天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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6月30日(木): 土星の月タイタン/火星探査

2022年06月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

土星の最大の衛星タイタンは、地球の月のように同期回転でロックされている。2012年5月、カッシーニ宇宙船によって記録されたイメージのこの合成は、その反土星側の側面、リングのガスの巨人から常に遠ざかっている側面を示している。太陽系で唯一、高い密度の大気を持つ月タイタンは、明らかにその表面に液体を持ち、また、液体の雨とその蒸発の地球に似たサイクルを持つことが知られている。土星のリングと雲のトップの上の直径 5,000 キロメートルのこの月のカッシーニの視界に、大気の霞のその高高度の層が明らかである。中央近くには、シャングリラとして知られる暗い砂丘で満たされた領域がある。カッシーニが届けたホイヘンス探査機は、地球から最も遠い宇宙船の着陸の後、中央左下で休んでいる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: シエラ・マイグアリダ付近のキュリオシティの360度のパノラマ (キュリオシティ)

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6月29日(水): 通過するベピ・コロンボからの水星/火星探査

2022年06月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

水星の古い地表は地球の月のように大きくクレータされている。水星は地球の月より僅かに大きいが、ほとんどが鉄でできているために、太陽系のどの月よりも、はるかに密度が高く重い。実際に、我々の地球は唯一の密度の高い惑星である。水星は太陽の周りの2回の軌道ごとに正確に3回回転する。水星の軌道は非常に楕円形であるために、水星の訪問者は、太陽が昇り、空で停止し、上る地平線に向かって戻り、再び止まり、その後他の地平線の上に急速に沈むのを見るだろう。水星は太陽に近いために、地球からは、日没直後または日の出直前の短い時間しか見えない。このイメージは先週、 ESA と JAXA が、通過するベピ・コロンボ宇宙船がエネルギーを放棄して、2025年から最も内側の惑星を周回する準備をしているときに撮られた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ベピ・コロンボはヨーロッパ宇宙機関と日本(JAXA)共同の水星探査機です。それぞれが独自の宇宙船を持ち、ヨーロッパ宇宙機関が管理する共通する母船に積まれており、水星軌道で分離されます。巨大な太陽に近い水星への軌道入りは難しく、長い期間を掛けて、太陽の引力に抗しつつ徐々に水星軌道に近づきます。この宇宙船は、言うまでもなく、激しい太陽熱に抗する配慮もされています。

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<火星探査>

今日のテーマ: マストカム、フレーク状の川底を見る (キュリオシティ)

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6月28日(火): シミュレーション TNG50:銀河集団の形成/火星探査

2022年06月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

銀河達の集団はどのように形成されるのだろう? 最近の業績は、有名な Illustris シミュレーションのアップグレード版による TNG50 である。ビデオの最初の部分では、初期の宇宙から今日の銀河達と銀河集団に進化する、高速で動くガスを標す、明るい色の大部分が水素から成る宇宙のガスを追跡している。宇宙が熟し、ガスが重力の井戸に落込み、銀河が形づくられ、回転し、衝突し、併合する。全ての銀河の中央にブラックホールが形づくられ、高速で周囲のガスを噴き出す。ビデオの第二の半分は星達の追跡に変わり、潮力の尾と星の流れを共に完備した銀河集団を示す。 TNG50 のブラックホールからの流出は驚くほど複雑であり、それらの詳細は我々の現実の世界と比較される。初期の宇宙でガスがどのように合体したかを学ぶことは、我々の地球、太陽、太陽系が、当初、どのように形づくられたかを理解するのに役立つ。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: 動画はイメージをクリックして  Youtube から。

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<火星探査>

今日のテーマ: マストカメラ、「ラス・クラリタス」の層を見る (キュリオシティ)

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6月27日(月): NASA、月の核パワーに関するアルテミス・コンセプトを発表/火星探査/お知らせ

