天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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8月31日(木): ハッブルからの超新星のリボン/ミッション別ページ

2023年08月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

SN 1006:ハッブルからの超新星のリボン

この珍しい宇宙のリボンは何がつくったのだろう? 古代の人間がこれまでに目撃した中で最も激しい爆発の一つである。 西暦1006年、星の爆発からの光が地球に到達した。オオカミ座(Lupus)の星の爆発から地球に届いたこの光は、2年以上金星より明るく見え、空に「客星」をつくった。今では Sn 1006 でカタログ化されているこの超新星は、約 7,000 光年離れて起き、今日も拡がりかつ弱まり続けている大きな残骸を残した。ここに描かれているのは、熱しまたイオン化された周囲を取り巻く、薄い外側に動く衝撃波の前面によって支配された、拡大する超新星の残骸の小さな部分である。超新星の残骸 Sn 1006 は、今では、約60光年の直径を持っている。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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<ミッション別ページ>

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<参考> NASAテレビ放送予定
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8月30日(水): ウィスコンシン州のロールクラウド/ミッション別ページ

2023年08月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ウィスコンシン州のロールクラウド

これはどんな雲だろう? ロールクラウド(roll cloud)と呼ばれるアーカスクラウド(arcus cloud)の一種(下記参照)。これらの稀な長い雲は、進行する寒冷前線の近くに形成される可能性がある。 特に前進する嵐の前線からの下降気流が湿った暖かい空気を上昇させ、露点以下に冷却し、雲を形成することがある。 これが拡がる前面に沿って均一に起こるとロールクラウドが形成されることがある。ロールクラウドは、実際には恐らく雲の長い水平軸に沿って空気が循環している。 ロールクラウドは竜巻に変形するとは考えられていない。 同様のシェルフクラウド(棚雲)とは異なり、 ロール雲は、親の積乱雲から完全に切り離されている。
左の写真では、2007年に、米国のウィスコンシン州で、嵐が近づくにつれてロールクラウドが遠くまで広がっている。

<参考>:  ロールクラウド(英語) --- ロール雲(roll cloud)と棚雲(shelf cloud)は雷雨の前縁近くに見られ、嵐の下降気流からの比較的冷たい空気が嵐を供給している暖かく湿った空気に向かって進むときに形成される。ロールクラウドとシェルフクラウド(どちらもアーカスクラウドと呼ばれる)の主な違いは、ロールクラウドが親の雷雨から切り離されていることである。

<ひとこと>: この記事は Wikipedia からの引用です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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<ミッション別ページ>  --- 国際宇宙ステーションに日本人飛行士が搭乗している間は、主要な活動状況を掲載します。「国際宇宙ステーションは今」から。

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8月29日(火): 太陽風にパワーを供給するジェットを発見?/ミッション別ページ

2023年08月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽軌道船、太陽風にパワーを供給するかも知れない小さなジェットを発見

太陽風は、プラズマと呼ばれる荷電粒子で構成されており、太陽から継続的に逃げている。それは惑星間空間を通って外側に伝播し、その経路のものと衝突する。太陽風が地球の磁場と衝突するとオーロラが発生する。

太陽風は太陽の基本的な特徴であるが、太陽の近くでどのように生成されるかの理解は難しいことが証明されており、何十年にもわたる研究の重要な焦点となっている。現在、その優れた機器のおかげで、太陽軌道船(Solar Orbiter)は重要な一歩を踏み出した。

このデータは、太陽軌道船の極紫外線画像装置(EUI)機器からのものである。2022年3月30日にこの装置が撮影した太陽の南極のイメージは、太陽の大気から放出されるプラズマの小さなジェットに関連する、かすかな短命の特徴の集団を明らかにしている。

<ひとこと>: イメージのリンク先はビデオ(.mp4)です。

<出典>: Solar Orbiter

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日本の宇宙飛行士が滞在している間は、不定期に、国際宇宙ステーションでの活動の概要を掲載します。「国際宇宙ステーションは今!」から。

