浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

「名たんてい カゲマン」

2016-12-18 22:20:59 | BOOK
「世界三大19」(ミツコ制定)といえば、
「19(nineteen)」(アルフィー)、
「19 ナインティーン」(監督:山下賢章、主演:少年隊)、
そして、
「怪人19面相」でっす。

怪人19面相が登場する「名探偵 カゲマン」は、
山根あおおに先生によるマンガ。

ミツコが、子どもだったころ、
何度も何度も読み返した作品です。

旅先へ、何冊も持参し、
ろくすっぽ、観光もせずに、
宿(やど)で、読みふけり、
同行者の顰蹙を買ったものです。
「ガハハハ」

トントン。
お食事の用意ができました。
ごはん19杯、おさしみ19皿、おみそ汁19杯・・・などと
仲居さんがやってきたら、要注意。

「ベリッ」

そう。
怪人19面相は、世界一の大どろぼうであり、
変そうの名人なんです。

そんな、凄腕の持ち主の宿敵の相手は、カゲマン。

カゲマンの右腕というか、一心同体というか、
「おれたちカゲだち。くら~い友情」で結ばれているのが~。

「取り出しましたる、カゲマン電池。
 カチッ、カチッ、あれ、つかない」
と、その時、太陽の光が。

「シャドーーー」

カゲマンの影、シャドーマンでっす。
江戸川乱歩の「影男」さながらのネーミングだわね。

時事ネタが盛り込まれた、
痛快ドタバタ劇。

ミツコの頭脳に、しっかり焼きついていて、
いまでも、生活の局面で、

「そうだ、そうだ」「ジュース、ジュース」
「ちがうよ、ソーダだよ」「ソーダ、ソーダ、クリームソーダ」
「まじめにやれ」

「サッサ、サッサ、ハイサッサ」

「カゲマーン、もっと仕事をせにゃあ、だちかんぞう」

など、マンガの一コマが浮かぶ有様でっす。
ふふふふ、おろかなミツコめ。


(表紙の手前から、怪人19面相、カゲマン、シャドーマン)

「名たんてい カゲマン」
著:山根あおおに
てんとう虫コミックス(小学館)
(書店では、手に入らないやもしれぬ)

明日もがんばるぞ!
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