天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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10月31日(月): ウェッブ、「創造の柱」の新しい詳細を明らかにする/火星探査は今!

2022年10月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡によって1995年に最初に画像化された有名な「創造の柱(Pillars of Creation)」の新しいイメージをとらえ、この領域の新しい詳細を明らかにした。この立体的な柱は雄大な岩の層のように見えるが、はるかに透過性がある。これらの柱は、冷たい星間ガスとダストで構成されており、近赤外光では半透明に見えることがある。 ウェッブの創造の柱の新しい視点は、研究者達が新しく形成された星のはるかに正確な数と、この地域のガスとダストの量を特定することによって、星形成のモデルを改めるのに役立っている。彼らは、何百万年にもわたって、星がどのように形成され、ダストの雲から飛び出すかについてのより明確な理解を構築するだろう。

<出典>: 「ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡(Webb Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。大きなイメージです。

<ひとこと>: これは10月21日に掲載した内容に更に解析を加えたものです。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: NASAとESA、火星のサンプル地球持帰りの次のステップに合意

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

 

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10月30日: ハワイの世界最大の活火山マウナロア/お知らせ

2022年10月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ハワイにある世界最大の活火山マウナロアが、太平洋上空258マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 延期されてきた月周回無人宇宙船アルテミスⅠの打上台への転送が11月4日に予定されました。 なお、打上は11月14日の予定です。「アルテミスⅠ」から。

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10月29日(土): 宇宙飛行士達、宇宙からヨーロッパの光害をマップする

2022年10月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

過去20年間、宇宙ステーションの宇宙飛行士達は、新しい街路の照明技術が導入されるにつれて、都市が夜に白く輝く様子を目撃してきた。最近のミッションの中で、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティが軌道から地球を見たとき、都市が星よりも明るく輝いていた。2003年以来、サマンサと他のヨーロッパの宇宙飛行士達は、光害の真の範囲を示すために、デジタルカメラで夜の地球の100万枚以上の写真を撮ってきた。ヨーロッパの研究者達のチームは、写真を処理して経時的に比較し、都市部での照明の汚染の明らかな増加と、白く青い排出のシフトを示しました。これは、発光ダイオードランプ、または LED 技術の広範な導入によるものである。

<出典>: 「ヨーロッパ宇宙機関(ESA int)」

<大判>: 右上はヨーロッパ全体のカラーマップ。大判はイメージをクリック。

下の図は一例として10年前(左)と現在のパリ。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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10月28日(金):  プロバ2二つの部分日食を見る/火星探査は今!

2022年10月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のプロバ2(Proba-2)は10月25日に2回の部分日食を捉えた。日食は地球を周る月の動きによって引き起こされる。 10月25日、太陽の光の一部が月によって遮られ、部分日食が起きた。ヨーロッパの大部分、北アフリカ、中東、アジアの一部から見え、月は北極付近の太陽光の82%を遮り、ヨーロッパでは太陽光の最大40%が遮られた。この部分日食が、ヨーロッパ宇宙機関の Proba-2 ミッションによって、宇宙でのユニークな視点から観察された。その機器は、極紫外線(EUV)光で太陽を観測し、太陽の高温の乱流である太陽コロナに約100万度の温度に焦点を合わせた。この動画の背景にはコロナが見られる。

<出典>: 「プロバ-2(Proba-2)」

<動画>: イメージをクリック(mp4)または  こちら(Youtube)から。

<ひとこと>: PROBA-2 は宇宙関連技術のデモンストレーションを目的としたヨーロッパ宇宙機関の小型衛星、アビオニクス・センサー・姿勢制御・電力供給・推進機関の技術分野に関する17件に、また四つの観測機器を備え太陽コロナの観測なども行なっている。2009年に打上げられた。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 古代の溶岩流の軌跡 (MRO)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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10月27日(木): 木星上のガニメデの影/火星探査は今!/お知らせ

