天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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2月28日: 全て輝く星達/お知らせ

2018年02月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このハッブル宇宙望遠鏡イメージのきらめく星達で満たされた宝石箱は、我々のミルキーウェイ銀河の中心を捕えている。老化した赤色巨星達は、我々の銀河の古代の中央のハブまたはバルジの混雑した領域における、小さな、白い、太陽のような星達、それらの多くの若い従兄弟達と共存している。このイメージの明るく青い星達の大部分は、恐らく銀河のディスクの手前にある最近形づくられた星達である。天文学者達は、我々の銀河の進化の手掛かりを明らかにするために、9年間に亘って、これらの太陽のような星達の 10,000 をハッブル・イメージの目録で調査した。この調査は、ミルキーウェイのバルジが、異なる速度で飛ぶ様々な老いた星達のダイナミックな環境であることを明らかにした。研究者達は、また、バルジの星達の動きが星の化学組成によって異なることも発見した。このイメージは、ハッブルの広視野カメラ3の近赤外線と可視光でとられた露出の合成である。この観測は二つのハッブル調査の一部である。我々の銀河の中心は約 26,000 光年にある。

<出典>: 「銀河達(Galaxies)」

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<お知らせ>: 今日2月28日早朝から午前中にかけて、国際宇宙ステーションの遠征54クルー/ソユーズ MS-06 の地球への帰還が予定されています。詳細は 「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」 から。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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2月27日: NGC 7635:バブル星雲広がる/お知らせ

2018年02月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

それはバブル対雲である。バブル星雲 NGC 7635 は大規模な星 BD+602522 の星の風によって押し出され、星雲の中の右側に青く見える。しかしながら隣には巨大な分子雲が住み遠い右側に赤く見える。宇宙のこの場所では抗しがたい力が興味深い方法で固定したオブジェクトに出会っている。この雲はバブルのガスの膨張を含むことができるが、バブルの中央の星からの熱い放射線によって吹き飛ばされている。その放射線は、それを輝かせる原因になっている分子の雲の密度の濃い領域を熱している。ここに描かれているバブル星雲は差渡し約10光年、星達とシェル達の非常に大きな複合体の一部である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<お知らせ>: 明日2月28日早朝から、遠征54クルー/ソユーズ MS-06 の地球への帰還が予定されています。詳細は「ホームページ」の 「国際宇宙ステーションは今」 から。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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2月26日: 金星と3倍の紫外線の太陽

2018年02月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2012年に変わった種類の日食が起きた。通常太陽を食するのは地球の月である。この年、極めて珍しく、惑星金星が代わった。金星が次第に太陽と並んだとき、月による日食のように金星の面は薄い三日月になった。最終的に並びが完全になり、金星の面はゼロになった。金星の暗い部分が我々の親星を横切った。この状態は、技術的には殊の外大きな火のリングを持つ金星の金環食と分類されるだろう。ここに描かれているのは、掩蔽の間に、地球軌道を周っているソーラーダイナミクス天文台によって、右方向にコロナホールと一致する暗い領域を持つ太陽が、明るい紫外線の三つの色で撮られた。金星がその軌道に留まり続けたので、何時間か後に僅かな三日月形の面が再び現れた。太陽を横断する次の金星の通過は2117年に起きるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<ひとこと>: 金星は太陽面のやや左上の小さな暗い点です。大判で確認してください。

 

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2月25日: 国際宇宙ステーション飛行中イベント

2018年02月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2月23日夜、福井県宇宙技術と科学に関する国際宇宙シンポジウムと国際宇宙ステーションの金井宣茂飛行士との飛行中イベント(JAXA)が行われました。右の写真は水玉をつくって浮かせ、微小重力を実験して見せる金井飛行士。場所は日本の「きぼう」モジュールの中。
右下の写真は「宇宙での病気にどの様に対応するか」を聞かれて、ステーションに持ち込まれた薬のバッグを開いて見せる金井飛行士。「体の不調の時は常時待機している地上の医師の指示を得て薬を服用する」とのこと。当然のことではあるが持ち込まれた薬の種類の多さにビックリ。

<出典>: 「オリジナル」

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<ひとこと>: NASAテレビ中継から録画。なお、質問したのは小学校低学年から中学生まで。金井飛行士自身も医師です。

 

 

