天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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7月31日:  火星のジェゼロ・クレータの古代の湖畔(ヨーロッパ宇宙機関)

2020年07月31日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの2020マーズパーサーバランスローバーの着陸地点、ジェゼロ・クレータの高度マップ。明るい色はより高い高度を表す。ジェゼロ・クレータのヨーロッパ宇宙機関マーズ・エクスプレス観測に基づく二つの最近の調査は、この興味深いエリアがどのように、また何時形成されたかについて光を投げ、また、この領域が、恐らく確実に古代の生命のサインを明らかにすることを確認した。マーズ・エクスプレスは、ローバーの着陸地点の秘密を明らかにするのに役立っている。このカラー・マップではクレータの縁が際立ち、数10億年以前に干上がった湖の渚の場所を見定めるのを容易にしている。卵形(中央左)はローバーが火星に着陸するだろう着陸楕円を示している。科学者達は、これまでに赤い惑星に形成された化石化された微生物の生命を保存しているかもしれないので、この水際の調査に関心を持っている。このイメージは、NASAのグローバルサーベイヤーのレーザー高度計、NASAの火星偵察軌道船(MRO)の画像分光計と概況カメラ、マーズ・エクスプレスの高解像度ステレオカメラからのデータを使ってつくられた。これは当初2019年11月に公開された。

<出典>: 「マーズ・エクスプレス(Mars Express)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: これはヨーロッパ宇宙機関の記事からの引用です。

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7月30日:  火星のジェゼロ・クレータ周辺領域の地図/お知らせ1、2

2020年07月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このマップはNASAのパーサーバランスローバーの着陸地点、火星のジェゼロ・クレータ(Jezero Crater)の周辺を示している。緑の円はローバーの着陸楕円(landing ellipse:着陸目標範囲)を表している。ジェゼロは数10億年前の湖と川のデルタを残しており、科学者達は、広範囲な調査のために将来のミッションで地球に持帰るであろう、古代の微細な生命の証拠を含むかもしれない、これらの領域の岩のサンプルを捕えることを期待している。これらの領域は、それぞれ異なる種類の証拠を保持しているかもしれないエリアを表している。途中の/北東シルティスと呼ばれる最も外の領域の探査は、ローバーの初期ミッションの後に考慮されるだろう。この図は、NASAのジェット推進研究所によって開発された、キャンペーン分析マッピング計画(CAMP)と呼ばれるツールでつくられた。
<他の記事から>: このクレータは火星の湿った過去を語っている。科学者達は、このエリアが、かつて水で溢れ、古代の川のデルタであったと考えている。35億年以上前、クレータ壁を越えて川が流れ、湖をつくっていた。 

<出典>: 「火星探査軌道船(MRO)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 


<お知らせ>: 
① 日本時間今日7月30日8時過ぎ、NASAの火星探査パーサーバランスが打上げられます。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。パーサーバランスの概要は昨日の記事から。
--- 7月30日 (木): <速報・追記> NASAの火星探査パーサーバランスは、日本時間7月30日木曜日午後8時50分に予定通り打上げられました。イメージは打上56秒後。

② NASA、宇宙ステーションへの「スペースX」クルー2ミッションの宇宙飛行士達を発表
NASAと国際的パートナーは、国際宇宙ステーションへの「スペースX」クルードラゴン飛行の二回目となるNASAの商用クルー計画の一部として、クルー2のメンバーを指定した。NASAの宇宙飛行士シェーン・キンブローとミーガン・マッカーサは、それぞれ宇宙船の指揮官とパイロットとして勤めるだろう。日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士星出彰彦とヨーロッパ宇宙機関(ESA)宇宙飛行士トーマス・ペスケはミッション・スペシャリストとして参加するだろう。クルー2の打上は、8月2日に地球に帰る予定のNASAの「スペースX」デモ2試験飛行ミッションと、9月後半が目標とされているNASAの「スペースX」クルー1ミッションの打上の成功の後の、2021年春が目標とされている。このクルー2宇宙飛行士達は、ロシアのソユーズ宇宙船で打上げられるであろう3名のクルーメイトとともに、宇宙ステーションで約6ヵ月間クルーメンバーとして残るだろう。この7名のメンバーは、従来の6名の宇宙ステーションクルーを7名に増加させる。
<参考>: 2020年9月後半が予定されている「スペースX」クルー1には、日本の野口聡一飛行士の搭乗が予定されています。また、星出彰彦飛行士は滞在後半に指揮官を務める予定です。 JAXA の発表は こちら から。

