NASA、ゲートウェイ月面宇宙ステーションのHALOモジュールを歓迎する
人類初の月周回宇宙ステーション、ゲートウェイの中核となる部品がアメリカに到着し、打上げまであと一歩に近づいている。月周回軌道では、ゲートウェイは、NASAのアルテミスキャンペーンをサポートし、人類を月に復帰させ、火星への最初の有人ミッションに向けた科学的発見の道筋を描く。
ゲートウェイの最初の与圧モジュールとその2つの基本要素の1つであるHALOは、4月1日にアリゾナに到着した。イタリア、トリノのタレス・アレーニア・スペース(Thales Alenia Space)から大西洋横断の旅を終えたこの構造物は、ノースロップ・グラマンの統合・試験施設で最終的な艤装が行われ、その後、ケネディ宇宙センターで、ゲートウェイの、パワー&プロパルジョン・エレメントと統合される。この2つのモジュールは、スペースXのファルコンヘビー・ロケットで打上げられるだろう。
このGatewayのHALOは、アルテミスの宇宙飛行士達に、生活し、働き、科学調査を行い、月面へのミッションに備えるための空間を提供する。
これは、また、ヨーロッパ宇宙機関が提供する、高速月通信システムLunar Linkを介した、コマンドアンドコントロール、データ処理、エネルギー貯蔵、配電、温度調整、通信と追跡などを提供する。このモジュールには、NASAのオリオン宇宙船、月着陸船、物流モジュールなどの訪問車両用のドッキングポートが含まれている。また、内部および外部の科学機器をサポートし、過酷な深宇宙環境での研究と技術実証を可能にする。
業界や国際的なパートナーとともに設けられたこのGatewayは、月の持続的な探査を支援し、科学と国際協力のプラットフォームとして機能する。
<ひとこと>: 以上要点のみ抽出。左上のイメージは航空機から降ろされるHALOモジュール。右下のイメージはタレス・アレーニア・スペースでの製造段階の一部。大判はイメージをクリック(タップ)。
<出典>: Briana R. Zamora (著者名です)
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