肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

調査書という名の束縛②

2009-02-23 13:05:32 | 受験ネタ
前回お話しした調査書の評価基準ですが、
誤解を招くといけないので、
念のため言っておきますね。
きちんとした評価をしている先生もいらしゃるんですよ。
立派で尊敬出来る先生はいるんです。

でも、中には、
どう考えでも「???」
の評価をしている先生がいるのも事実です。

今回は私が他から聞いた「???」評価のあれこれをご紹介します。

友人Y君。
英語の期末テストが100点!!
なのに評価「4」
しかも、同じクラスの女子が80点で「5」だった。
これは一体どういうこと??
で、先生に抗議に行くと
「う~ん、授業中の発言がほとんどなかったからね。」
と言われた。
調査書の点数が低く、希望校を受験出来なかったY君は
今の高校で学年トップです。

友人Nさんの娘さん、
数学のノートを提出したところ
返却されてきたものには閲覧印が押されていなかったので
「印が押してありません。」
と、伝えたら、
「あなたが出していないから押していないんです。」
と、無視された。
そばにいた友達が
「先生、Nさんは私と一緒にちゃんとノート提出しました。」
と、証言してくれたのに
「出してないものは出していません。」
と、押印拒否。
ぶち切れた娘さんは
「このクソババァ!」
と叫び、
その学期の数学の評価は「2」だった。

友人O君
非常に真面目な男の子で、
音楽はいつも「5」
ところが、ある日、友人と授業中に悪ふざけ。
その学期の評価「2」
それ以降、どんなに点数が良くても
卒業まで「3」以上になることはなかった。

クラスメートMさん。
ピアノが上手で音楽科受験希望。
なのに音楽の評定はいつも「3」か「4」
なぜ??

うちの次男。
英語で100点
でも評価「4」
理由は後ろの子とおしゃべりしていたから。
↑親として息子を擁護しますが、
次男から後ろを向いてしゃべりかけたのではなく、
後ろの子が「ねえ、ねえ、これってどういうこと?」
と、質問してきたのでそれに答えていた・・・・ということらしいです。

そして長男
卒業後、2年も経って
初めて聞かされた話です。

ロンドンから帰国後、
通学し始めて2週間で期末試験がありました。
当然、結果はよろしくありません・・・・
のはわかっていましたが、
いきなり音楽で「2」をもらってきました。
テストは準備期間が少ない割に
平均点以上取ってきていたので
どうしてなのだろう?
と、不思議に思っていました。
その後もテストで90点は取っても、
評価は一向に上がらず「2」のまま。

何か先生とやらかしたんじゃない?
と、本人を問いつめてもな~んにも言わない。

ところが最近、その訳が分かりました。
その音楽の先生は
テストの他に、ノート提出(授業中の板書&プリント添付)を義務にしていて
帰国したばかりの長男にもそれを要求しました。

実は、転入時に
学年主任の先生との話し合いで
「すぐに期末テストがあり大変だろうけどがんばって。
今回はノートの提出は免除しておくから。」
と言われていたのだそうです。

それを聞いて安心していた彼は
全くノートを書いていなかったので(私から言わせればこれは長男のミス!)
音楽の先生に

「○○君、ノート出しなさい。」

と言われて、びっくりしたそうです。

「先生、僕は今学期ノート提出免除じゃないんですか。」

と言うと、

「そんなことは関係ありません。ちゃんと出しなさい。」

「出しなさいって言われても、プリントもないし、どうすればいいんですか?」

「一時帰国の時の授業で渡したプリントがあるでしょ。」


(↑その半年ぐらい前に、一時帰国して、
2週間ほど中学校に体験入学させてもらっていたのですが、
まさか、その時にもらった音楽のプリントを
ノートに貼って出せって言われてもね・・・
使うことはないかな、と捨てたのは私かもしれない。ゆるして・・・

「一時帰国って、先生、そんな前のもの、取っておくわけないでしょ。
ありません。ふざけんなって話だし!!」

あー!・・・・言っちゃったのね・・・・
そりゃマズいでしょ。
そこまで言っちゃあ。



で、評価は「2」になったってわけです。
卒業までずーっと「2」のままだったはずだわ、こりゃ。

今頃聞かされてもねぇ

中学の時は、テストの点数と評価とのギャップで
学校への不信感ありありの長男でしたが
高校では
「テストの点数がそのまま成績に反映されるから
余分なことを考えなくてもいい!」
と、とても喜んでいます。








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2 コメント

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先生の資質 (rabbit125cc)
2009-07-21 22:15:35
本当にほとんどの先生は、子供達の事を考えてくれていたはずです。少なくとも、教職を目指した時点では・・・
では?なぜ?それは全てがそうなっちゃっているからではないでしょうか?
学校の中の虐めと、社会の格差に大きな差は無いでしょうし、近年の公務員=勝ち組的な考え方が、根底にはあるのでしょう。
九州のとある校長が裏金で、自分の子供を教職につけていた。元来あってはならない事ですが、表面に出てきたあの県が特殊で、その他地方自治体全てで行われていることでしょう。
私自身「お前のような低学歴な親に限って、ひがんで学校に文句言ってくる」っと、竹刀を持った剣道部顧問に馬鹿にされたことがあります。祖父が歴史学者で、その先生も歴史の強化担任でしたので、「じゃあ、歴史で勝負してみようか?高学歴な先生w」っと、一気に設問を5つ位出してみたが、何一つ答えられず逃げ出して行った事もありますw
モンスターペアレント対策に、警察の天下りを入れ始め、武力をつけ始めている山口県の公共教育の現場に子供達の悲鳴が木霊しています・・・
先生の資質をどう上げていくは、我々父兄の堂々とした態度だと思います。

PS:とてもここには上げられないような、おぞましい行為も沢山あります。先生を信じないといけないとは、解っていますが・・・
信じさせてくれる先生は数えるほどしか^^;
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rabbit125cc様 (tenchan)
2009-07-23 15:10:12
どこの県でも問題の根は深そうですね。

大きい声では言えませんが、
私の友人で教員になっている人は
何かの形で親なり親戚なりが
教育に関わっている人が多いです。

逆に、ずーっと教員になりたくて
私からみても教師にふさわしい人物だと思えるのに
採用試験を受け続けて、
不合格になっていた友人もいます。
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