2022年06月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAと米国エネルギー省(DOE)は、宇宙核技術を進めるために共に働いている。これらの機関は、月でのデモンストレーションのために、この10年の終わりに打上げるだろう先進的な核分裂技術のために、三つのデザイン・コンセプト提案を選んだ。この技術はアルテミス傘下での将来の探査で有用になる。この契約は、少なくとも10年の終わりまで予定される、月の環境での40キロワットクラスの核分裂パワーシステムのための、最初のデザイン・コンセプトの開発に資金を提供する。他のパワー・システムと比較して小型かつ軽量な核分裂システムは、場所、日光その他の自然の環境状況に関係なく、信頼に足る、連続したパワーを可能にするだろう。月でのこのようなシステムの実証は、月や火星での長期ミッションへの道を開くだろう。

<出典>: 「アルテミス(Artemis)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 変化する火星の光景の驚くような視界を捉える (キュリオシティ)

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<お知らせ>: 今日6月27日(月)、ニュージーランドからキューブ衛星が月に向けて打上げられます。この衛星は月探査計画の初動であり、そのルートは将来の月ステーション建設のルートの先駆となります。NASAでは打上中継を放送します。ホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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6月26日(日): モンゴルのクブキ砂漠で土地の劣化と戦う植生

2022年06月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションのヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティは、ツイッターで、「クブキ砂漠修復プロジェクト:現在、クブキ砂漠(Kubuqi Desert)の50%以上( 6,000 平方キロメートル)が植生で覆われている土地回復活動(#LandDegradation#HumansToAction)に対する、このような目に見える勝利を宇宙から見るのはとても素晴らしいこと!」と投稿した。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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6月25日(土): 「きぼう」研究室モジュールのロジスティックス・モジュール/お知らせ

2022年06月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

「きぼう」の実験モジュールは、ステーションクルーが科学実験を行う加圧モジュール、科学機器や研究サンプルを保管するロジスティックス・モジュール(保管庫:この写真)、宇宙環境の過酷な影響を理解するために外部実験を展開できる「露出施設」など、いくつかのコンポーネントで構成されている。また、外部実験を操作し、ナノ・サテライトを配備できる日本のロボット・マニピュレータシステム(左)と、貨物船を捕獲、設置、切り放し、船外活動者や国際宇宙ステーションのハードウェアを操作できる Canadarm2 ロボットアームを含む二つのロボットアームの一部も描かれている。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ロジスティックス・モジュールは所謂保管庫のこと。国際宇宙ステーションで純粋に保管庫を有するのは日本の「きぼう」だけである。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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<お知らせ>: 6月27日(月)、ニュージーランドからキューブ衛星が月に向けて打上げられます。この衛星は月探査計画の初動であり、そのルートは将来の月ステーション建設のルートの先駆となります。NASAでは打上中継を放送します。ホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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6月24日(金): 干潟星雲の活動的な中央/火星探査

2022年06月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

干潟星雲の中央は壮観な星形成の旋風にある。イメージ中央の近くに見える、それぞれ大雑把に長さ二分の一光年の少なくとも二つの長い漏斗形の雲は、極端な星の風と強烈なエネルギーに満ちた星明りによって形づくられている。激しく明るい近くの星、ハーシェル36(Herschel 36)が、このエリアを照らしている。ダストの広大な壁が他の熱い若い星達を隠し赤くしている。これらの星達からのエネルギーが冷たいダストとガスの中に注ぎ、これらの領域に隣接する大きな温度差が、漏斗型の原因となる風の剪断を生み出しているのかもしれない。幅約10光年に及ぶこの写真は、軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡によって六つの色でとられたイメージを結合している。 干潟星雲(M8)は、いて座の約 5000 光年に横たわっている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: インサイトの科学調査 (インサイト)

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6月23日(木): かってと将来のアンドロメダの星達/火星探査

