下北の旅（大島・編）

【１日目】

わ～い、着いたぞ～い。





ブォォ～～～。

ここまで運んでくれたバスは、
去っていきました。

それにしても～。
ぜ、ぜ～か～が、よいつ～。
横殴りの風でっす。
ひたすらに、冷風。
エアーコンデショナーでいうと、
「急」に「強」を掛け合わせて、
10倍にした感じ。

さすが、本州最北端の青森県。
３月といえど、寒さは段違いです。



大島は、どっち？
橋は、どこだ～～～！？

ビュ～、ビュ～～、ビュ～～～。

・・・人っ子一人、いません。





案内板、案内板。
う～ん、ないなあ。
あっ、あれは地図かしら。



うっ。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。



次のバスは、15:55。
現在、13:11。
待ち時間、え～と、ひい、ふう、みい・・・、
２時間40分以上！？

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。

旅の鉄則。
無理はしません。

一縷の望みをかけて、
バスが走り去ったほうへ、
駆け出す一行。

・・・ああっ。

なに、どうした。
バスは、もういないのか！？！？！？

明日へ、くづつ。