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12月31日:異国の訪問客の足跡

2014年12月31日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>:1月1日から1月6日までの投稿は休みます。

2013年2月15日の朝早く、一つのオブジェクトがウラルの大気に侵入した。この火の球はチェリャビンスク市の上空で爆発し、その過度の圧力は、建物の損害や何百人もの人々への危害を引き起こした。これは爆発に注目した後 Alex Alishevskikh によって約1分後にとられた写真である。

<出典>:  「イメージの宇宙(Space in Images);欧州宇宙機関」 

<著作権者>: Alex Alishevskikh

<大判>: イメージをクリック。

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12月30日:火星の霜の斜面

2014年12月30日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

約 1.5 ×3キロメートルの大きさの火星の地表のエリアのこのイメージは、クレータの中の南に面した斜面の凍結した溝を示している。この季節には南に面した斜面だけが霜を蓄え北に面した斜面は融ける。溝はここでは唯一の活動的な地質プロセスではない。小さなクレータが斜面の底に見える。このイメージは、アリゾナ大学が管理するNASAの火星偵察軌道船の六つの機器の一つ、高解像度画像科学実験(HiRISE)カメラで2014年11月30日にとられた。

<出典>: 「今日のイメージ(image of the day)」 

<デスクトップイメージ>: 右のイメージをクリック。

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12月29日:ハッブル、銀河 IC 335 の美しい側面を見る

2014年12月29日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

この新しいNASA/欧州宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡イメージは、遠い銀河達の背景の前の銀河 IC 335 を示している。 IC 335 は他の三つの銀河達を含む銀河グループの一部であり、ろ座銀河団の 6,000 万光年の位置にある。 IC 335 のディスクは地球から見てエッジ・オンに見える。この視点では渦巻の腕や中心のバーが確認できず、天文学者達による分類を難しくしている。しかし、この 45,000 光年の長い銀河はSOタイプと分類することができた。これらの レンズ状の銀河達 は渦巻銀河と楕円銀河達の間の中間である。これらは渦巻銀河のような薄い星のディスクとバルジを持っているが、典型的な渦巻銀河とは対照的に多くの星間の媒体を使い果たしてきた。残された素材から僅かな新しい星のみが生じ、星の構成率は非常に低い。したがって、SO銀河達における星達の住民は主に老年の星達から成り、楕円銀河の星の住民と非常に類似している。SO銀河の渦巻の腕は不明確なので、この IC 335 のような傾斜したフェースオンまたはエッジ・オンで見たときに楕円銀河と間違えられ易い。

<出典>: 「今日のイメージ(image of the day)」 

<デスクトップ用壁紙>: イメージをクリック。

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12月28日:アポロ11号:着陸地点のパノラマ

2014年12月28日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

オリジナルの高解像度スキャンから集められたこのイメージは、月の静の海のアポロ11号着陸地点を横断した壮大な荒廃を描いている。イーグル月着陸船のニールアームストロングの彼の窓から撮られた左端のイメージは他の世界を人間が撮った初めての写真である。左手前に南に向かった推進装置のノズルが見え、右側にはイーグルの影が西に向かって見えている。右側の大きな浅いクレータは直径約12メートルである。着陸後約1時間半でとられた月着陸船の窓からのこのフレームは、月面を歩く前に早めの出発が必要な場合に備えて、最初に着陸地点を記録することを目的とした。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ用壁紙>: イメージをクリック。

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12月27日:アポロ8号:地球の出

2014年12月27日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

月への最初の有人ミッション、アポロ8号は、1968年12月24日のクリスマスイブに月の軌道に入った。その夕方、宇宙飛行士達、指揮官フランク・ボーマン、コマンドモジュールパイロット ジム・ラベル、月着陸船パイロット ウィリアム・アンダーズは、月軌道から生中継を行った。彼らは彼らの宇宙船から見た地球と月の写真を示した。

<参考>:月は地球に対して常に同じ面を見せているので、月の地上のある一点からは地球は常に同じ位置にあり、「地球が昇り」あるいは「地球が没する」ことはない。この記事で言う「地球の出」は、アポロ8号が月を周回することによって、月が自転するのと同じ効果を生じさせたためである。