2022年06月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アンドロメダのこの写真は、星が今どこにいるかだけでなく、星が間もなくどこにあるだろうかを示している。もちろん、大きく美しいアンドロメダ銀河 M31 は渦巻銀河であり、僅か250万光年しか離れていない。アンドロメダの星達の、これまでと将来の、宇宙と地上ベースの天文台の観測が、通常の可視光線の内側と外側の両方の波長で、アンドロメダのこの興味深い合成イメージをつくるために結合された。この可視光線は白と青で焦点を当てられ、ハッブル、スバル、メイオール望遠鏡で撮られた M31 の星が今何処にあるかを示している。NASAのスピッツア宇宙望遠鏡によって撮られた赤外線はオレンジ色で表現され、 M31 の将来の星達が間もなく構成されるだろうところを示している。その赤外線光は、星達によって暖められた、アンドロメダの渦巻の腕に沿って通る、巨大なダストレーンを追っている。このダストは、将来の星形成の原料、この銀河の広大な星間ガスの追跡者である。これらの新しい星達は、恐らく、約50億年でアンドロメダが我々のミルキーウェイ銀河で併合するずっと前の、次の1億年で形成されるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<ひとこと>: イメージまたは上のリンクから、表示されたイメージにカーソルを当ててご覧ください。

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<火星探査>

今日のテーマ: 火星科学の僅かな余分な週を得る (インサイト)

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6月22日(水): 太陽での大津波の衝撃波/火星探査/お知らせ

2022年06月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これほど大きな津波は地球上では起こらない。2006年、地球サイズの黒点からの大きな太陽フレアが、太陽にとっても壮観な津波型衝撃波をつくり出した。この写真は、米国ニューメキシコ州の光ソーラー パトロール ネットワーク (OSPAN) 望遠鏡によって、活動領域 AR 10930 から移動する津波を捉えた。その結果生じる衝撃波は、技術的にはモートン波(Moreton wave)として知られ、太陽の光球中の水素を含むガスを圧縮して加熱し、瞬間的に明るい輝きを引き起こした。このイメージは、水素ガスによってのみ放出される非常に特殊な赤で撮影された。この猛威を振るう津波は太陽にいくつかの活動的なフィラメントをもたらしたが、後に多くは再び姿を現した。この太陽の津波は時速100万キロメートル近くで広がり、ほんの数分で太陽全体を一周した。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: 動画はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: オリンパス山脈とダエダリア高原の間で (リコネッサンス)

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<お知らせ>: 
国際宇宙ステーションは、その自身の重量のために、時々その軌道を上げる再推進(reboost)が必要になります。これまで、全ての再推進は、ロシアのプログレス貨物船のエンジンの再点火で実行されてきました。ロシアのウクライナ侵攻の初期、ロシアの宇宙機関、ロスコスモスは、今後の再推進には協力しないと発言しました(実際には先般の再推進は実行しています)。これに対して、米国側では、スペースX社のイーロン・マスクが、スペースX社が再上昇を分担する可能性も発表していました。国際宇宙ステーションは、現在、米・ロ・欧が協力関係にある唯一の共同体とも言えますが、今回、米国が再推進を試み、ロシアに依存せずに国際宇宙ステーション維持が可能な体制の構築に踏み切ったことを示しました。ホームページの「国際宇宙ステーションは今!」から。

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6月21日(火): NGC 346 の若い星達/火星探査

2022年06月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NGC 346 の大質量の星達は短命であるが非常にエネルギッシュである。この星の集団は、約21万光年離れた小マゼラン雲の中の、最大の星形成領域に埋め込まれている。それらの風と放射線は、約200光年のガスとダストの雲の中の星間の洞窟を掃き、星の形成を引き起こし、この領域の密集した内部の端を刻んでいる。 N66 としてカタログ化されたこの星形成領域はまた多くの幼い星達の集団を含んでいる。僅か300万年から500万年の、それらの核の水素をまだ燃やしていない幼い星達が、埋め込まれた星団の周りに散らばっている。この疑似カラーのハッブル宇宙望遠鏡のイメージでは、可視光と近赤外光は青と緑で、水素原子からの放出の光は赤で見えている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ:  北極エルグの南の砂丘 (リコネッサンス)

