31回目を迎えた「ゆきとぴあ七曲・花嫁道中」が昨日行なわれ、花嫁、花婿を見ようと多くの観光客やカメラマンが詰めかけました。
今年の花婿は高橋新悟さん(軽井沢)、花嫁は高橋純子さん(上到米)で、花婿は花嫁道中のスタッフとして関わってきた地元中の地元カップルです。
今年6月に結婚式を挙げる予定だそうです。
役場前を午後2時20分に出発し、途中西馬音内のかがり火広場や麓・郷の目雪まつり広場、七曲峠を経由して5時間かけて目的地の田代、旧長谷山邸までの12Kmを、昔ながらの馬そりの花嫁道中が情緒たっぷりに進みました。
馬そりを引く馬は、昨年までは手綱を引いている長谷山さんの飼っている馬でしたが、昨年亡くなったので、今年は岩手県遠野市から借りてきました。
3才の若い馬ですが、堂々と馬そりを引いて目的地まで頑張ってくれました。
沿道や峠はこのようにロウソクが灯され、幻想的な景色が道中を迎えます。
午後7時20分にたくさんの人に迎えられ無事花嫁道中が到着しました。
フィナーレは冬の花火が打ち上げられました。
12Kmの道路に雪を敷いたり、峠の雪壁に穴を開けてロウソクを点けたり、長持ちを持って同行したりと、中学生を含む多くのスタッフの協力で道中が実現しました。
すっかり羽後町の冬の風物詩となりました。
ABS秋田放送やNHK秋田放送局などのテレビカメラも取材に来てくれました。