天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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2月28日: オシリスの地球の夜の視界/お知らせ(再掲)

2019年02月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これは、地球の照らされた三日月と北半球の都市を示すために、四つのイメージが結合された合成写真である。このイメージは、オシリス広角カメラ(WAC)で、ロゼッタの第二回地球スイングバイの間の11月13日にとられた。人間の居住によって発生する光の島を示すこのイメージは、オシリス広角度カメラによって、宇宙船の地球への最接近の約2時間前の、中央ヨーロッパ時間 19:45 にとられた。その時ロゼッタは、現地時間が真夜中に近づいたインド洋上約 80,000 キロメートルにあった。このイメージは WAC カメラの赤フィルターによって5秒露出でとられた。このイメージは、様々な波長で得られたイメージのカラー合成写真である。イメージに示された地球の照らされた三日月は南極大陸周辺であり、ロゼッタが地球から約 75,000 キロメートルにあったときに、 WAC カメラで、中央ヨーロッパ時間 20:05 にとられた。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 日本は右上隅に見えています。

<お知らせ(再掲)>: 3月2日土曜日に、スペースシャトル引退後米国が長く待望してきた米国開発の商用クルー船、スペースX社のクルー・ドラゴン試験船(無人)が国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。ドッキングは日曜日の予定。ドッキング用の設備は既に国際宇宙ステーションの米国のポートに設置されています。記事は「ホームページ」の 「アストロサイエンス(2月27日)」 から。中継放送は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、NASAの中継放送の方式が変わっていますのでご注意ください。

 

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2月27日: 運命づけられた星イータ・カリーナ/お知らせ

2019年02月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

イータ・カリーナは爆発しようとしているのかもしれない。しかし、来年、あるいは100万年後なのかは誰にもわからない。イータ・カリーナの質量は太陽より約100倍大きく、十分に膨れた超新星の優れた候補にしている。歴史の記録は、約170年前に、イータ・カリーナを南の空で最も明るい星達の一つにする異常な爆発を経たことを示している。鍵穴星雲(Keyhole Nebula) のイータ・カリーナは、現在自然のレーザー光を発していると考えられる唯一の星である。このイメージはこの危険な星を囲む異常な星雲の詳細を引き出している。イータ・カリーナの中央から発する明るい多色の筋として、望遠鏡に起因する回折スパイクが見える。こびと(Homunculus)星雲の二つの明確な塊が熱い中央領域を囲み、一方、イメージ右側に広がる若干の奇妙な放射の筋が赤く見える。この塊は、中央近くで放出される青と紫外線光を吸収する、ガスとダストのレーンで満たされている。しかしながら、この筋は依然として不可解なままである。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>: 3月2日土曜日に、2011年のスペースシャトル引退後米国が長く待望してきた米国開発の商用クルー船、スペースX社のクルー・ドラゴン試験船が国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。ドッキングは日曜日の予定。ドッキング用の設備は既に国際宇宙ステーションの米国のポートに設置されています。記事は「ホームページ」の 「アストロサイエンス(2月27日)」 から。中継放送時刻等、および視聴は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、中継放送の方式が変わっていますのでご注意ください。

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2月26日: 金星、明らかにされる

2019年02月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

金星は、その濃い雲の下に何が見えるのだろう? これらの雲は、地上の天文学者達の強力な望遠鏡の目からさえ、この惑星の表面を隠している。しかしながら、1990年代初期に、NASAの金星軌道を周るマゼラン宇宙船は、レーダーイメージを使って金星の表面からベールを剥がし、この惑星の表面の壮観な高解像度イメージをつくることができた。このマゼラン・レーダー・データのコンピュータ生成写真の中で使われている色は、 ソビエトのベネラ13号と14号着陸船 によって送られた、金星の表面からのカラーイメージに基づいている。中央を横断して走っている明るいエリアは、アフロディテ・テラ(Aphrodite Terra)として知られる金星で最も大きな高地領域を表している。左の金星は、比較のために右に示されている地球とほぼ同じ大きさである。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