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8月28日(月): ウィーンの地表面温度/ミッション別ページ

2023年08月27日 23時28分58秒 | 天文・宇宙

8月28日 (月):<速報・追記> X線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)の打上げは、高層の風が打上時の制約条件を満たさないために中止しました。なお、新たな打上日については、決定し次第お知らせいたします。 (JAXA)

8月27日 (日):<速報・追記> 古川飛行士を含む国際宇宙ステーションスペースXクルー7は、日本時間8月27日午後10時16分に、国際宇宙ステーションとのドッキングを済ませました。

JAXAによる8月28日月曜日朝のX線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)の打上げについては昨日の記事を参照してください。

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2023年7月14日のウィーンの地表面温度

2023年7月14日のオーストリア・ウィーン周辺の地表面温度が、中央ヨーロッパ時間 22:27 に宇宙から測定された。この温度は、国際宇宙ステーションに搭載されているNASAのエコストレス(Ecostress)装置によって記録された。

高温の表面は明るい赤ではっきりと見え、公園や植生の冷却効果がイメージに見ることができる。

宇宙から取得する地球の表面温度の測定は、気候変動の影響を追跡し、また、都市のヒートアイランドが形成される都市に関しては、そのような極端な事態に備えるために特に不可欠である。

オーストリア全土の地表面温度は、ヨーロッパ宇宙機関のグリーン移行情報ファクトリー(社会と経済のグリーン移行を加速するために地球観測からの実用的な情報を提供するオンラインプラットフォーム) を介しても調査できる。そのユーザーは、建物の屋上の緑化の存在をマッピングして定量化することもでき、このプラットフォームは、都市のヒートアイランド現象を緩和するための影響に関する貴重な洞察を提供するだけでなく、都市が将来の極端な熱波に備えるためのさらなる緩和策を計画するのに役立つ。

<出典>: Week in images (ESA)

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。街なかのウィーンゴルフクラブの冷却効果に着目。ダニューブ川より植生の地域の方が温度が低い?

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8月27日(日): X線分光撮像衛星、小型月着陸実証機打上げ/お知らせ/ミッション別ページ

2023年08月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

X線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)の打上げ延期について(JAXA)

X線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)を搭載したH-IIAロケット47号機の打上げが2023年8月26日に予定されていましたが、天候の悪化が予想されることから、下記のとおり変更いたします。

打上げ日 : 2023年8月28日(月)
打上げ時刻 : 午前9時26分22秒(日本標準時)
打上げ予備期間 : 2023年8月29日(火)~2023年9月15日(金)
打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

月曜日朝早くの打上げなので、日曜日の記事として取り上げました。打上中継の視聴(午前8時55分から)は右上のイメージをクリック。

X線分光撮像衛星 XRISM(X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission)
NASAやESAの協力のもと2018年に開始された、JAXA宇宙科学研究所の7番目のX線天文衛星計画です。星や銀河、そしてその間を吹き渡る高温ガス「プラズマ」に含まれる元素やその速さを測ることで、星や銀河、銀河の集団がつくる大規模構造の成り立ちをこれまでにない詳しさで明らかにします。XRISMには、広い視野をもつX線撮像器と極超低温に冷やされたX線分光器が搭載されます。これらを使って、プラズマに含まれる元素やプラズマの速さを、画期的な精度で測定します。

<参考>: 以下はNASAの記事の要約です。

JAXA と NASA 、 XRISM ミッションの打上準備完了
XRISM (X線イメージングおよび分光計ミッション)と呼ばれる強力な衛星が、天文学者達にX線の空の革新的な外観を提供するように設定されている。

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主導し、 NASA と ESA (欧州宇宙機関)の協力を得て、種子島宇宙センターから H-2A ロケットで打上げられる予定である。 JAXA は YouTube で打上げの模様をライブ配信し、英語と日本語で放送する。
「 XRISM で調査することのいくつかには、銀河の中心にある超大質量ブラックホールによって放たれた恒星爆発や光速に近い粒子のジェットの余波が含まれる」と、NASAのゴダード宇宙飛行センターの XRISM 主任研究員リチャード・ケリーは述べている。 