国際宇宙ステーションクルー送迎計画まとめ
「スペースX」ドラゴンクルー船試験飛行「デモ2:初めての有人飛行2名」---2020年8月2日 帰還→
「スペースX」ドラゴンクルー1ミッション(含む野口飛行士:3名)---2020年9月後半打上
ロシアソユーズ(従来型の打上:3名)---2020年12月?
「スペースX」ドラゴンクルー2ミッション(含む星出飛行士:4名)---2021年3月  

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7月29日:  マーズ2020パーサーバランスローバー/お知らせ

2020年07月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

パーサーバランス(Perseverance:忍耐の意:発音注意パーサーバ/ランス)ローバーによるマーズ2020ミッションは、赤い惑星のロボット調査の長期の活動、NASAの火星探査計画の一部である。マーズ2020ミッションは、火星の生命の可能性に関する重要な宇宙生物学の疑問を含む、火星探査のために優先度の高い科学のゴールを対象にしている。このローバーは、過去の生命の証拠のために火星を調査し、土と岩のサンプルを集め、将来のミッションで地球に持帰る可能性のためにサンプル・チューブの約30が貯えられるだろう。このローバーは、岩や土を集めるドリル、サンプル・チューブのラックなど、全く新しいサブシステムを運ぶだろう。パーサーバランスはキュリオシティと同じスカイクレーン着陸制御システムを使うが、更に凹凸のある着陸候補地に挑戦できる可能性を持っている。

<出典>: 「パーサーバランス(Perseverance)」

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<お知らせ>: 上記マーズ2020ミッション、パーサーバランス(Perseverance:忍耐の意)ローバーは、日本時間明日7月30日に打上げられます。中継放送開始は日本時間午後8時からです。詳細は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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7月28日:  ハッブル、最接近の近くで火星のポートレイトをとる

2020年07月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

7月30日、NASAの火星探査ローバー、パーサーバランスが打上げられます。しばらく関連する記事を取り上げます。最初に火星の全貌から。

2016年5月12日、NASAのハッブル宇宙望遠鏡を使っている天文学者達は、惑星が地球から 8000 キロメートルにあったときの、火星のこの驚くようなイメージを捕えた。この写真は、径32キロメートルから48キロメートルほどの小さな詳細を明らかにしている。この観測は、太陽と火星が地球の反対側にあるときの、5月22日の火星の衝の僅か前に行われた。火星はまた地球から 75.84 百万キロメートルにあるだろう。5月30日には、火星は11年間で地球に最も接近する 46.8 百万マイル( 74.9 百万キロメートル)にあるだろう。衝の間、地球から見た火星は太陽によって全面的に照らされるので、特に写真写りがよい。

<出典>: 「火星(Mars)」

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<ひとこと>: 7月30日の関連する放送はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。パーサーバランス(Perseverance)の発音には注意:パーサーバ/ランス。

