アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

異形式に代わった朝の重連貨物~EF81+EF65

2021-05-04 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

長年鉄道撮影を続けてきたアントンKも、ここ最近撮影の視点が変わりつつある。相変わらず線路端には立っているのだが、自身の周りの環境の変化で明らかに考えが変化した。この拙ブログは、懐かしい画像が続いているから、類似画像が多いと思うが、写真の世界も奥が深いことに改めて気が付いた感覚になっている。

さて昔から好んで撮影していた機関車重連の貨物列車。思えば1970年代から現在まで、鉄道撮影の中では、いつも気になっていた列車たちだった。初めて拘り始めたのは、忘れもしない中央線八王子から運転された5472列車。当時のEF13・15の重連で、都心を走るデッキ付き機関車で、撮影仲間と大いに楽しんだことを思い出す。国鉄時代には、EF64やED75など、同形式の重連運転は日常だったから、気にも留めない時代だったが、時代とともに重連運転そのものが見られなくなり、被写体としても寂しくなったことを痛感している。

掲載画像は、高崎線を上るEF81+EF65による重連貨物列車。もともとこの時間帯には、高崎区に配置されたEF65P型・F型の重連石油列車が設定されていて、ダイヤ改正ごとに列車番号を変えながら重連運転が見られたが、コンテナ列車に異形式重連が移り、一時撮影を楽しんが時代があった。回送目的の重連運転でも、次位機関車のパンタグラフが上がり当時は雰囲気が良かった。すでにEF81の塗色が赤色に代わっていて、少し落胆した思い出が蘇ってくる。色々な機関車の組合せを楽しみ、撮影してから仕事に向かうというルーティーンを懐かしく思い出している。

1991-03-05      EF81 11+EF65       JR東日本/高崎線:神保原付近

 


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