天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

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11月30日(水): オリオン、アウトバウンドパワーフライバイのために月に近づく/火星探査は今!/アルテミスⅠ

2022年11月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

アルテミスⅠミッションの6日目である11月21日月曜日に、オリオンのソーラーアレイの一つの先端のカメラによって撮られたこのイメージで、月の裏側の一部がオリオン宇宙船のすぐ向こうに大きく迫っている。イメージの中央付近に見える最も暗い部分は東の海である。

注: 東の海(ひがしのうみ、ラテン語: Mare Orientale)
月の海の一つ。的のような三重の同心円状をしている。外側の直径は約900km。月の表側の西端(裏側の東端)に位置する。月面緯度は南緯19.4度、月面経度は西経92.8度。地球からの観測は角度的に困難である。この位置は縁の海の対蹠点に当たる。

<出典>: Artemis1

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ここに挙げた月は、これまでに発表された写真で最大です。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 火星の北極のダストの雲 (エクスプレス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

 

 

 

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<アルテミスⅠ>: 飛行13日目:オリオン、最大距離を移動

「アルテミスⅠ」から。

 

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11月29日(火): NGC 6357:ロブスター星雲/火星探査は今!/アルテミスⅠ

2022年11月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ロブスター星雲は既知のいくつかの最も重い星を保持している。 NGC 6357 としてカタログ化されたロブスター星雲は、その中心近くに異常に明るく重い星の本拠地、散開星団ピスミス24(Pismis 24)を収容している。内部の星形成領域付近の全体的な赤い輝きは、イオン化された水素ガスの放射から生じている。ここに示されている周囲の星雲は、ガス、暗いダスト、まだ形成されている星、新しく生まれた星の複雑なつづれ織りを見せている。この複雑なパターンは、星間の風、放射圧、磁場と重力の間の複雑な相互作用に起因する。このイメージは、チリのセロ・トロロ汎天文台(Cerro Tololo Inter-American Observatory)の、4メートルブランコ望遠鏡の DOE の暗黒エネルギー・カメラでとられた。 NGC 6357 はさそり座の方向約 8,000 年にあり、約400光年に広がっている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 火星の嵐の中のまだらなダストの雲 (エクスプレス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

 

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<アルテミスⅠ> 

飛行12日目: 各種装置のフライトテストを実行した。11月28日月曜日、オリオンは、地球から約43万キロメートル離れたときに地球から最も遠距離に到達する。
写真は飛行9日目、オリオン宇宙船は、遠い逆行軌道に向かう途中、ソーラーアレイの一つのカメラから月を振り返る。

「アルテミスⅠ」から。 

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11月28日(月): ハッブルからのバタフライ星雲/火星探査は今!/アルテミス

2022年11月28日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

星は年をとるにつれて美しい模様を作ることがあり、ときには花や昆虫に似る。 バタフライ星雲 NGC 6302 は、その注目すべき例である。 そのガス状の翼の幅は3光年以上をカバーし、推定表面温度は摂氏 200,000 度を超える。示された惑星状星雲 NGC 6302 の歳を経た中央の星は例外的に熱くなり、可視光と紫外線光では明るく輝くが、ダストの密度の濃い円環によって直接視界からは隠されている。この鋭いクローズアップはハッブル宇宙望遠鏡で記録され、この複雑な惑星状星雲の注目に値する詳細を示すために、酸素(青)、水素(緑)、窒素(赤)によって放射される独特の光に焦点を当てて、ここに処理されている。 NGC 6302 はさそり座の約 3,500 光年に横たわっている。惑星状星雲は我々の太陽のような星の外層大気から進化するが、通常は約2万年で衰退する。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 火星の北極付近で渦巻く嵐 (エクスプレス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<アルテミスⅠ>: 飛行11日目: アルテミスⅠミッションの11日目、オリオンは、日本時間11月26日土曜日午前6時52分に、遠い逆行軌道に入った後、月を越えて旅を続けている。 オリオンはこの軌道に6日間留まり、月軌道を出て、宇宙船を地球に戻す軌道に乗せて 太平洋へ着水する。