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7月27日:  火星への天問1号ミッション

2020年07月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

7月23日、この長征5号重量ロケットが、中国海南島の衛星打上センターから、青い朝の空に向けて打上げられた。このロケットは、火星への野心的な 天問1号ミッション で天の疑問を解くために、軌道船、着陸船、ローバー(探査車)を運んでいる。実際に、天問1号は、7月に赤い惑星に向かう予定の三つのミッションの二番目であった。アラブ首長国連邦は、7月19日に、 Amal (HOPE)火星探査機を打上げた。火星パーサーバランスローバーのNASAのケープカナベラル空軍基地からの打上は7月30日の予定である。これは火星への2020年の最後の予定された打上である。2020年の火星への最小限のエネルギーの打上秒読みは終わり、2022年に再開するだろう。 TWAN (World At Night:下記)は、天上の魅力に対する驚くような夜景の写真を、また、世界の出来事のコマ落としビデオを提供する国際的な活動である。 TWAN は、芸術、科学、文化の橋渡しである。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: このイメージは TWAN (World At Night)からの引用であり著作権が保護されています。イメージのリンク先は原版です。本サイトでは中国の動向の詳細はお知らせできませんが、「天問1号」の打上予定日や今年3回の火星探査宇宙船の打上予定があることをホームページの 「今後数カ月間に予想される出来事」 でお知らせしてきました。残るNASAの打上げは7月30日、 中継放送 があります。なお、これらの宇宙船の火星への到着は来年2月になるでしょう。

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7月26日:  船外活動の間のサンビーム

2020年07月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

遠征63指揮官クリス・キャッシディ(中央左付近:はっきりしない)が、国際宇宙ステーションで今年彼の四回目の船外活動を行っているとき、フレームの下で太陽光が放射している。キャシディーは、彼の経歴を通して10回目の、合計54時間51分の船外活動を終えた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<ひとこと>: これは日本時間7月22日の船外活動のときの写真です。

 

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7月25日:  彗星ネオワイズの組み上げられた尾

2020年07月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

はっきりした二つの尾のうち、左上の青いイオンの尾は、太陽から直接指し示された流れまた帯電した太陽風によって押し出されている。このイオン尾の構造は、我々の太陽風の常に複雑でまた絶えず変化する構造のみならず、彗星の核から放出される青く輝くイオンの異なる割合からもたらされる。しかしながら C/2020 F3 (NEOWISE) で最も珍しいものは、そのダストの尾の波形の構造である。このダストの尾は日光によって押し出されているが、より重いダスト粒子のこのカーブは、光の圧力に抗して太陽の軌道に沿い続けている。彗星ネオワイズの印象的なダストの尾の構造は未だ完全には理解されていないが、恐らく、その幅5キロメートルの核の氷の溶解によって解き放たれた回転する流れに関係している。ここに示された40のイメージは、3日前に、中国の内モンゴルのゴビ砂漠の暗い空で捕えられた。彗星ネオワイズは太陽から離れて、明日(日本時間23日~24日)地球に最も近いパスを通るだろう。この彗星は既に薄れているがまだ肉眼でも見え、地球から退くにつれて急速に弱まるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<ひとこと>: イメージは個人の撮影です。著作権が保護されています。ここでは部分のみ例示しています。原版はイメージをクリック。

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7月24日: 彗星ネオワイズ地球に接近

2020年07月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

明日の夜は、恐らく、続く 6,800 年間で、彗星ネオワイズ(NEOWISE)を見る最高の可能性になるだろう。この彗星は7月23日に地球に最接近する。このかすれている彗星は、空の暗い地域からはまだ肉眼で見える。また、至る所のカメラマンにとっては容易なターゲットであろう。 Spaceweather.com で全ストーリーを読もう。

<出典>: 「スペースウェザーコム(Spaceweather.com)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 記事の中の7月23日は日本時間では概ね7月24日に相当します。この写真では長く伸びたイオンの尾が非常に鮮明に見えています。北西の空、おおくま座(北斗七星)としし座の中間付近に見えるでしょう。24日の空のマップは こちら から。なお、写真は著作権が保護されていますので取り扱いには注意! spaceweather.com のネオワイズギャラリーは こちら から。