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2月25日: ノースロップ・グラマンのシグナス貨物船

2019年02月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

その際立ったシンバル形の超柔軟太陽電池板を持つノースロップ・グラマンのシグナス貨物船が、 Canadarm2 ロボットアームに捕まれて描かれる。シグナスは国際宇宙ステーションが太平洋の上に周っていたときに解放された。シグナスの共通係留メカニズムに見えるのは、ステーションからの解放後安全な距離に達したときに貨物船からキューブ衛星を展開するように設計された、スリングショット(Slingshot:子供達の遊びでつくられるY型の木にゴム紐をつけたパチンコ)小型衛星配備装置である。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 現在、国際宇宙ステーションに補給物資を運んでいるのは、回数の多い方から、ロシアのプログレス、米国民間貨物船スペースX社のドラゴン及びノースロップ・グラマンのシグナス、日本の「こうのとり」があります。「こうのとり」は7トンほどの貨物を運べますが、他は数トンを運びます。以前はヨーロッパ宇宙機関の貨物船も使われましたが現在は使われていません。これらのうち地球に物資を持ち帰ることができるのはスペースX社のドラゴンのみ。他は任務が終わると地球の大気に入り燃え尽きます。なお、NASAでは現在米国の民間会社とクルーの搭乗も可能とする(現在はロシアのソユーズのみ)新しい宇宙船の開発を進めており、そのテストとして来月スペースX社の宇宙船を無人で打上げる予定にしています。

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2月24日: 凍てつくスペリオル湖とミシガン湖

2019年02月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

北から南を見て、遠征58クルーが北アメリカ大陸の曇りまた凍てついた地域によって囲まれた スペリオル湖とミシガン湖 を撮ったとき、国際宇宙ステーションはカナダ上空410キロメートルを飛んでいた。(撮影 2月13日、掲載 2月21日)

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: スペリオル湖とミシガン湖はアメリカとカナダの国境の五大湖の一つ。

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2月23日: 小惑星探査機「はやぶさ2」第1回目タッチダウン成功について

2019年02月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」を小惑星Ryugu(リュウグウ)へ接地(タッチダウン)させ、リュウグウの試料を採取する運用を実施しました。 「はやぶさ2」から送られてきたデータを確認した結果、サンプル採取のためのプロジェクタイル(弾丸)の発射を含む「はやぶさ2」のタッチダウンのためのシーケンスが実施されたことが確認できました。「はやぶさ2」の状態は正常であり、今般、リュウグウへのタッチダウンを成功させることができました。

<出典>: 「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」

<大判>: イメージをクリック。

 

 

<ひとこと>: 右上のイメージは小惑星りゅうぐうの地表の模型図。命名された地名が見える。大判はイメージをクリック。右下のイメージは「はやぶさ2」のタッチダウン後初めて受信されたもの。着地後急上昇する「はやぶさ2」の影が見える。中央の黒い部分は噴射によって巻き上げられた土埃だろうか? タッチダウンは日本時間22日午前7時29分、地上で信号を確認できたのは7時48分。発表された予測では8時25分でしたが、工程の後半は自律制御であり探査機の判断に基づき最良のパターンで実現したもの。イメージの大判は JAXA の発表をお待ちください。

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2月22日: 南極大陸の氷棚の分離、カウントダウン/お知らせ

2019年02月21日 22時04分39秒 | 天文・宇宙

速報: 2月22日(金): 午前7時45分ごろ、「はやぶさ2」が無事タッチダウンし、目標としたサンプルがとれたとの情報が受信されました。なお、更に確認が必要です。

22日午前11時から12時まで、「はやぶさ2」タッチダウン実施にかかる記者会見があります。中継を見るには JAXA のページ 、または Youtube から。

「はやぶさ2」着地計画のため、記事の更新を早めています。

 

南極大陸の氷棚面全体に成長している亀裂がニューヨーク市の大きさの約2倍のエリアの氷山を解き放つ準備が出来ている。このイメージは、2019年1月23日のランドサット8号からのイメージを示している。イメージの右のハロウィン亀裂と呼ばれる亀裂は最初に2016年10月遅くに現れ、マクドナルド氷皺として知られるエリアから東方に成長し続けている。直近の懸念はイメージの中央に見える亀裂である。以前にほぼ35年の間安定していたこの亀裂は、最近、年4キロメートルほどで北(右)に加速し始めた。氷塊の分離は通常氷棚の生命サイクルの一部ではあるが、このエリアにおける最近の変化は普通ではない。このブラント(Brunt)氷棚の端は、1915年にアーネスト・シャクルトン(Ernest Shackleton)がこの海岸を調べて以来、ゆっくり進んできた。しかし、それはこの数年でスピードを増してきた。

<出典>: 「氷(Ice)」

<原版>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 記事の内容は原版イメージ(4419×5157:1.68 MB)で確認してください。なお、右上のイメージは原版を右に90度回転しています。

 

<お知らせ>: 2月22日金曜日、「はやぶさ2号」が小惑星「りゅうぐう」の地表に着地し、サンプルの収集を試みます。JAXAから長時間の中継放送が予定されています。なお、右のイメージをクリックすると Youtube による中継(午前6時45分~9時15分頃まで)にリンクしています。

① 詳細は「JAXAのページ」 から。

② 運用計画表は こちら から。 --- 最終タッチダウン実行判断 22日午前6時2分、タッチダウン 22日午前8時25分
③ 運行状況(現況)は はや2(twitter)から。