<出典>: 「マルチメディアイメージギャラリ(NASA)」

<大判>: デスクトップイメージ

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12月26日:分子の雲バーナード68

2014年12月26日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

星は何処に行ったのだろう? 空の穴のようなこれは、今、天文学者達に暗い分子の雲として知られている。ここでは、背景の星達が発するほとんど全ての可視光線を、高濃度のダストと分子のガスが吸収している。この無気味な暗い環境が、宇宙で最も冷たい最も孤立した分子の雲の内部をつくるのに役立っている。これらの暗い吸収星雲の最も注目すべきことの一つは、ここに描かれたバーナード68として知られるへびつかい座の方向の雲である。この中に星が見えないことは、バーナード68が、約500光年の距離に差渡し半光年と測定される比較的近くにあることを示している。

<出典>: 「今日の天文写真」

<デスクトップイメージ>: 右のイメージをクリック。

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12月25日:国際宇宙ステーションのクリスマス

2014年12月25日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

12月23日火曜日、ステーションはクルーそれぞれのストッキングとツリーで飾られ、欧州宇宙機関を代表するのイタリアの宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティは休暇気分である。これは国際宇宙ステーションにおけるクリスマスの始まりである。ストッキングが取り出されツリーが飾られる中で、ステーション居住者達はなお地球と宇宙での生活の利便のために、宇宙での先進的な調査を続けている。この日、地上の科学者達とともに広範囲な調査作業が行われた。

<参考>: 大判はイメージをクリック。

<出典>: 国際宇宙ステーションブログ

 

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12月24日:休日の光:太陽面爆発

2014年12月24日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽は太陽面爆発(solar flare)を発し、東部標準時2014年12月19日午後7時28分(日本時間12月20日午前9時28分)にピークに達した。絶えず太陽を観察しているNASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)がこの出来事のイメージを捕えた。太陽面爆発は放射線の強力な爆発である。このフレアは X1.8 クラスのフレアである。Xクラスは最も激しいフレアを示し、数字はその強さの詳細を示している。

<出典>: 「今日のイメージギャラリー」

<大判イメージ>: こちら から

 

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12月23日:国際宇宙ステーションクルー、南極のオーロラを記録する

2014年12月23日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションのクルーメンバーの一人が、2014年7月15日に、南極光のこのカラフルなイメージを記録した。この一般的な南に向かう視界の中央右に、最も明るく最も容易に認識できる星アケルナル(Achernar)がある。この軌道の最前線は、南緯 51.6 度東経 110.3 度、360万キロメートルの高度で飛んでいた。二つのソーラーアレイパネルがフレームの右側に部分的に見えている。

<出典>:国際宇宙ステーションイメージギャラリ(NASA)

<デスクトップイメージ>: こちら から

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12月22日:大マゼラン雲のタツノオトシゴ

2014年12月22日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

イメージの暗いオブジェクトは餌を食べているタツノオトシゴのように見えるかもしれないが、実際には長さ約20光年の煙のようなダストの柱である。この興味深い形をしたダスト構造は、我々の近隣の大マゼラン雲の、広大なタランチュラ星雲に非常に近い星形成領域にある。このエネルギーに満ちた星雲は星団 NGC 2074 をつくり、センターは、タツノオトシゴの首の方向、イメージの上の外れに見える。この代表的なカラーイメージは、2008年に、ハッブル宇宙望遠鏡によって、ハッブルの第10万回の旅を記念して地球の周りでとられた。集団に若い星達が形成されるので、それらの光と風は、次の100万年の間に、ダストの柱をゆっくり侵食するだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(APOD)」