小型月着陸実証機 SLIM

将来の月惑星探査に必要なピンポイント着陸技術と、小型で軽量な探査機システムの実現を目指す月面探査機。将来の太陽系科学探査を見据え、リソース制約の厳しい惑星への着陸やより高性能な観測装置搭載のための軽量化を実現する。 

各大判イメージは省略。

<出典>: JAXA

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<お知らせ>: 古川飛行士を含むスペースXクルー7が今夜国際宇宙ステーションとドッキングします。中継放送を見るには昨日の記事を参考にしてください。なお時刻等はこちらから。

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<ミッション別ページ>  --- 今日の更新項目はありません。

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8月26日:ギリシャで猛威を振るう山火事/お知らせ/ミッション別ページ

2023年08月26日 17時18分55秒 | 天文・宇宙

<速報:追記>  8月26日 (土):国際宇宙ステーション、スペースXクルー7は、2023年8月26日(土)16時27分(日本時間)に打上げられました。
写真は第二段ロケットの燃焼と船内のクルー。

<予告>: 明日9月27日朝9時半に、延期された JAXA NASA ESA のX線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)の打上げが予定されました。中継放送がありますので早急に追記します。

 

ギリシャで猛威を振るう山火事

ロードス島で2023年7月に火災が発生してから1か月の後、南ヨーロッパの夏の終わりの熱波のうだるような暑さのために、今週、ギリシャでは、更に多くの火災が発生した。このコペルニクスセンチネル2号のイメージは、トルコ国境に近い、ギリシャ北東部のエヴロス(Evros)地方のアレクサンドルーポリ(Alexandroupoli)近くの炎を示している。

暑く、乾燥し、風の強さのために、ギリシャ全土で数十の山火事が発生し、最も深刻な山火事は4日目に入り、北東の港湾都市アレクサンドルーポリに拡がった。

この衛星のイメージは自然色と赤外線の合成であり、8月23日に撮られた時点で約70キロメートルの火災の前線を強調している。この火災は、チュニジア方向の南西に約 1600 キロメートルに伸びる噴煙をつくった。焼けた部分はイメージの濃い茶色で見ることができる。

コペルニクスセンチネル2号ミッションは、地球の土地と植生の変化を監視するための13のスペクトル帯を備えた革新的な広い帯状の高解像度マルチスペクトル画像装置を搭載している。

気候変動と土地の利用の変化は、山火事を一層頻繁かつ激しくすると予測されている。壊滅的な山火事に照らして、ヨーロッパ宇宙機関は、世界中で起きている山火事の詳細な分析を提供する世界火災アトラスを再開した。

 <ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: ESA  複数の記事が掲載されています。リンク先から該当する記事を追ってください。

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<お知らせ>: 国際宇宙ステーション、スペースXクルー7の打上げは、2023年8月26日(土)16時27分(日本時間)に延期になりました。変更理由及び詳細は不明ですが、変更された時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 を参考にしてください。JAXAの中継、NASAの Youtube 放送などは恐らく昨日の記事に準ずると思いますが時刻等の詳細は不明です。
なお、このページでは放送直前および放送開始後の変更はフォローできませんのでご理解ください。

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<参考> 宇宙科学の話題
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<参考> NASAテレビ放送予定
 8月26日
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8月25日(金): 氷の巨人海王星/お知らせ/ミッション別ページ

2023年08月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<急告・追記>: 古川飛行士を含む国際宇宙ステーション、スペースXクルー7の打上げは土曜日に延期になりました。理由は不明です。今後の予定はホームページの「ウェブNASAテレビ放送」 をご覧ください。なお、中継放送は放送開始直前あるいは放送開始後の変更はフォローできませんのでご了解ください。

