アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

二度も蘇ったムーミン!~EF55 1

2019-12-09 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

現役時代、特急列車を牽き活躍した後、しばらく静態保存という形で残されていた機関車で、国鉄民営化直前のタイミングで復活させ、イベント列車用として我々ファンを楽しませてくれたEF55という電気機関車。アントンKは、もちろん現役時代は知る由もないが、復活を遂げてからは、高崎区に所属されある程度身近に感じていたせいか、何度となく撮影のチャンスがあった。

当時はこれが、流線型の速そうな機関車としたかったのだろうが、どう見てもスマートというよりは愛嬌があり、我々の目からは可愛らしく見えてしまう。蒸気機関車のように、運転にも方向性があり扱い悪かったのか、保存電機の中でも早々に二度目の引退を迎えてしまったのだ。アントンKには、大きな思い入れは無かったが、色々な場面の撮影を楽しめたことも良い思い出になっている。出来ればEF55ではなく、宇都宮市の公園に保存されているEF57の方を整備し走行を今一度見たかったのが本音の気持ちだ。EF58すら、闇に葬られている現状で、もうそんな夢は叶わないのだろう。そう思うと残念でならないのだ。EF55は、現在二度目のお化粧直しをして大宮の博物館に眠っている。

掲載は、比較的初期に撮影していたEF55使用のイベント列車。EF58の助けを借りて、民営化直後には、この手の運転は盛んに行われていた。

1989-03-11  9725ㇾ  EF551+EF5889      JR東日本/高崎線:本庄付近



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