安藤豊ブログ【日記・活動記録・地元秋田のPRなど】

秋田県で活動中の安藤豊のブログです。日記や日々の活動記録、美しい自然に溢れる地元秋田のPRなど。HPもあります。

司馬遼太郎

2016年02月16日 | Weblog

私の読書の傾向は、小説わけても歴史小説が好きで、司馬遼太郎さんの小説はかなり読んできました。

最も心踊らせのは「竜馬がゆく」。その他「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「国盗り物語」「花神」など有名な小説は大概読んできました。

先日のNHKスペシャルで司馬遼太郎の歴史観を取り上げており、分けても「公」の意識を体現した歴史上の人物として、秋田藩士、栗田定之氶(さだのじょう)が取り上げられていました。

ご承知の方も多いと思いますが、栗田は江戸時代中期に、80kmにも及ぶ砂浜に松を植え続け、苦労して長大な砂防林を築いたことが、司馬の著書「街道をゆく」「秋田県散歩」に記されています。

日本人の有り様を形作ってきた「武士」の「名こそ惜しけれ」の精神と、そこから派生した「公」に尽くすという考えが、今日の日本を作ったと司馬は独特の歴史観で述べています。

評価は人によって様々でしょうが、私は納得できることが多いと思っています。


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