2022年10月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2022年2月25日の40回目木星の接近通過で、NASAのジュノ宇宙船は、ガニメデが惑星上に大きな暗い影を投げかけるのを見た。 JunoCam は木星のすぐ近くからこのイメージを捉え、ガニメデの影を特に大きく見せた。このとき、ジュノ宇宙船は木星の雲の上約 71,000 キロメートルにあり、ガニメデよりもこの惑星に15倍近くにあった。木星上の楕円形の影の中の観測者達は太陽の皆既日食を経験するだろう。皆既日食は、木星では、地球よりも、いくつかの点で一般的である。木星には、木星と太陽の間を頻繁に通過する四つの主要な衛星 (ガニメデ、イオ、カリスト、エウロパ) があり、また、木星の衛星は、木星に近い平面を周回しているので、 これらの月の影はしばしば惑星に投げかけられる。

<出典>: 「木星(Jupiter)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 後退する斜面の物語 (MRO)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: このコーナーのリンク先は、通勤・通学中でも読めるように、現在、スマホ対応に改編中です。過渡的には見難いことがあるかも知れませんがご容赦ください。なお、スマホでご覧になるときは横位置で見るようにお願いします。

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10月24日(月): 鷲星雲の妖精/ハッブル・ジェームスウェブ宇宙望遠鏡

2022年10月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 10月24日・25日の更新は休みます。

鷲星雲のダストの彫刻は蒸発している。これらの冷たい宇宙の山脈を強力な星明りが削り、残る彫像のような柱は神話の獣のように想像されるかもしれない。此処に示されているのは、巨大な異国の妖精として描かれるかもしれない鷲星雲の、いくつかの驚くようなダスト柱の一つである。しかしながら、この妖精は、高さ10光年、普通の火より非常に熱い放射を吐き出している。この大きな鷲星雲(M16)は、現在散開星団を形成しつつある、その内部が壮観な星の託児所で満たされた発達する空洞、実際にはガスとダストのシェルを蒸発させている巨人である。約 7,000 光年にあるこの大きな柱は、恐らく約10万年で蒸発し去るだろう。此処には、地球軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡でとられたイメージが、科学的に再設定された色で示されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: イメージはわし星雲の頂上部分のみ示しています。

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<火星探査は今!>

特段の記事がないのでお休みしました。

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<新しい記事の追加>: ハッブルおよびジェームスウェブ宇宙望遠鏡の新しい記事を追加しました。

「ハッブル宇宙望遠鏡」「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡」から。なお、これらの記事の掲載については今後整理して行きます。

<付記>: このコーナーのリンク先は、通勤・通学中でも読めるように、現在、スマホ対応に改編中です。過渡的には見難いことがあるかも知れませんがご容赦ください。なお、スマホでご覧になるときは横位置で見るようにお願いします。

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10月23日(日): アペニン山脈の中央の紅葉

2022年10月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

コペルニクス・センチネル2号ミッションによって10月17日に捕えられたこのイメージに、イタリアのアペニン山脈の中央の紅葉が見える。低温と減少する昼の光の時間が、イタリアのアペニン山脈中央のアブルッツォ(Abruzzo)付近に紅葉をもたらした。オレンジと赤の色は主にその地域の気象、高度、斜面の方向に依存する。小さな山の町、中央イタリアの有名な冬の目的地と バッレーア湖(Barrea) が見える。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関の「今週のイメージ」は、複数の記事が同時に発表されます。原典を見るときは上のリンクから該当記事を探してください。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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10月22日(土): 惑星地球の水の全て

