回の船外活動を行うことになる。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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<ひとこと>: デクスタ(Dextre)は“器用な”という意味を持つ。必要とするときに Canadarm ロボットアームの先端に取り付けられ、より細かな作業で使われる。ともにカナダ製。 これまでに初めてのフライトで3回の船外活動を行った例はない。