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11月27日(日):ナポリと周辺都市/アルテミスⅠ

2022年11月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティ(イタリア)によって国際宇宙ステーションから見られたナポリと周辺都市。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: リンク先の原版は高精細画像(4096×2731 2.6 MB)です。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<アルテミスⅠ>: 「アルテミスⅠ」から。また、今後を含めて中継放送は「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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11月26日(土): 空飛ぶ円盤?がユタ砂漠に不時着/火星探査は今!/お知らせ

2022年11月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

宇宙からの空飛ぶ円盤が、レーダーで追われ、ヘリコプターで追跡された後にユタ砂漠に不時着した。2004年、宇宙の異人は含まれていなかった。ここに描かれている円盤は、それ自体は太陽を調査する、2001年にNASAによって打上げられた、人工のロボットジェネシス宇宙船の一部、ジェネシスサンプル持帰りカプセルであった。パラシュートが予定通りに開かなかったので、時速300キロメートル以上の予想外のハードランディングが起きた。このジェネシスミッションは太陽を周っていた。不時着にもかかわらず、多くのサンプルが分析するのに良い状態で残った。このため、ジェネシスに関連する発見には、太陽の組成、また、太陽系を横断してあるタイプの構成要素の量がどのように異なっているかに関する新しい詳細を含んでいた。これらの結果は、太陽と惑星が数10億年前に、どのように形成されたかの詳細について、興味深い手掛かりを提供した。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<アルテミスⅠ>: 飛行9日目:  オリオンは遠方逆行入りまで1日。詳細は「アルテミスⅠ」から。

<注>: オリオンは今日26日早朝、遠方逆行軌道入り点火の予定。

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11月25日(金): 星のフィールドの逆転した暗いボール/火星探査は今!/お知らせ

2022年11月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この奇妙な暗いボールに何か親しみを感じるとしたら、それは我々の太陽だからかもしれない。この2012年の注目のイメージでは、詳細な太陽の視界が、最初は赤い色の非常に特殊な色で捕えられ、続いて白黒で表され、更に続いて色が反転した。 一旦完了すると、その結果としてのイメージが星のフィールドに追加され、 その後、また色が反転した。 太陽のイメージに見えるのは、長い光のフィラメント、暗い活動領域、端の周辺に覗くプロミネンス、熱いガスの動くカーペットである。 特にその表面の磁場が最も巻き上げられる太陽の極大期の間は太陽の表面は忙しい場所である。活動的な太陽は大変写真写りが良いが、そのインパクトが地球の磁気圏に影響を与えてオーロラを発生させるとき、その放出されるプラズマもまた写真写りが良い。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<火星探査は今!>

今日のテーマ:  ダストの嵐、火星で渦巻く (エクスプレス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: アルテミスⅠの飛行8日目: オリオン宇宙船は月の影響圏を出て、間もなく帰路の軌道に入る点火を行います。早朝ですが中継を見るには「ウェブNASAテレビ放送予定」から。記事は「アルテミスⅠ」から。

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11月24日(木): L1527 の中の原始星/火星探査は今!

2022年11月24日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

暗い雲 L1527 の中の原始星は僅か10万年であり、まだその成長を養うガスとダストの雲に埋め込まれている。 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からのこの近赤外線では、赤外線の星雲の首の暗い帯は、若い星のオブジェクトを囲む厚いディスクである。ほぼエッジ・オンの、我々の太陽系より少し大きく見えるこのディスクは、最終的に原始星に材料を供給し、一方、ウェッブの直接の赤外線の視界からそれを隠している。原始星からの赤外線光によって照らされたこの砂時計型の星雲の空洞は、星形成のプロセスで、周囲の媒体を通して素材がはじかれたときに彫られてつくられた。原始星が質量を得ると、それは最終的に完全に成熟した星になり、崩壊し、そのコアで核融合に点火するだろう。我々の太陽と太陽系に似たこれらの幼少期の暗い雲の中の原始星 L1527 は、おうし座星形成領域の約460光年に横たわっている。このウェッブの近赤外線カメライメージは幅約 0.3 光年に及んでいる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ:  アマゾニス・プラニシアのインパクトクレータのコンテキストカメラの視界 (リコネッサンス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