2022年10月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

惑星地球はどの位の水でできている? 実際には非常に少ない。地球の表面の約70パーセントを海が覆っているが、これらの海は地球の半径と比較して浅い。このイラストレーションは、地球表面の、または、その近くの水の全てをボールに集めたときの起きることを示している。このボールの半径は僅か約700キロメートル、地球の月の半径の半分より少なく、我々の外部太陽系の多くの月のように大部分は水の氷である土星の月レアより僅かに大きい。次の最も小さなボールは地球の新鮮な液体の水の全てを表しており、一方、最も小さなボールは地球の淡水湖と川の全量を示している。この水がどのように地球にもたらされたか、また、いくらかの顕著な量が地球の表面の下に捕らえられているかは調査の話題として残っている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 大判が大きすぎるときは  こちら から。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

 

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10月21日(金): 創造の柱/火星探査は今!/お知らせ

2022年10月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、1995年にこの「創造の柱」をその初めてのイメージによって有名にしたが、2014年に、より鋭い、より広い視界を明らかにするために、可視光線で、この場面(左)を再訪した。NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からの、新しい、近赤外線光の視界(右)は、我々が、より多くのダストを通してこの星形成領域で凝視するのを助けている。この厚い、ダストの褐色の柱は、もはや不透明でなく、まだ形成中である更に多くの赤い星達が視界に入ってくる。ハッブルの視界ではガスとダストの柱は暗く透過できないが、ウェッブではより透けて見える。

<出典>: 「ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡(Webb Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ジェームスウェブ宇宙望遠鏡から新しい観測が発表されたのを機に、これまで発表された記事を整理して新しいページを開きました。 「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡」 から。(下記「お知らせ」参照)

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 待望久しい塩分を含んだ領域に着く (キュリオシティ)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: このコーナーのリンク先は、通勤・通学中でも読めるように、現在、スマホ対応に改編中です。過渡的には見難いことがあるかも知れませんがご容赦ください。なお、スマホでご覧になるときは横位置で見るようにお願いします。

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10月20日(木): ガンマ線爆発周辺のX線のリング/火星探査は今!

2022年10月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これは爆発自体とはほとんど無関係であるが、我々のミルキーウェイ銀河で光とともにダストで満ちたガスのエリアが反射した。 先週我々の太陽系に着いた GRB 221009A は、放射線と共に遠く宇宙を横断して起きた非常に明るいガンマ線爆発(GRB)の、とてつもない爆発であった。これらの GRB はおびただしい量のX線を発することがあり、これらのX線の明るいフラッシュは、ガンマ放射線とほとんど同時に到着した。このケースでは、これらのX線は、異常な反射をつくり、此処我々のミルキーウェイ銀河のダストの高い領域で反射した。反射するミルキーウェイのダストと GRB の間の角度は大きく、X線のリングの半径は大きく、そして、典型的には、これらの光のエコーが到着するにはより長くかかった。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: アレス谷の地形 (リコネッサンス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

 

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10月19日(水): NASAのジュノ、木星の氷の月エウロパの最高解像度のクローズアップをとる/火星探査は今!

2022年10月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ジュノ宇宙船の木星の月エウロパの月面通過からのこの観測は、この海洋の世界の20年以上経たクローズアップを提供し、驚くべきイメージとユニークな科学を見せた。エウロパの一部を撮った最高解像度のこの写真は、この月のひび割れた氷の地殻の不可解な領域の詳細な視界を明らかにしている。このイメージはエウロパの表面の約150×200キロメートルをカバーし、細かい溝と二重線の尾根の交差した領域を示している。イメージの右上、右下、中央付近には、下から何かが表面に噴き出したような暗い汚れがある。中央下には、南北67、東西37キロメートルの、音符を連想させる形がある。イメージの白い点は、月周辺の厳しい放射線環境からの高エネルギー粒子を透過した徴である。ジュノの恒星リファレンスユニット(SRU)は、9月29日に、宇宙船がエウロパの接近飛行中に、約412キロメートルの距離でこの白黒イメージを撮った。これは、ピクセルあたり256〜340メートルの解像度で、ジュノが夜間に「木星の輝き」によって薄暗い夜間の表面の一部を、毎秒約24キロメートルで通り過ぎるときにとられた。低照度の条件向けに設計された SRU は、木星の大気の浅い稲妻を発見し、木星の謎めいたリングシステムを撮り、エウロパの最も魅力的な層を垣間見ることができる貴重な科学ツールであることを証明した。

<出典>: 「エウロパ(Europa)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 常に変化している火星のスイスチーズ (リコネッサンス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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10月18日(火): ハッブル、星の崩壊からの超高速ジェットの爆発を見る/火星探査は今!