リングの氷の巨人海王星

リングの氷の巨人海王星が、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からの、この鋭い近赤外線イメージの中心近くにある。この薄暗く遠い世界は太陽から最も遠い惑星であり、惑星地球の約30倍遠くにある。しかし、驚異的なウェッブの視界のこの惑星の暗く幽霊のような外観は、赤外線光を吸収する大気中のメタンに起因している。しかしながらイメージでは、海王星の吸収するメタンの大部分の上に達する高高度の雲が際立っている。凍った窒素で覆われた、海王星最大の衛星トリトンが反射する太陽光で海王星より明るい。左上にウェッブ望遠鏡の特徴的な回折スパイクが見られる。トリトンを含め、海王星の14の既知の衛星のうち七つがこの視界に識別できる(大判で確認)。この宇宙ベースの惑星の肖像画では海王星のかすかなリングが印象的である。1989年8月に海王星がボイジャー2号宇宙船によって訪問された時以来の、この複雑なリングシステムの詳細がここに初めて見られる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<お知らせ>: --- 昨日の記事の再掲です

日本の古川飛行士を含む国際宇宙ステーション、スペースXクルー7の打上げが、日本時間8月25日金曜日16時49分に確定しました。 「アストロサイエンス(8月24日)」 から。

三つの中継放送視聴方法をご紹介して置きます。
1,及び2,は、打上と到着が別々の中継となりますが、3、は通しでの中継です。
それぞれ放送開始時刻が異なりますので打上は25日金曜日16時ごろ以降、到着は26日土曜日17時ごろ以降にご覧ください。

1,最も公式で解像度が高い中継放送。 「ウェブNASAテレビ放送」 参照。
2,JAXAからの日本語解説付き中継放送、 こちら から詳細をご覧ください。
3, Youtube を通したNASAの中継放送 こちら から。

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8月24日(木): 月へのゲートウェイ/お知らせ/ミッション別ページ

2023年08月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

月への玄関口(ゲートウェイ)

月ゲートウェイのヨーロッパ宇宙機関(ESA)が提供する国際居住(I-Hab)モジュールが、2023年8月18日のこの画像の焦点である。このモジュールは、居住および補給の前哨基地である HALO とともに、宇宙ステーションの二つの居住モジュールの一つである。宇宙飛行士達は、この二つの居住区内で生活し、研究を行い、月面ミッションの準備をする。
I-Hab には、ゲートウェイの科学調査能力を強化する生命維持システムとカメラ機器も収容される。日本宇宙航空研究開発機構は、 I-HAB の環境制御・生命維持システム、バッテリー、熱制御、画像部品などを提供する予定である。これらは、打上げ前にヨーロッパ宇宙機関によってモジュールに統合される。

ゲートウェイは、宇宙打上システムロケット(SLS)、オリオン宇宙船、宇宙飛行士達を月に送る有人着陸システムとともに、NASAの深宇宙探査計画を支援する月軌道上の人類初の宇宙ステーションになる。

<出典>: 「ゲートウェイ(Gateway)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 月ゲートウェイは2024年末ごろに無人で一部の構成部分を打上げ、2026年早期のアルテミス4での有人の構築開始が予定されています。

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<お知らせ>: 日本の古川飛行士を含む国際宇宙ステーション、スペースXクルー7の打上げが、日本時間明日8月25日金曜日16時49分に確定しました。下表「宇宙科学の話題」から。

三つの中継放送視聴方法をご紹介して置きます。
1,及び2,は、打上と到着が別々の中継となりますが、3、は通しでの中継です。
それぞれ放送開始時刻が異なりますので打上は25日金曜日16時ごろ以降、到着は26日土曜日17時ごろ以降にご覧ください。

1,最も公式で解像度が高い中継放送。下表 「NASAテレビ放送予定」 から。
2,JAXAからの日本語解説付き中継放送、 こちら から詳細をご覧ください。
3, Youtube を通したNASAの中継放送 こちら から。 

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8月23日(水): 火星のフォボス/お知らせ/ミッション別ページ