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12月21日:街の灯、休日中明るく輝く

2014年12月21日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAと米国海洋大気圏局(NOAA)の、スウオミ米国極周回パートナーシップ(Suomi NPP)衛星からの毎日のデータの新しい分析を使って示されたように、休日の間、その年の他と比較して街の灯が明るく輝いている。ダークグリーンのピクセルは、12月の間光が50%あるいはそれ以上明るくなったエリアである。休暇中の光のこの新しい分析には、NASAのゴダード宇宙飛行センターで開発された先進的なアルゴリズムを使い、毎日の街の灯を切り出すために、月の光、雲、空の粒子を取り除いている。このアルゴリズムからのデータは、世界中の光に関する高品質の衛星情報を、また、人々が何時、どのように夜を明るくするかの軌跡を科学者達に提供している。夜間の光の毎日の広域なまた動的なデータは、エネルギー政策に影響を与える幅広い社会の力を、また人々がエネルギーの視点からどのように街を使っているかを研究者達が理解する新しい手段になる。

<参考>: その他の都市の街の灯のイメージは flickr から。アニメーション(一瞬ですが日本列島も)は youcube から。

<出典>: 「今日のイメージ(image of the day)」 

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12月20日:光の美しいライン

2014年12月20日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

このイメージは、国際宇宙ステーションから、欧州宇宙機関の宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティ(伊)によってとられた。彼女はコメントした。「私はこの写真で何処を撮ったのかを分からない。光の非常に明瞭な美しい線。親しく見える人に教えを乞う。」


宇宙飛行士達は、カメラをセットして、彼らが実験に取り組む間に自動的に写真をとることができる。したがって、必ずしも彼ら自身も知らないし、またコンピュータープログラムは助けにならない。このイメージは、サウジアラビアの ダンマーム(またはダンマン)と確認された。

<参考>: サマンサ・クリストフォレッティの、ツイッター、フェースブック、フリッカー、グーグルの、美しい写真を見るには こちら から。

<出典>: Space in image(欧州宇宙機関)

 

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12月19日:NASAの太陽観察天文台、2014年12月16日に中程度の太陽面爆発に遭遇する

2014年12月19日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽は中規模の太陽面爆発を発し、米国東部標準時2014年12月16日午後11時50分(日本時間12月17日午後1時50分)にピークに達した。NASAのソーラーダイナミクス天文台(SDO)がこの出来事のイメージを捕えた。 このフレアは M8.7 クラスのフレアに分類される。Mクラスのフレアは、最も激しいフレアであるXクラスフレアの10分の一の大きさである。数字はその強さに関する詳細な情報を提供している。M2はM1の2倍、M3は3倍激しい。

 <参考>:大判イメージは NASAページ から。

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12月18日:火星探査ローバ-キュリオシティの着陸地点からのルート

2014年12月18日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

このマップは、2012年8月に着陸した場所から、シャープ山の基底層の一部である「パーランプ・ヒルズ(Pahrump Hills)」の露岩までの、NASAのキュリオシティローバーがドライブしたルートを示している。この横断のラインは火星日817日(2014年11月23日)までを通して完了したドライブをカバーしている。このマップのベースイメージは、NASAの火星偵察軌道船の高解像度画像科学実験(HiRISE)カメラからである。北は上、ローバーのルートの暗い南の地面は、シャープ山の下部に、暗い風に吹き寄せられた素材の砂丘を持っている。

<参考>: NASA(ジェット推進研究所)は、日本時間12月17日の記事で、火星探査ローバーキュリオシティが、火星で活動的な古代の有機化学物質を確認したと発表しました。少々難しい記事ですが こちら から。

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12月17日:火星の湖床の堆積物のしるし

2014年12月17日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのキュリオシティローバーのマストカメラ(Mastcam)で撮られたこの均一な層になった岩は、流れる水が湖に入ったところからさほど遠くない湖床の堆積物に特有なパターンを示している。この場面は、キュリオシティの火星での活動の712日目の2014年8月7日に、マストカメラの右のアイカメラでとられた複数のフレームを合成している。これは、谷のフロアから見た、「隠された谷(Hidden Valley)」の端の露岩を示している。この視界は手前で差渡し約 1.5 メートルである。これらの色は地球上の昼光の下で見られるようにホワイトバランスが調整されている。これは、古代の川の堆積に見られる交差した砂岩の下に形成される、厚く積み重なった、均一に層化された岩のタイプの例である。これらの岩はデルタの前面の一部として湖に堆積した記録と解される。

大判はイメージをクリックしてNASAのサイトから。

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