6月14日に開会した6月県議会は昨日で常任委員会での審議が終わり、29日の採決に向けて予算委員会の総括審査など、後半の山場に差しかかっています。
今回の議会は、何時にもまして重要な議案が数々提案されており、緊張感を持って審議に臨んでいます。
県職員の賃金カットの問題については、職員組合との合意なしで県当局が提案したことに議会が反発し、知事に議案の取り下げを迫りましたが、知事はこれを拒否するという異例の事態になりました。確かに執行部の提案権を議会が侵害することは法的に許されないことですが、組合との合意の上で議案を提案してほしい、との議会側の要請に耳を貸すという姿勢が欲しいものです。
この他にも、「水と緑の森づくり税」を来年4月から導入するための条例案や副知事2人を選任する人事案件など、議会の判断が分かれそうな議案が目白押しです。
議会勢力は自民党が過半数を占めており、議案の成否は自民党の判断次第ですが、最後まで緊迫した議会運営になりそうです。
副議長として、誤りなきように頑張ります。
明日の日曜日は私の副議長就任祝賀会が湯沢市で開かれます。300人程の参加者がお祝いをしてくれます。うれしい限りです。