2022年10月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

中性子星は爆発した大規模な星達の「ゴミがぎっしり詰まった」生き残ったコアである。それらは我々の太陽より重く、ニューヨーク市の中に当てはまる。この想像に絶する密度では、茶さじ一杯の素材が地球上の少なくとも40億トンの重さがある。これらは、地上の探知器で捉えることができる、重力波と呼ばれる現象で時間と空間の構造に波紋を起こす。この GW170817 という名の爆発が2017年8月に観測された。この爆発は、超新星爆発に相当するエネルギーを放った。それは、中性子星の融合からの、重力波とガンマ放射線の初めての結ばれた検出であった。この大衝突の余波として、放射線のジェットが、ほぼ光速で消失したペアの周囲の素材に激突した。ハッブルは爆発の二日後に爆発の現場にあった。爆発の現場からジェットが飛び出したとき、この小さな塊は外側に揺れた。ハッブルと電波望遠鏡から収集されたこの信じ難い精度は、 地球から月に置かれた直径12インチのピザを測定することに等しかった。これは、中性子星の衝突の進行中の調査の、重要な転機であった。

<出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 火星と木星の月が出会う (マーズエクスプレス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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10月17日(月): ウェッブ望遠鏡からの WR 140 周辺のダストのシェル/火星探査は今!

2022年10月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このダストに富んだ奇妙な指輪とは何だろう? このリングは恐らく3Dのシェル(殻)であるが、それらがどのようにつくられたかは依然として研究上の話題である。これらがつくられた場所はよく知られており、はくちょう座に向かった約 6,000 光年にある連星系、ウォルフ・ライエット(Wolf-Rayet)の星 WR 140 が支配するシステムである。ウォルフ・ライエットの星は巨大であり、明るく、激しい風で知られている。それらはまた、星間ダストのビルディングブロックである炭素などの重元素を生成し分散させることでも知られている。連星の他の一つの恒星も明るくて巨大であるがそれほど活発ではない。これら二つの大きな星達は、8年ごとに互いに接近して長方形の軌道で戦っている。最接近のとき、このシステムからのX線放射が増加し、明らかに宇宙に放出されるダストが促進され、別のシェルがつくられる。この新しいウェッブ宇宙望遠鏡によって示された赤外線イメージは、一層大きな詳細と、以前にもまして多くのダストのシェルを解いている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: フォボスを見る (パーサビアランス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

 

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10月16日(日): 太平洋沿岸の東京

2022年10月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太平洋の沿岸、東京が、上空260マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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10月15日(土): DARTの最後から2番目の視界

2022年10月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これは、衝突の2秒前にダブル小惑星リダイレクトテスト(DART)が見た、小惑星ディモルフォスの最後のフルイメージである。ディディモス偵察(Didymos Reconnaissance)と光誘導小惑星カメラ(DRACO:Didymos Reconnaissance and Asteroid Camera for Optical navigation)画像装置は、小惑星の幅100フィート(約30メートル)の片を捉えた。 DART 宇宙船は、小惑星に近づくにつれて、 DRACO カメラからのこれらのイメージを、リアルタイムで地球に送った。 DART は、2022年9月26日(月)に、世界初の惑星防衛技術のデモンストレーションで、目標への衝突に成功した。

<出典>: 「ダブル小惑星リダイレクトテスト(DART)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ビデオ(39秒)は こちら(.mp4) から。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには、ホームページの「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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