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2月24日: 最初の探査機

2018年02月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

60年前の1958年1月31日、初めての探査機が陸軍弾道ミサイル機関(Army Ballistic Missile Agency)によって Jupiter-C ロケットで成功裏に打上げられた。米国のための宇宙探査の時代を切り開いたエクスプローラー1号は、ジェームズ A. ヴァン・アレンによって設計された宇宙の電子とイオンの密度を測定するための実験装置とともに、温度と流星塵のインパクトを測定するための機器を運んだ30ポンド(13.6 キログラム)の衛星であった。ヴァン・アレンの実験装置によってなされた測定は予想外の結果となり、その後、磁気圏で捕らえられる高エネルギー電子とイオンの、地球を取り囲んでいる二つのベルトの驚くべき発見に結びついた。今、バンアレン放射能帯として知られるこの領域は、低い地球軌道を超えた内部の磁気圏にある。エクスプローラー1号は1958年2月28日に送信を止めたが1970年3月まで軌道上に残った。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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2月23日: NGC 2623:ハッブルからの併合する銀河達/お知らせ

2018年02月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

天文学者達は近くの融合する銀河 NGC 2623 をハッブル宇宙望遠鏡の高解像度で撮った。スピッツア宇宙望遠鏡での赤外線、 XMMニュートンによるX線、 GALEX による紫外線、およびその他のハッブル・イメージの分析は、今、元々は二つの渦巻き銀河達が大いに絡み合い、それらの核が一つの活動銀河核(AGN)になったことを示している。このイメージの中央近くの核の周辺で、また、両側に見える引き伸ばされた潮力の尾に沿って星の形成が続き、驚くべきことに、恐らく、左上の核領域を離れて、明るく青い星達の集団が現れている。 Arp 243 としても知られる NGC 2623 は、幅約 50,000 光年、蟹座の方向約2億 5000 万光年に横たわっている。元々の銀河達と銀河の融合がどのように起こるかを再構築することは往々にして挑戦的であり、あるときは不可能であるが、我々の世界がどのように進化したかを理解するために重要である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<お知らせ>: 今日2月23日午後9時40分から、福井県宇宙技術と科学に関する国際宇宙シンポジウムと、国際宇宙ステーションの金井宣茂との飛行中イベント(JAXA)が予定されています。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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2月22日: オシリス・レックスからの地球と月/お知らせ

2018年02月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAのオシリス-レックス(OSIRIS-REx:Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, and Security–Regolith Explorer)宇宙船の目的は、小惑星ベンヌ(Bennu)からのマップをつくり、有機素材または生命の分子の前身を含むかもしれない炭素の豊富な岩のかたまりのサンプルを持ち帰ることである。ベンヌは、また、数世紀の間は起きないが、地球近くを通過し衝突する可能性さえある小惑星である。オシリス-レックス宇宙船は2018年8月に目的地小惑星ベンヌに着く予定である。地球と月のこの合成イメージは、宇宙船が地球と月の間の距離の約13倍の、地球から約500万キロメートルにあったときの、2017年10月2日にオシリス-レックスの MapCam 装置によってとられたデータから作られた。

<出典>: 「起源・スペクトル解釈・資源確認・安全性・表土探査機(OSIRIS-REx)」

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<お知らせ>: 明日2月23日午後9時40分から、「福井県宇宙技術と科学に関する国際宇宙シンポジウム」と、国際宇宙ステーションの金井宣茂飛行士との飛行中イベント(JAXA)が予定されています。中継をご覧になる方は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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2月21日: オタマジャクシ IC 410

2018年02月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この望遠鏡で見たクローズアップは、殊の外かすかな輝線星雲 IC 410 を示している。それは、また、ガスとダストの宇宙の池の、中央左下のオタマジャクシ IC 410 の二つの注目に値する住民を特徴づけている。星達の若い銀河の集団 NGC 1893 を囲む星雲そのものは、手前のダストによって部分的に不明瞭にされている。星間の雲の中で僅か400万年前に形づくられたこの強烈に熱く明るい集団の星達が、輝くガスにエネルギーを与えている。密度の濃い冷たいガスとダストで構成されたこのオタマジャクシは、長さ約10光年の、恐らく星の構成が進んでいるサイトである。集団の星達からの風と放射によって侵食されて、それらの頭はイオン化されたガスの明るい隆起によって輪郭を描かれ、一方、それらの尾は集団の中央領域から尾を引いている。 IC 410 は星雲の豊富な星座ぎょしゃ座の方向約 10,000 光年に横たわっている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: オタマジャクシはイメージをクリックして大判からご覧ください。

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2月20日: 渦巻銀河 NGC 1398 のリボンと真珠