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7月23日: 3年後の A-68 氷河/お知らせ

2020年07月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2017年7月12日、 A-68 と呼ばれる巨大な氷山が、南極半島のラーセンC氷棚から分離した。3年経って、氷山は、1050km離れた南大西洋のサウスオークニー諸島近くの開かれた海にある。この氷山は、既に A-68B と A68C と名付けられた二つの氷の塊を失った。コペルニクスセンチネル1号は、2020年7月5日に、その親の氷山(A-68A)のこのイメージを捕えた。2017年7月12日に南極大陸のラーセンC氷棚から離れたこの巨大な氷山は、今、1050km離れたサウスオークニー諸島の近くの南大西洋の開かれた海にある。二つの氷の塊を失ったこの記録的な氷山はかつてほど大きくなく、今荒れた海にあり、更に壊れるかもしれない。分離したときの A-68 は、ルクセンブルクの大きさの約2倍あり、南極半島の外形を永遠に変える記録上最も大きな氷山の一つであった。その大きさにも関わらず、注目すべきことに薄く、厚さ200メートル程であった。この3年間、ヨーロッパ宇宙機関のセンチネル1号衛星等のミッションが、この氷山が南極海に漂う跡を追うのに使われた。

<出典>: 「センチネル1号(Sentinel-1)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


<お知らせ>: 今日7月23日夜、ロシアの国際宇宙ステーション貨物船プログレスが打上げられます。視聴はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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7月22日: 我々は全人類のために平和をもたらす/お知らせ

2020年07月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

1969年7月20日、他の天体の表面への着陸によって、2名のアメリカの宇宙飛行士達が歴史を残した。このイメージは、アポロ11号指揮官ニール・アームストロングと月着陸船パイロット バズ・オルドリンが月を離れるときの、歴史的な月面着陸ミッションの記念として残した記念銘板のクローズアップの視界である。この記念銘板は、アポロ11号月着陸船の降下ステージの、梯子の支柱に取り付けられていた。この記念銘板は、フライトの間、ステンレス鋼の薄い板で覆われていた。コマンドモジュールのパイロット宇宙飛行士マイクル・コリンズは、アームストロングとオールドリンが月を探査する間、月軌道のコマンド兼サービス・モジュールに残った。

<出典>: 「アポロ11号(Apollo 11)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。イメージは共に原版にリンクしています。

<ひとこと>: 右下のイメージは、記念銘板をきりだして拡大したものです。NASAの記事は、発表の時刻と時差の関係で、最短でも翌日以降の掲載になります。

<お知らせ>: 明日7月23日、ロシアの国際宇宙ステーション貨物船が打上げられます。視聴はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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7月21日: 国際宇宙ステーションと彗星ネオワイズ/お知らせ

2020年07月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2020年7月18日土曜日、ウエストバージニアのキーズ・ギャップからのこの10秒露出に、彗星ネオワイズの上に五名のクルーを乗せた国際宇宙ステーションが見られる。この彗星は、NASAの近地球オブジェクト広域赤外線探査衛星(NEOWISE)によって、3月27日に発見された。以来、彗星 C/2020 F3 NEOWISE また彗星ネオワイズ(NEOWISE)と呼ばれるこの彗星は、パーカー太陽探査機、NASAの太陽地球天文台、ヨーロッパ宇宙機関/NASAの太陽・太陽圏天文台、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達を含む、いくつかのNASA宇宙船によって見られてきた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<ひとこと>: 写真は個人の撮影です。著作権が保護されています。取り扱いに注意!

<お知らせ>: 国際宇宙ステーションでは、今日7月21日夜、今回の一連の船外活動の最終回が行われます。視聴はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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7月20日: ネオワイズを見つける/お知らせ1,2

2020年07月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

もし夕刻の空に北斗七星の星達を見つけることができれば彗星ネオワイズ(NEOWISE)を見つけることができる。日没後、「北西の」地平線上の北の有名な北斗七星の下に、裸眼で見える彗星を探そう。この写真は、7月16日の夕方に、カリフォルニアのロス・パドレス国有林からとられた。最近の C/2020-F3(NEOWISE)の写真は、この彗星の広いダストの尾と、幽かではあるがしばしば目よりも遠く広がるイオン尾を示している。世界中の空の観察者達は、外部太陽系からの意外な来客者 NEOWISE を見つけて楽しんでいる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: このイメージは著作権が保護されていますので注意。右上のイメージは北斗七星に注目。 