<ひとこと>: インサイトの地震検出から改めてデータを見直した結果、インパクトで掘り出された素材の中に「水の氷」が見られた。

 

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11月23日(水): 全夜空をマッピングする/お知らせ

2022年11月23日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この合成は、広域赤外線探査衛星(WISE)によってとられた2012年の全空データ公開の一部、全空を覆うイメージから成っている。 WISE は、全空を観測することによって、幽かなオブジェクトを捜し、遠い銀河達に出合い、あるいは宇宙のオブジェクトのグループを調査することができるかもしれない。赤外線光は人間の目には見えないが、冷たい近くの星達、宇宙で最も明るい銀河達を含む多数のオブジェクトによって発散される。 WISE ミッションは搭載された冷却剤が尽きた後2011年に終わったが、その赤外線検出器の宇宙船と一部はまだ機能した。そのため、2013年に、NASAは、小惑星や他の地球近傍オブジェクト達(NEOs)を追うために再利用した。このミッションと宇宙船は新しい名前 NEOWISE と名付けられた。

<出典>: 「ワイズ(Wise)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ:  土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: アルテミス計画に載せて打上げられた日本のキューブ衛星の一つ OMOTENASHI は、太陽に面する位置に姿勢が制御できないまま月の近地点を通過してしまいましたので、計画は失敗に終わりました。 「アストロサイエンス(11月23日)」 から。

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11月22日(火): 広域なメタン濃度/火星探査は今!/お知らせ

2022年11月22日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このアニメーションは、コペルニクス・センチネル5P衛星からのデータを使った、2020年の大気圏の、広域なメタン濃度を示している。メタンは2番目に強い温室効果ガスであり、大気圏の濃度は、現在、一年におよそ1%の割合で増加している。メタンは二酸化炭素より太陽からの熱を吸収し、大気圏の温暖化に顕著に関与している。その結果、メタンの放出の追跡と管理の要求はますます強くなっている。

<出典>: 今週のイメージ(Week in images (ESA))

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: この解説は要約しています。COP27は何とか終えたようですが課題は山積しています。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 火星の岩のサンプルを地球に持帰る (パーサビアランス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 無人月探査試験船「アルテミスⅠ」の記事は、日時に関係なく不定期に更新しています。 こちら から。

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11月21日(月): オリオンからの地球/火星探査は今!/お知らせ

2022年11月21日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

宇宙打上システム(SLS)ロケットは、NASAの深宇宙の最初の統合テスト・探査システム、アルテミスⅠミッションのオリオン宇宙船を乗せて、東部標準時11月16日水曜日の午前1時47分に地球を出発した。ケネディ宇宙センタの歴史的な第39発射施設Bからの打ち上げからの1時間超の後、 オリオンの外部ビデオカメラの一つが、宇宙からの新しい視点でのこの視界をとらえた。手前には、ヨーロッパのサービス・モジュールの下部のオリオンの軌道操作システム・エンジンと補助エンジンがある。モジュールの伸ばされた長さ7メートルのソーラーアレイの翼の一つの彼方には、この宇宙船の美しいホームの世界が横たわっている。アルテミスⅠミッションは、月や火星への人間の探検を可能にする能力を試してほぼ4週間続くだろう。この無人のオリオン宇宙船は、11月21日に、月を越える 70,000 キロメートルの逆行する軌道で月面に接近するフライバイをすることが予定されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<ひとこと>: フライバイ(接近飛行)の予定時刻を含む詳細は 「アルテミスⅠ」 から。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 興味深い火星の岩盤を調査する (パーサビアランス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 今日21日月曜日午後9時過ぎ、アルテミスⅠの月フライバイが予定されています。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
なお、アルテミスⅠの飛行ルートについては上記「アルテミスⅠ」の最下段の記事、「基本情報: アルテミスⅠマップ」からご覧ください。