2018年02月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

渦巻銀河 NGC 1398 は、真珠の星達、中央周辺のガスとダストのリングばかりでなく、その中央を横断する星達とガスの棒、遠くからはリボンのように見える渦巻の腕を持っている。このイメージは、チリのパラナル天文台のヨーロッパの大型望遠鏡(VLT)でとられ、印象的な詳細でこの壮大な渦巻を解いている。 NGC 1398 は、恐竜が地球から消えた時代に相当する、約 6500 万光年に横たわっている。この写真写りの良い銀河は小さな望遠鏡でろ座の方向に見ることができる。中央近くのリングは、恐らく、他の銀河との重力の遭遇による、または銀河自身の重力非対称による、星形成の拡大する密度の波である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

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2月19日: 金井宣茂、初めての船外活動

2018年02月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの日本の宇宙飛行士、宇宙歩行者金井宣茂が、今日の初めての船外活動の作業を終えて、古い Canadarm2 ロボット・ハンド(ラッチング・エンド・エフェクタ)をクエストエアーロックにしまい込む。

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station BLOG)」

<ビデオ>: イメージをクリックしてインスタグラムからの録画をご覧ください。

<ひとこと>: このビデオでは、2月16日の船外活動で、NASAのマーク・バンデ・ハイと日本の金井宣茂が、地球に送り返すラッチング・エンド・エフェクタ(LEE:右図では白い〇で囲んである)の一つを船内の取り込む作業を行っている。イメージでは二人が上下から LEE を扱っている。このビデオでは、この作業で管制センタ(ヒューストン)からの通信を担当した星出彰彦(アキ・ホシデ)の声が聞こえる。船外活動の詳細は「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」から。

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2月17日: チェリャビンスクの小惑星

2018年02月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2013年2月15日に M. Ahmetvaleev によって見られたチェリャビンスクの小惑星による水蒸気の雲が尾を引いて残されている。直径約20メートル、以前には分らなかった 13,000 トン(13 000-tonne)の地球近傍オブジェクト(NEO)がチェリャビンスク市の地球の大気に入った経路を示している。約30キロメートルの高さで爆発したこの小さな小惑星は、ガスの雲による明るく熱い爆発をつくりながら窓や建物、建造物の一部を破壊した。以降の報道では、死者は報告されなかったが約 1500 人が飛んでくるガラスやその他の破片で傷ついたと報告された。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: この事件以降国際的な小惑星監視体制が構築され、2018年1月までに発見された地球近傍オブジェクトは 17,500 を超え、その84パーセントが2013年1月以降の増加となっています。「ホームページ」では特に地球と月との距離の約20倍以内に接近する小惑星を対象として、「今後数カ月間に予想される出来事」に掲載しています。

<お知らせ>: 明日2月18日(日)の更新は休みます。

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2月16日: 噴出する巨大プロミネンス/お知らせ

2018年02月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

1992年7月31日(世界時)、乗鞍コロナ観測所のコロナグラフで巨大プロミネンスが上昇・噴出する様子がとらえられました。プロミネンスは最初、秒速30キロメートルのゆっくりとした速度で上昇し始めてから次第に加速し、高さ59万キロメートルの巨大なアーチ状の形状となりました。プロミネンスの先端部で、細い磁力管が複雑によじれ絡み合い、らせん構造を形作っている様子が鮮明にとらえられています。プロミネンスは、その後、さらに外側へと噴出しています。

多波長でとらえた巨大プロミネンス噴出

乗鞍コロナ観測所では、濃霧が消えた0時43分から観測を開始。秒速30キロメートルのゆっくりとした速度で上昇し始めたプロミネンスは、次第に加速し、1時37分には高さ59万キロメートルの巨大なアーチ状になりました。アーチ状のプロミネンス頂上の一部では、秒速220キロメートルまで加速されています。プロミネンスの頂上部は、その後、さらに外側へと噴出しています。また、プロミネンスの先端部では細い磁力管が複雑によじれ絡み合ってらせん構造を形作っており、プロミネンス内部の複雑な磁場構造を反映していると考えられます。

乗鞍コロナ観測所ではこれまでにも何度かこのようなプロミネンス上昇を観測してきました。しかし、この現象は、「ようこう」衛星(1991年8月打ち上げ)、野辺山電波ヘリオグラフ(1992年6月観測開始)でも観測され、Hα線、X線、電波など多波長による同時観測で、プロミネンスの上昇・噴出の様子をとらえることに成功しました。Hα線や電波で観測されたプロミネンスの足元には、X線ではアーケード状の磁気ループ構造が観測されており、プロミネンスの周囲の磁場構造の理解へとつながりました。