また、22日午前11時から12時まで、「はやぶさ2」タッチダウン実施にかかる記者会見があります。中継を見るには JAXA のページ 、または Youtube(右図) から。

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2月21日: 宇宙の‘通常’物質の量/お知らせ

2019年02月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

神秘的な暗黒物質と暗黒エネルギーが宇宙の約25と70パーセントを占め、我々が見ることができる全てを構成する通常物質は僅か約5パーセントのみである。宇宙を横断する銀河の星達は、全ての通常物質の僅か約7パーセント、星達をつくる原材料、銀河達に広がる冷たい星間ガスは全量の約 1.8 パーセント、銀河達を囲むハローにおける熱く広がったガスが5パーセント以下、重力によって互いに保たれた最大の宇宙構造、銀河の集団を満たす熱いガスでさえも4パーセントとされる。星達、銀河達、銀河の集団達は、宇宙全体に広がる暗黒と通常物質のフィラメントの分布、宇宙の網構造の最も密度の濃い節をつくる。一方、これらのサイトは密度が濃く、それらはまた稀であり、従って、宇宙の物質の大多数を探すための最高の場所ではない。宇宙の通常物質またはバリオンの大部分は、この宇宙のウェブの遍在するフィラメントに潜んでいる。しかしながら、そこでは物質は密度が低く、観測はより挑戦的である。ヨーロッパ宇宙機関の XMM-Newton 宇宙天文台を使っている天文学者達は、20年の観測の後、遠いクエーサまでの視線に沿った銀河間の素材の熱い構成要素を検出した。この熱い銀河間のガスの量は、これらの観測で、宇宙における通常物質の全量のギャップに近い、宇宙における全てのバリオンの40パーセントまでを検出した。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 2018年6月20日の記事です。

<お知らせ>: 明日2月22日金曜日、「はやぶさ2号」が小惑星「りゅうぐう」の地表に着地し、サンプルの収集を試みます。JAXAから長時間の中継放送が予定されています。詳細は こちら から。なお、右のイメージをクリックすると Youtube による中継(午前6時45分~9時15分頃まで)にリンクしています。

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2月20日: 近点16:木星を通過する/お知らせ

2019年02月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

再度木星を通って疾走するのを見よう。NASAのロボット宇宙船ジュノは、我々の太陽系の最大の惑星の周囲を、53日の非常に細長い軌道で周り続けている。このビデオは、2016年中頃に到達して以来ジュノが木星の近くを通過した16回目の、近点16からである。それぞれの近点は、木星の雲のトップの僅かに異なる部分を通過している。色を強調されたこのビデオは JunoCam の静止画像からデジタル的に構成された。このビデオは、ジュノが北から接近するときの木星に始まり、木星の雲のトップの約 3,500 キロメートル上から最接近するときの詳細を捕えている。ジュノは、地球のハリケーンより大きな多数の渦巻く循環する嵐とともに、惑星を周る雲の明るいゾーンと黒いベルトを通過している。ジュノが立ち去るとき、注目に値するイルカの形の雲が見える。近点の後木星は遠くに退き、今、木星の南に現れる変わった雲を示している。ジュノは、望ましい科学データを得るために、その機器が非常に高い放射線濃度にさらされる、木星に接近して通過している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<アニメーション>: イメージをクリックして Youtube から。または、上のリンクから直接ご覧ください。 

<お知らせ>: 明後2月22日、「はやぶさ2号」が小惑星「りゅうぐう」の地表に着地し、サンプルの収集を試みます。JAXAから長時間(6時45分~9時15分頃まで)の中継放送が予定されています。 詳細は JAXAのページ から。なお、右のイメージは Youtube による中継にリンクしています。

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2月19日: ヨーロッパ宇宙機関の太陽系探査船団

2019年02月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のサイエンスミッションは、地球の概要、太陽との関係、居住可能性などについて大きな疑問に取り組むために我々の近隣を調査してきた。また、ヨーロッパ宇宙機関は、近くの惑星が何故異なって進化したかを理解するために、地球の最も近い隣人惑星、火星と金星に宇宙船を送ってきた。来るべきエクソマーズ・ローバーは、火星の地下に保存された、かっての生命の痕跡を探すために穿孔するだろう。次の10年には、我々は最も内部の惑星水星の神秘を解き、太陽系進化の鍵となる木星とその大洋を持つ月に宇宙船を送るだろう。---以上、記事は大幅に要約

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック(見易い程度に縮小したもの)。原イメージは こちら から。

<ひとこと>: 図中、上の列から、コンセプト検討中のもの、開発中のもの、運用中のもの、中央ラインの下は終了したもの(遺産)。コンセプト検討中のもののうち Smile は中国と、運用中の bepicolombo 、hinode は JAXA (日本)との共同。