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11月20日(日): 東京、名古屋、大阪の夜の灯/お知らせ

2022年11月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本の都市、東京、名古屋、大阪の夜の灯が、日本海上空258マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られた。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 原画が暗いので処理を加えています。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: ➀ 明日21日、アルテミスⅠの、月フライバイが予定されています。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 から。
➁  打上後のアルテミスⅠの記事、イメージ、ビデオ等は こちら から。 
➂ 11月18日、NASA長官と日本の文部科学大臣との間で、月ステーション「ゲートウェイ」と、2030年までの国際宇宙ステーション維持への日本の参加の合意が交わされました。 「アストロサイエンス(11月20日)」から。

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11月19日(土): 若田飛行士が XROOTS 調査のためにトマトをチェックする/お知らせ

2022年11月19日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士・遠征68の若田光一が、 XROOTS 宇宙植物調査のために国際宇宙ステーションで育つトマトをチェックしている。このトマトは、補給が不可能な地球から遠く離れた長期宇宙飛行でクルーの食料を確保する、宇宙農業を実証するために土壌なしで栽培された。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: ここのイメージは明度を加えています。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 右の写真はテストのためにオリオン宇宙船から撮られた地球の白黒写真です。(11月17日)
付記1、アルテミスⅠの打上は、打上前に僅かな燃料漏れがあったことなどから、予定より約40分強遅れ、十分な予告もなく打上げられました。このため、打上を見逃された方も多いと思います。打上のビデオは Youtube からご覧ください。
付記2、日本のマイクロ衛星の一つ OMOTENASHI は、姿勢制御ができず太陽電池板が太陽に向かわないため電力が低下し、通信が滞っています。回復の努力中ですが次の報告は月曜日以降になるようです。 

 

 

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11月18日(金): 日本のキューブ衛星の現況/火星探査は今!/お知らせ

2022年11月18日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASA Artemis I 搭載JAXA超小型探査機
OMOTENASHI及びEQUULEUSの状況について
(JAXA:2022年11月17日発表)

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の超小型探査機OMOTENASHI及びEQUULEUSを搭載した、米国航空宇宙局(NASA)のアルテミス計画初号機(Artemis I)は、2022年11月16日(水)1:47(米国東部標準時)(2022年11月16日(水)15:47(日本時間))にNASAケネディ宇宙センター(米国フロリダ州)から打ち上げられました。

EQUULEUSは、11月16日(水)(日本時間)に分離され、同日22:50(日本時間)に、正常に動作していることを確認しました。

OMOTENASHI は、11月16日(水)(日本時間)に分離されましたが、現状、探査機は太陽捕捉が完了せず、通信が安定しないため、姿勢の安定、電力の確保、通信の確立の為の運用を継続して行っております。

対応状況については随時お知らせいたします。

 <注記>: イメージは OMOTENASHI のハードランディングを示す例示です。原典にはありません。

<出典>: JAXA

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<火星探査は今!>

今日のテーマ:  エチュス・カオスのスリップとスライド (リコネッサンス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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11月17日(木): 離陸!アルテミスⅠ、オリオンを月に打上げる/火星探査は今!