<出典>: 「国立天文台:今週の一枚」

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<お知らせ>: ① 13日に打上げられた国際宇宙ステーションプログレス69号貨物船は、日本時間15日午後7時38分に、国際宇宙ステーションとドッキングしました。詳細は 「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」から。

② 明日16日午後9時過ぎ、金井飛行士達による船外活動が予定されています。中継放送時刻等は 「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。詳細は 「国際宇宙ステーションは今」 から。

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2月15日: 車、地球を周る/お知らせ

2018年02月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

先週、車が地球を周った。人間によってつくられた地球のロボットであるこの車は、太陽系の中に宇宙船を置くファルコン・ヘビー・ロケットの能力を実証するために「スペースX」社によって打上げられた。故意に気まぐれな形をしたこのアイコンのような車は、コンクリートブロックより良いデモンストレーション・オブジェクトとして考えられた。スターマンと呼ばれる宇宙服で装ったマネキンが運転席に座っている。この特集されたイメージは、車に取り付けられた3台のカメラの一つによってとられたビデオからのフレームである。自動車のバッテリに接続されているこれらのカメラは、今ではパワーを失っている。第二段ブースターに取り付けられたこの車は、間もなく地球軌道を離れ、恐らく、今から何億年かの、我々の太陽が赤色巨星に拡がるときまで、地球と小惑星帯の間で無期限に太陽を周るだろう。万一回収されることがあれば、この車の遺物は、地球で第20世紀と第21世紀初めに開発された技術のユニークな窓になるかもしれない。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<ひとこと>: 一昨日の記事を参照。

<お知らせ>: 今日2月15日木曜日午後7時ごろから、13日に打上げられ15日に国際宇宙ステーションに到着する、プログレス69号貨物船のドッキングの中継放送があります。また、明日16日9時過ぎには金井飛行士達による船外活動が予定されています。ともに中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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2月14日: ダイヤモンド・リング(宇宙のバレンタイン)/お知らせ

2018年02月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

赤いバラに熱心か、今年の全てに無関心か否かに関わらず、我々は宇宙のバレンタインの楽しみを持っている。真っ暗な空に対して微かに光るこのリングは、2017年8月21日に米国の全域で起こった食の間に見られた。この出来事は米国を横断する帯の観察者のための皆既日食であった。この食の影は、オレゴンからサウスカロライナまで、米国を横断するのに 1.5 時間を要した。それは全地帯の熱心な食の観察者に160秒の真っ暗闇を与えた。このスナップショットは、ヨーロッパ宇宙機関の科学と天文調査 CESAR の教育イニシアティブの一部として食の探検の間に捕えられた。(以下略)

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」 (上の解説は要約しています)

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<お知らせ>: 明日2月15日木曜日午後7時ごろから、13日に打上げられ国際宇宙ステーションと自動ドッキングする、プログレス69号貨物船の中継放送があります。放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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2月13日: ロードスター、スターマン、惑星地球/お知らせ

2018年02月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これはスターマンと名付けられた宇宙服を着たマネキンである。惑星地球の日の当たる三日月が背景に退き、2月6日にファルコン大型ロケットで打上られた積載物のこの最終的なイメージで、スターマンがテスラ・ロードスターに気持ちよく座っている。国際的には 2018-017A と名付けられたロードスターとスターマンは、火星の軌道を超えた宇宙に向かっている。成功したファルコン大型ロケットは、今、運行中の最も強力なロケットになり、4台の電気自動車の一つ、ロードスターを惑星地球から打上げた。他の三つは、歴史的に強力な(しかし再使用できない)サターンVロケットで月に向けて打上げられた。しかし、スターマンのロードスターは、恐らく、法的条件を満たした唯一のものである。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<註>: 上記「他の三つの電気自動車」とは約50年前にアポロで月に送られた探査車3台を指す。スターマンは1984年製作のアメリカ合衆国のSF映画から。テスラ はファルコン・ヘビーを打ち上げたスペースX社の創業者イーロン・マスクが並行して経営する電気自動車の会社名。ロードスターはスポーツカー仕様の車の総称。

<お知らせ>: <速報・追記> ②延期になっていた国際宇宙ステーションプログレス69号貨物船は、日本時間2月13日午後5時13分に打上げられ、2日間の旅で国際宇宙ステーションへ向かいました。 

① 今日2月13日(火)午後5時過ぎ、延期されてきた国際宇宙ステーションプログレス69号貨物船が打上げられることになりました。宇宙ステーションへの到着は即日でなく2日後に変更になりました。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、金井飛行士達の船外活動も変更になっています。

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