以前ブログで紹介した、ローソンの植物工場を羽後町に
作る話がいよいよ具体化し、今日県庁で、佐竹知事やローソンの
新浪(にいなみ)社長などが出席して報告会が開かれました。
話があってからわずか2か月でのスタートに、新浪社長も
県庁や役場の協力に感謝していました。
事業展開のため、今月(株)ローソンファーム秋田が設立され、
社長に三輪地区の柴田尚紀さん(40歳)、取締役に明治地区の佐藤
裕人さん(26歳)が就任し、町内4戸の農家とローソンからの役員
で運営されます。
建設場所は旧明治小学校の校庭で、国からの補助が決定次第
4月から建設にかかり、8月には完成して9月から栽培を始め
早ければ10月には出荷が始まります。
主に栽培するのは、比較的高値で取引されている「ベビーリーフ」
という野菜で、サラダなどの原料として需要が伸びていることです。
ローソンは全国に直営農場を持っていますが、植物工場は今回が
初めてであり、成功すれば他でも工場を作りたいとしています。
土地代を無料にしたり、上下水道が完備しており、冬季の除雪も
役場で万全を期していること。そして何より純農村地帯のロケーション
が立地場所を決める動機になったと担当者は話していました。
新浪CEOも挨拶の中で、絶対失敗できないし秋田県や羽後町を
最大限PRしていきたい、と力強く話されました。
ローソンとしては、雪の多い秋田でも野菜が栽培できるという
意外性と高齢者雇用で社会貢献したいとも述べられました。
報告会には多くのマスコミの皆さんが駆けつけ、情報発信力の
大きさを感じました。
町でも全力で応援したいと思います。