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6月20日(月): 渦巻銀河 NGC 1512:内部リング/火星探査

2022年06月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大部分の銀河はどんなリングも持っていない。この銀河は何故二つ持っているのだろう? 始めに、 NGC 1512 の中央近くの明るい帯は、銀河の中心を囲む、明るく最近形成された星達で輝くリング、核リング(nuclear ring)である。しかしながら、大部分の星達と付随的なガスとダストは、ここではイメージの端近くに見られる外のリングで銀河の中心を周っている。このリングは直観に反して内部リングと呼ばれる。更に詳細に見ると、この内部リングが、銀河を横断して水平に走る、中央のバーの端をつないでいるのを見るだろう。これらのリング構造は、長く続くプロセスにおける NGC 1512 自身の非対称によって起きると考えられる。星達の棒を含むこれらの銀河の非対称の重力は、ガスとダストを内輪から核リングに落下させ、このリングの星形成速度を高める。ある渦巻銀河は、また、更に遠くを周る第3のリングさえ持っている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: キュリオシティ、指のような岩を見る (キュリオシティ)

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6月19日(日): 軌道の日没の最後の光

2022年06月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションがブラジル上空258マイルを飛行した際、軌道上の夕日の最後の光が地平線を突き破る。 (June 10, 2022)

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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6月18日(土): 地球の大気の輝きの上にミルキーウェイが描かれる

2022年06月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この写真は、オーストラリアの北東のヴァヌアトゥ島の上空256マイルの高度で、国際宇宙ステーションからとられた。ミルキーウェイは、地平線を覆う地球の大気の輝きの上に掛かっている。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

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6月17日(金): ブラックホールの周りの巨大なリング/火星探査

2022年06月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイメージは、NASAのチャンドラX線天文台とニール・ゲーレルス・スウィフト(Neil Gehrels Swift)天文台を使ってとられた、ブラックホールの周囲のリングの壮観なセットを示している。この巨大なリングのX線イメージは、病院や空港で行なわれるX線と類似した原理を使って、我々の銀河にあるダストに関する情報を明らかにしている。このブラックホールは、地球から約 7,800 光年にある、 V404 Cygni と呼ばれるバイナリシステムの一部である。このブラックホールは、見えないオブジェクトの周りのディスクの中に、コンパニオンの星から太陽質量の約半分の素材を活発に引き離している。この素材はX線で輝き、天文学者達は、これらのシステムを、「X線バイナリ(X-ray binaries)」と呼んでいる。

<出典>: 「ブラックホール(Black Holes)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ:  北の極冠の急速な変化 (リコネッサンス)

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6月16日(木): ブラックホールは発見するのが難しい/火星探査

2022年06月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ブラックホールは見つけるのが難しい。それらは、それらから光が逃れることができないほどの非常に強い重力を持っているので、科学者達は、その探索のために、それらの周囲からの手がかりに頼らなければならない。太陽の20倍以上の重さの恒星は、その燃料を使い果たしたときにブラックホールに崩壊する。科学者達は、ミルキーウェイの周りに何千万ものブラックホールが点在していると推定しているが、これまで、数十個しか特定できていない。2001年のこのイメージは、ブラックホールの降着円盤のアーティストの印象である。多くのブラックホールの周りには、ブラックホールに落ちるときにエネルギーを放出する物質の降着円盤がある。

<出典>: 「ブラックホール(Black Holes)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ハッブル宇宙望遠鏡のページにも同じ趣旨の記事を載せてあります。ホームページの「ハッブル宇宙望遠鏡写真集」から。 
 
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<火星探査>

今日のテーマ: NASAとパートナー、火星サンプル収集計画のために新しい調査グループを確立する

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

<ひとこと>: この調査グループ(16名)には、日本とカナダ(各1名)からも参加することになりました。なお、このグループは、現在収集中であるNASAのローバーのサンプルを持帰る、次期計画を実行する、NASAとヨーロッパ宇宙機関が中心です。

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