<お知らせ>: 
① 気象条件不良のため延期されてきた、三菱重工業による H-IIA ロケット42号機を使ったアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関の火星探査機 「HOPE」の打上げが再試行されます。打上中継は7月20日6時40分から、視聴は こちら から。
--- <速報・追記> アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「HOPE」は、月曜日午前6時58分に打上げられ、「HOPE」は7時55分に軌道に投入され打上は成功しました。
② NASAは、米国東部夏時間7月30日木曜日午前7時50分(日本時間7月30日木曜日午後8時50分)の、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地の宇宙打上複合施設41からの、マーズ2020パーサーバランスローバーの打上の詳細を発表しました。打上秒読みは各5分ごとの打上げの機会とともに約2時間。打上中継放送は午前7時(日本時間午後8時)に始まる。 視聴はホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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7月19日: アルゼンチンのパラナ川氾濫原の火災/お知らせ1,2

2020年07月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションから撮られたアルゼンチンのビクトリア(右下)はパラナ(Parana)川氾濫原の東端にある。このような煙はアルゼンチンに典型的であり、自然または人工の火災に由来している。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

 
<お知らせ>: 
1、 気象条件不良のため延期されてきた、三菱重工業によるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関の火星探査機 「HOPE」の打上げ( H-IIA ロケット42号機を使用)は、明日7月20日に再試行すると発表されました。打上中継は7月20日午前6時40分から、視聴はホームページの 「国内機関による中継とビデオ」 から。
2、 国際宇宙ステーション商用クルー船、「スペースX」のクルードラゴンの帰還(着水)が8月2日と発表されました。クルードラゴン「デモ2」の詳細はホームページの 「国際宇宙ステーションは今(7月19日)」 から。なお、現時点では切離しを始め、中継放送の発表はありません。後日詳細が発表されるものと思われます。

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7月18日: STS-135:シャトルの最終打上と新しい時代の始まり

2020年07月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2011年7月に、スペースシャトルアトランティスが、ラファエロ多目的ロジスティックスモジュールと補充用品および予備部品を国際宇宙ステーションに届ける STS-135 ミッションで打上げられたとき、その打上はシャトルの最終フライトであり一つの時代の終わりであった。しかし、NASAはその後を見ていた。我々は、ステーションに我々を連れて行く宇宙船の新しい世代で、また我々の太陽系のより深くで働いていた。我々のミッションは、以前にもまして月面を探査するための、2024年までに革新的な技術を用いて最初に女性飛行士達を、続いて男性飛行士達を月に着陸させるアルテミス(Artemis)計画である。

<出典>: 「NASAの歴史(NASA History)」

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<ひとこと>: 国際宇宙ステーション構築に関わったスペースシャトルの歴史についてはホームページの 特集「国際宇宙ステーション構築の歴史」から。 

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7月17日: スイスアルプスの彗星ネオワイズ

2020年07月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

彗星ネオワイズ(NEOWISE)は、夜明けと夕暮れの間に、世界の多くの写真家を唸らせてきた。しかしながら、惑星地球の最北の居住者達にとって、この彗星は、北極星とセットでなく回っている。この弧の夜の部分は、スイスアルプスのスキーリゾートにあるウェブカメラからまとめられたイメージの合成である。このイメージは、7月12日から13日までの夜を通して、30分間隔でとられた。彗星 NEOWISE (C/2020 F3) は外に向かった旅を始めるので、北半球の観察者にとっては、ここ数週間を通して日没の後アクセスしやすくなるだろう。内部太陽系からの出発によって、全ての彗星と同様に幽かになり続けるだろう。双眼鏡は視覚的に彗星を発見し観測する最高の方法である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: このイメージは著作権が保護されていますので注意! ネオワイズは多くの地方で北極星の見える方向に現れています。 こちら を参照。

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