脱走のシーズン

海の日。

某所へ。
快適な温度設定がなされています。
全身を、よ～く伸ばしました～。

・・・ハックション。

なぜか、くしゃみが。

うむ。

我がの居室では、
エアーコンディショナーを使っていないため、
時折、涼しい場所に行くと、
鼻がムズムズするのでぃす。

かといって、
この居室で24時間過ごすのは、
もはや、がまん大会。

まったくもって、
体調管理は難しいですなあ。



明日もがんばるぞ！

「寝盗られ宗介」（2017年７月16日17:00）（★☆北区AKT STAGE・編）

「★☆北区AKT STAGE」の前身は、
「★☆北区つかこうへい劇団」。

2010年、つかさんが他界され、
一旦は解散されたものの、
翌年、有志により「★☆北区AKT STAGE」を結成し、
現在は、
「特別非営利活動法人」として、
公演、ワークショップ、演劇教室などを
開催しているそうです。

本公演も、共催に
「（公財）北区文化振興財団（舞台芸術創造支援事業）」の名があり、
北区の、文化・芸術の発展に、
大きく寄与していることがうかがえます。



会場は、王子駅から徒歩２分（ミツコ調べ）。
北とぴあ（ほくとぴあ・つつじホール）。







ダブルキャストで、全６公演。
ミツコが観た回は、白菊組でした。



キャリアや存在感にばらつきがあるメムバーを、
まとめあげ、引っ張っていったのは、
宗介役の草野剛さん。
ワ～ワ～、モ～モ～。



パンフレット（イラスト・山口はるみ）。
1000円なり。
出演者の写真が、どれもこれも秀逸でっす。

錦織さんを交えた座談会にもありましたが、
ミツコも、
★☆北区AKT STAGEに流れる、
つかこうへいに対する共通認識を感じました。

器用に演じられる役者さんばっかりで、
上演したとして、
それはそれで、感動するやもしれぬが、
つかこうへいの志を引き継ぐまでには
至らないように思うのです。

劇団名に「北区」を冠し、
つか作品を追求し続けるメムバーが取り組むからこそ、
価値があるのではないか、と。

ミツコのように、
先入観で、観る世界を狭めていた者たちのためにも、
これから、ますます多くの作品が上演されますように。



「寝盗られ宗介」
2017年７月14日（金）～17日（月・祝）
17日、すなわち今日が千秋楽。13:00開演
上演時間は約２時間10分
北とぴあ・つつじホール
全席指定3,500円

紅菊組の出番で～っす。



★☆北区AKT STAGEのスタッフさん、
ブログ掲載にあたっての写真撮影の
ご理解、ご協力をありがとうございました。

読んでくだすったみなさん、
ありがとうございました～～～。

明日（もう今日）も、がんばるぞ！

「寝盗られ宗介」（2017年７月16日17:00）（錦織一清・編）

あんなにも恐れおののいていた、つか作品を
観に行こうと決意したのは、
演出が、
少年隊の錦織一清さんだったから。



ニッキ、ヒガシ、カッちゃん。
奇跡の３人組・少年隊は、
青山劇場でもって、
ミュージカルを、毎年上演なすっていましたが、
ソロ活動も多く、
ニッキは「蒲田行進曲」に出演なさいました。



元々からして、
踊りの先生に見えるほどの
身体能力とセンスと頭脳を有した錦織さんが、
つかこうへい直々に、薫陶を受けたとあれば、
こりゃあ、かなり、
つかイズムを忠実に継承した
作品になるだろうと思ったのでっす。



・・・ワ～ワ～、モ～モ～。

なにしろ、オリジナルの「寝盗られ宗介」を
拝見していないので、
どこまでが、つかこうへいの演出で、
どこからが、錦織さんの演出か、
分からなく、
たいへん申し訳ないのですが。

すごく、すごく、伝わってきました。



強烈な独自性をもつ戯曲を、
現代の若者たちに、実に見事に渡しています。
１人１人の存在価値と意欲が、はっきり表れていました。

シンプルゆえに、さまざまなものに見える舞台装置。
それを生かした配置や動きで、
立体的な空間が生まれした。



役者のカタルシスが、
観客のカタルシスへ。

もしかしたら、
つかこうへい作品の醍醐味って、
そういうことなのかもしれないな。

くり返しになりますが、
なんだか、病みつきになりそう～。
エヘヘ。



「★☆北区AKT STAGE・編」に、くづつ。