2022年11月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

世界で最も強力なロケット、NASAのスペースローンチシステム(SLS)の打上げに成功した後、NASAのオリオン宇宙船は、アルテミス計画の一環として月に向かっている。この無人のオリオンを運んで、SLSは東部標準時水曜日午前1時47分(日本時間水曜日午後3時47分)に、ケネディ宇宙センターの発射台39Bから飛行試験のために離陸した。この打上は、オリオンが月を越えて約64万キロメートルを旅し、25日半で地球に戻るミッションの最初の飛行区間である。アルテミスⅠとして知られるこのミッションは、NASAの月から火星への探査アプローチの重要な部分であり、これはアルテミスⅡミッションで、宇宙飛行士達を飛行させる前の、NASAにとって重要なテストである。
最初の軌道に到達した後、オリオンはソーラーアレイを展開し、エンジニアは宇宙船のシステムのチェックを開始した。飛行開始約1時間半で、ロケットの上段エンジンは約18分間の点火に成功し、オリオンを地球軌道から月に向かって送るのに必要な大きな推力を与えた。オリオンは上段から分離し、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が国際協力を通して提供する推進力、サービスモジュールを動力源として月へ向かう。
続く数時間にわたって、小さな科学調査と技術デモンストレーションのための一連の10個のキューブ衛星(CubeSats)が、上段と宇宙船を接続するリングから展開される。それぞれのキューブ衛星には独自のミッションがあり、太陽系に関する知識のギャップを埋め、あるいは月やそれ以降を探索するための将来のミッションの設計に役立つ技術を実証するだろう。

<出典>: Artemis I

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 此処のイメージは処理を加えています。キューブ衛星については11月14日の記事参照。なお、昨日の記事では打上時刻を3時37分としていましたが、正しくは47分です。僅かなリークがあり、予定時刻より40分強遅れました。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ:  波型の地面のクレータ (リコネッサンス)

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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11月16日(水): アポロ15号、地平線に地球をとらえる/火星探査は今!/お知らせ

2022年11月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<速報・追記> 

① アルテミスⅠの打上は、モバイルランチャー内の水素バルブに小さな漏れがあったため、液体水素をコアステージに流す作業を一時停止しました。「レッド・クルー」と呼ばれるチームが編成され打上台に到着した。バルブは移動打上台のベース内にある。(16日午後0時12分)

➁ アルテミスⅠの打上は新しい打上時刻の検討中です。(午後3時10分)

③ 無人のオリオン宇宙船を搭載したNASAのスペースローンチシステム(SLS)ロケットは、東部標準時午前1時37分(日本時間水曜日午後3時37分)に打ち上げられました。

月の地平線上の三日月形の地球のこの眺めは、アポロ15号の月面着陸ミッション中で撮影された。アポロ15号は、1971年7月26日に、ケネディ宇宙センターから、サターンⅤ型ロケットで打ち上げられた。船には、ミッション司令官:デビッド・R・スコット、月着陸船パイロット:ジェームズ・B・アーウィン、司令船パイロット:アルフレッド・M・ワーデンの3人の宇宙飛行士のクルーがいた。アポロ15号は、長い期間、広範囲に月を探査し、以前よりも多くの科学データを収集する機器を備えるように設計された、月の表面を横断する時速最高19キロメートルに達した 4,000 万ドルの月面をロービングするビークル(LRV)の導入も含まれていた。成功したアポロ15号の月面着陸ミッションは、アポロ計画のために計画された一連の三つの高度なミッションの最初であった。主な科学的目的は、月面を観測し、ハドリー・アペニン地域の事前に選択された領域で物質と地表面の特徴を調査しまたサンプリングし、地表面実験を機器をセットアップして活性化し、月周回軌道からの飛行中の実験と写真撮影を行うことだった。アポロ15号は、初めて月への打上をテレビ放映し、ワーデンによる深宇宙での歩行を記録した。サターンV型ロケットと LRV はマーシャル宇宙飛行センターで開発された。

<出典>: 「アポロ15号(Apollo 15)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査は今!>

今日のテーマ: NASAのマーズヘリコプター:現在、未来、そして提案

「火星探査は今!(Mars Topics)」から。

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<お知らせ>: 今日11月16日午後3時過ぎ、NASAの月探査の皮切りになる無人の月周回宇宙船アルテミスⅠが打上げられます。NASAテレビでの中継放送があります。ご覧になるには「ウェブNASAテレビ放送予定」から。

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