浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

「寝盗られ宗介」(2017年7月16日17:00)(錦織一清・編)

2017-07-17 00:52:02 | 舞台・イベント
あんなにも恐れおののいていた、つか作品を
観に行こうと決意したのは、
演出が、
少年隊の錦織一清さんだったから。



ニッキ、ヒガシ、カッちゃん。
奇跡の3人組・少年隊は、
青山劇場でもって、
ミュージカルを、毎年上演なすっていましたが、
ソロ活動も多く、
ニッキは「蒲田行進曲」に出演なさいました。



元々からして、
踊りの先生に見えるほどの
身体能力とセンスと頭脳を有した錦織さんが、
つかこうへい直々に、薫陶を受けたとあれば、
こりゃあ、かなり、
つかイズムを忠実に継承した
作品になるだろうと思ったのでっす。



・・・ワ~ワ~、モ~モ~。

なにしろ、オリジナルの「寝盗られ宗介」を
拝見していないので、
どこまでが、つかこうへいの演出で、
どこからが、錦織さんの演出か、
分からなく、
たいへん申し訳ないのですが。

すごく、すごく、伝わってきました。



強烈な独自性をもつ戯曲を、
現代の若者たちに、実に見事に渡しています。
1人1人の存在価値と意欲が、はっきり表れていました。

シンプルゆえに、さまざまなものに見える舞台装置。
それを生かした配置や動きで、
立体的な空間が生まれした。



役者のカタルシスが、
観客のカタルシスへ。

もしかしたら、
つかこうへい作品の醍醐味って、
そういうことなのかもしれないな。

くり返しになりますが、
なんだか、病みつきになりそう~。
エヘヘ。



「★☆北区AKT STAGE・編」に、くづつ。
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