2023年08月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

火星のフォボス

フォボスはなぜそんなに暗いのだろう? 火星の衛星二つの中で最も大きくかつ最も内側のフォボスは、太陽系全体で最も暗い月である。その異常な軌道と色は、氷と暗い岩の混合物で構成される捕えられた小惑星である可能性があることを示している。 この火星の端近くのフォボスのカラー写真は、現在火星を周回しているヨーロッパ宇宙機関のロボット宇宙船マーズエクスプレスによって2021年後半にとらえられた。フォボスは激しくクレータされた不毛の月であり、最大のクレータは裏側にある。このようなイメージから、フォボスは、恐らく、数メートルの緩いダストで覆われていると判定された。フォボスは火星に非常に近い軌道を回っているために、ある所からは火星が一日に2回昇りまた沈むように見えるが、他の場所からはまったく見えない。火星の周りのフォボスの軌道は継続して崩壊している。恐らく、約5千万年で火星の表面に衝突し破片に崩壊するだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 火星にはダイモスとフォボスの二つの月がある。フォボス(Phobos) は火星の衛星として誕生したのではなく、他の天体が火星の引力で捕らえられたとする見方が有力である。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は火星衛星探査計画(MMX)を計画しており、この探査にはNASAも参加している。この探査機は火星の二つの衛星の近接探査と、フォボスの構成物質のサンプルリターンを行う予定である。2024年の打上、2025年火星圏到着、2029年地球帰還を想定している。

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<お知らせ>: JAXAは子供を中心に各種の夏のイベントを企画しています。 こちら から。

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8月22日(火): 川の銀河/ミッション別ページ

2023年08月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

川の銀河

大きな銀河は小さな銀河を食べて成長する。我々の銀河でさえ銀河の共食いを働き、近寄り過ぎた小さな銀河達を、ミルキーウェイの重力によって捕え吸収している。実際に、このような行いは宇宙では一般的であり、この南の星座エリダヌスからの相互作用する銀河の印象的なペアによっても示されている。5千万光年以上離れたこの川、大きく歪んだ渦巻 NGC 1532 が、矮小銀河 NGC 1531 との重力の闘争で小さな銀河を閉じ込めている。 ほぼエッジオンで見られる渦巻き状の NGC 1532 は幅約10万光年に及ぶ。チリの、セロトロロ汎天文台の、全米科学財団のブランコ4メートル望遠鏡に取り付けられたダークエネルギー・カメラからの、これらの合体する銀河達が、この鮮明なイメージにとらえられている。この NGC 1532/1531 のペアは、よく研究されたシステム、 M51 として知られるフェースオン渦巻と小さなコンパニオンと似ていると考えられている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージのリンク先は原画、大きなイメージです。


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8月21日(月): フェニックスの自画像/ミッション別ページ

2023年08月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

フェニックスの赤い惑星での自画像

NASAのマーズフェニックスランダー(Mars Phoenix Lander)は、2008年6月5日から7月12日まで、地表面ステレオ画像装置(SSI:Surface Stereo Imager)を使って自身のイメージを集めた。この合成は、それぞれのポイントの三つ異なるフィルタでとられたイメージによる、100以上の異なる SSI ポイントから成っている。15年前の2008年8月、フェニックスは、火星の、氷、土、大気圏を調査するその3ヵ月のミッションを終えた。
フェニックス火星着陸船の目的は、火星の北極圏の水の歴史を調査し、居住可能地帯の証拠を探し、氷と土壌の境界の生物学的可能性を評価することであった。広義には、この着陸船は、火星に生命が存在したか否かを判定し、赤い惑星の気候と地質を特徴付け、その地表面での将来の人間の探査に備えるように設計された。フェニックスは氷のために火星の土をサンプリングし、2か月後、科学者達は火星に水があることを確認した。加えて、他の土のサンプルの調査では、これらの土が、塩類及び、過塩素酸塩、ナトリウム、マグネシウム、塩化物、カリウムなどの、他の化学物質から成ることを示唆した。