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2月18日: ヨーロッパ宇宙機関の宇宙観測船団

2019年02月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

マイクロ波からガンマ線まで全電磁スペクトルの宇宙を観測している天文ミッションの船団。
ヨーロッパ宇宙機関は何十年も天文学の最前線にあった。これらのミッションは、我々の宇宙の起源や進化、その初期の起源から我々が今日観測している星達や銀河達まで、また宇宙を治める基本的な法則など、天文学者達が大きな疑問に取り組むのを可能にしている。宇宙の源は一つ以上のスペクトラムで輝いているので、我々のミッションは宇宙の広範囲なプロセスを精査してきた。天文学の将来は複合波長天文学の領域に入り、電磁スペクトラムを横断した観測が重力波の検出と結合されるだろう。(以上、記事は大幅に要約)

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック(見易い大きさに変更してあります)。

<ひとこと>: 図の列は上から、開発中のもの、運用中のもの、中央ラインの下は終了したもの(遺産)。 大判イメージでご覧ください。

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2月17日: 凍結したセントローレンス湾のアンティコスティ島

2019年02月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションが北アメリカ大陸の上空255マイル(408キロメートル)を周っていたとき、セントローレンス湾の アンティコスティ島 の凍った地域とカナダの ケベック の沿岸が描かれる。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: これも異常気象の一つでしょうか?

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2月16日: オポチュニティの記録的なミッションを振り返る

2019年02月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

惑星間探査で最も成功した一つ、NASAのオポチュニティ・ローバー・ミッションは、火星の地表を探査する約15年を終えた。2010年のこのイメージでは、オポチュニティは、砂紋のエネルギーに好適な場所から北の軌跡を撮るために、そのナビゲーション・カメラを使った。ローバー・チームは、このときの行動を「スイレンの葉からスイレンの葉へ飛ぶ」と呼んだ。オポチュニティ・ローバーは、火星にダストの嵐が広がった2018年6月に地球との通信を止めた。カリフォルニアのNASAのゴールドストーン深宇宙70メートルアンテナを通して送られた、ローバーに通信を強要する試みの最終的な伝達は8ヵ月の多面的な回復戦略を終了した。
オポチュニティは、フロリダのケープ・カナベラル空軍基地から打上られ、その7ヵ月後の2004年1月24日に火星のメリディアニ・プラナム領域に着陸した。火星での最後の休息場所は忍耐の谷(Perseverance Valley)の西の縁であった。その対のローバー、スピリッツは、20日早く、火星の反対側の差渡し166キロメートルのグセフ・クレータに着陸した。スピリッツのミッションは2011年に終わった。

<出典>: 「今日のイメージ(Image of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

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2月15日: NASAの火星での記録的なオポチュニティ・ローバー・ミッション終わる

2019年02月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

惑星間探査で最も成功した一つ、NASAのオポチュニティ・ローバー・ミッションが、約15年間の火星の地表の探査の後終わろうとしている。オポチュニティ・ローバー(探査車)は、昨年6月に火星に広がったダストの嵐が上空を覆って以降、地球との通信が途絶えた。接触を回復するための千を超える指令の後、技術者達は、火曜日に最後の試みを行った。(1月28日の記事を参照)
太陽電力のローバーの最終的な通信は昨年6月10日に受信された。
火星日での90日、千メートルの旅を設計目標にされたオポチュニティは、その持久力、科学的な価値、長命において予想をはるかに超えた。その生命は60倍を超え、火星での最後の休息場所まで45キロメートル以上を旅してきた。

<出典>: 「スピリッツとオポチュニティ(Spirit and Opportunity)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 右上のイメージはオポチュニティ・ミッションの記録ビデオ(Youtube:英語解説付き)にリンクしています。ここで使ったイメージは独自、これらのイメージはミッションの初期のころ発見されたブルーベリーと呼ばれる玉石と水の流れたような跡。これらの玉石は水の中の鉱物から析出された(右下図)と考えられ、かって火星には十分な水があったと推測される根拠となっている。

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2月14日: 地球から愛をこめて

2019年02月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

“バレンタインデーが再び来た” ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケは、モンゴルのハート型の湖のこのイメージを投稿してツィートした。トーマスは、2017年のプロキシマ・ミッションの間に、国際宇宙ステーションからこのイメージをとった。2年が経過し、再びいくらかの喜びと不安をもたらす日である。地球は植物や動物が豊かであるという事実は疑うべくもないが、特に人間の活動が天然資源に圧力をかけているので地球は急速に変化している。工業生産の増加と継続的な化石燃料への依存は広域な温度上昇の原因になっている。気象の変化によって、人間がついていくことができないだろう大きな環境への挑戦に近付いている。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 記事の一部を要約したものです。

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