火星の冬を迎え、日光の不足と劣悪な気象条件のために、この着陸船は2008年10月28日にセーフモードに入った。セーフモードの間、宇宙船は、ミッション・コントロールからの指示を待つ間、最低限の活動を除き停止された。10月30日から11月2日までは着陸船からの毎日の通信があったが、2008年11月2日以降信号は受取れなくなった、そして、ミッションは終わった。

<出典>: 「火星探査着陸船フェニックス(Mars Phoenix)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: フェニックスは3カ月の短命の着陸船であったが、それは予定されたことであった。火星探査の最も重要な目的の一つは火星の生命の痕跡を探すことであり、そのためには「水」の存在を探すことであった。これまでの探査で火星に水が存在するという証拠は様々に認められているが、いずれも間接的な証拠に基づいている。フェニックスは、敢えて寒さの厳しい北極に着陸船として送り込まれた。狙いは当たった。これまでに水の氷そのものの存在を直接見たのはフェニックスが唯一である。


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アルテミス2
 8月21日
2004年有人月周回準備
<参考> 宇宙科学の話題
 8月19日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
 8月20日
宇宙ステーションの定常業務は省略
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8月20日(日): グレイシャーピークとベイカー山近くの山火事/ミッション別ページ

2023年08月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ワシントンのグレイシャーピークとベイカー山近くの山火事

ワシントン州の グレイシャーピーク(Glacier Peak) と ベイカー山(Mount Baker) 近くの山火事が、北米のマイル上空を周回する国際宇宙ステーションから撮られた。(撮影日8月15日;掲載日8月18日)

 <ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。

 <出典>: Space station

 

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<参考> 宇宙科学の話題
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<参考> NASAテレビ放送予定
 8月20日
21日古川飛行士ケネディに到着
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8月19日(土): カナダ、ノースウェスト準州の野火/お知らせ/ミッション別ページ

2023年08月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

カナダ、ノースウェスト準州の野火

2023年8月8日、NASAのアクア衛星の中解像度画像分光放射計が、 ノースウェスト準州の数十の大規模な火災から流れる濃い煙の噴煙のこのイメージをとらえた。これらの火災のいくつかは、州都で最大の都市であるイエローナイフ周辺で猛威を振るい、消防士達が予防措置を行っている。これらの火災は、5月、6月、7月の、アルバータ州、ブリティッシュコロンビア州、ノバスコシア州、ケベック州での大規模な火災の発生に続くものである。(撮影日8月8日;掲載日8月16日)

<ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Fire and Smoke

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ノースウェスト準州(カナダ領の北緯60度以北、連邦政府の管轄下にある特別行政区) 。概要は こちら から。

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<お知らせ>: 8月19日 (土):日本時間8月25日、日本の古川飛行士を含む国際宇宙ステーション、スペースXクルー7が打上げられます。中継放送時刻等は下表 「NASAテレビ放送予定」 から。

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8月18日(金): ハワイ、マウイ島の火災/ミッション別ページ

2023年08月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ハワイ州マウイ島の火災

致命的な山火事の現場であり、ハワイのマウイ島の、特に大きな被害を受けた沿岸の町ラハイナ(左下)が、太平洋上空259マイル(414キロメートル)を周回する国際宇宙ステーションから描かれる。(撮影日8月12日;掲載日8月16日)

<出典>: 「宇宙ステーション(Space station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: イメージの 原画(5568 x 3712) は大き過ぎ不鮮明です。右のイメージのリンク先は約1/3に圧縮し処理を加えたものです。


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<参考> 宇宙科学の話題
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<参考> NASAテレビ放送予定
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8月17日(木): 接近する台風7号/ミッション別ページ

2023年08月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

名古屋の南の台風

台風ハヌン(Khanun:台風7号)が、日本の名古屋の南の、太平洋上空259マイル(414キロメートル)を周回する国際宇宙ステーションから撮影された。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 撮影日8月12日;掲載日8月16日


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