田園回帰

(写真、我が家の薔薇第5弾クイーンエリザベス。女王様にふさわしい豪華で堂々とした花です。)

町のホームページ「ようこそ町長室」に月に一度コラムを投稿しています。

6月分をブログ、Facebookにも掲載します。

「田園回帰」

　新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が解除され、徐々に以前の日常が戻ってきました。県境をまたぐ移動も必要に応じて可能になり、長らく凍結していた中央省庁への要望活動も実行しています。しかし、首都圏など大都市では依然として感染者の数が減らず、感染の第２波、第３波が心配されています。

　そんな中で、最近注目されているのが「田園回帰」と言われる地方への移住志向の高まりです。国による調査では、都市部住民の３割が地方へ移住する意向をもっており、若年層ほどその傾向が強くなっています。人口減少社会に突入した日本の最大の課題が「東京一極集中」ですが、これまで幾度となくその解消が叫ばれてきましたが、人口動態調査ではますます集中に拍車がかかっていました。

　そこに降ってわいたようなコロナ禍で、これまでの生活様式が見直され始めました。ワクチンがまだできていない現状では、「三密」といわれる状態を回避することが最大の予防策です。テレワークの導入や新しい生活様式など、これまでの常識が転換される可能性が大きくなってきました。

　羽後町には、昨年から今年にかけて２組の若者が古民家を求めて移住してきました。こうした傾向をチャンスととらえ田舎生活の魅力を訴えていきたいと思います。

令和２年６月２９日　　羽後町長　安藤　豊

 

雨に紫陽花

から梅雨が続いていましたが、ようやく雨が降り続き、野菜や植物には恵の雨となりました。

いま時の庭で盛りを迎えるのは何と言っても紫陽花(アジサイ)ですね。

我が家の庭には様々な種類の紫陽花を植えていますが、基本は青や紫色ですよね。

ガクアジサイと言われる日本アジサイも数種類植えており、見頃を迎えました。

雨が少ないと花の色も冴えませんが、この頃の雨で鮮やかな色に変身しそうです。

田畑の作物も生き返ったように生き生きとなりました。

農家キッチンあるもんで

コロナウィルスの影響で開店が延期になっていた農家レストランの「あるもんで」が２７日（土）オープンしました。

(写真、6月26日付け秋田魁新報でも取り上げられました。)

田代地区に住む3人の女性たちが、手づくりの郷土料理を中心にランチを提供するものです。

さっそくオープンの27日に妻と一緒に食べに行ってきました。

11時過ぎに到着しましたがすでに予約で完売しており、やはりマスコミの影響力はすごいものです。

今回のメニューは「さなぶりそば御膳」で、冷やがけそばに朴葉包みのきなこご飯、ミズとクジラ汁、ふきとニシンの煮物など、懐かしい味が揃っていました。

これまで「ゆきとぴあ七曲」などのイベントで行事食を提供してくれましたが、「農家民宿　格山」を会場に、毎週土日に食べられるようになりました。

女性たちが張り切って頑張っていますので、ぜひ一度食べに行ってたんせ！

 

JAうご通常総会

JAうご（佐藤虎雄組合長）の第２２回通常総会が新成公民館で開かれ、全ての議案を原案通り可決しました。

(写真、開会の挨拶をする佐藤組合長)

令和元年度の決算は９４７９万円余りの黒字でしたが、国道３９８号線道路改良による事務所移転補償費が計上された部分も大きかったようです。

私も来賓で挨拶しましたが、コロナウイルスの影響による農産物の価格低迷支援、国道改良工事の見通し、JA組織の合併再編についてお話しました。

今年は３年に一度の役員選挙が行われ、二人の理事が交代されましたが、佐藤組合長は再選されたそうです。

また、隣接するJAこまち、JAふるさとでも総代会が開かれ、いずれの組合も組合長が交代し、新しい組合長が誕生しました。

県農協中央会の会長はいまだ決まっておらず、中央会が掲げる全県１JA構想も、先行き不透明感を増しています。

ゆざわおがちハッピーBOX

コロナウイルスの影響で売り上げが落ちている湯沢雄勝の事業者を支援しようと、県雄勝地域振興局と３市町村が協働して「ゆざわおがちハッピーＢＯＸ」を販売します。

地元事業者が生産している特産品の詰め合わせセットを用意しました。

Ａコース（3000円）、Ｂコース（4500円）、Ｃコース（10000円）があり(送料別)、６月２６日（金）～９月３０日（水）の期間限定で受け付けます。

羽後町からは、明通りチーズ工房、ほしもちのいけだや、羽後和牛さとう、道の駅うごの４社が自慢の商品を提供しています。

電話、ＦＡＸ，Ｅメールで受け付けしていますので、実行委員会（事務局、合同会社トマトクリエーション）電話／ＦＡＸ０１８３－５５－８５８２までお申し込みください。

抽選で西馬音内盆踊り衣装着付け体験（昼食付）などの体験チケットも当たりますよ。

この機会にご自宅や贈答用として購入し、地元にエールを送り送りませんか！

 

久々の東京

コロナウィルスの影響で、今年2月から自粛していた東京出張が再開され、地元選出国会議員や国土交通省、財務省などに要望活動を行ってきました。

(写真、地元選出の御法川国交副大臣にも直接要望してきました。)

ただし事態が終息した訳ではなく、省庁での面会も出席者を5〜6人に限定した内容でした。

今回要望したのは県南地区の河川、道路などの改修で、老松大仙市長など6市町村長だけで、省庁幹部数人に限定して行いました。

コロナ後の「新しい生活様式」を受けて、以前とは違った行動が求められている事を実感しました。

新幹線も宿舎の町村会館も人が少なくガラガラの状態でした。

羽後高校生に牛肉弁当

コロナの影響で消費が低迷している羽後牛の消費拡大を図ろうと、地元の羽後高校生に牛肉弁当を提供しました。

先般の小中学生に続く牛肉提供第2弾で、全校生徒103人に、道の駅うご特製の牛肉弁当(2000円也)を食べてもらいました。

(写真、NHKニュースこまちでも取り上げていただきました。)

今回の牛肉は、JAうご管内の千葉義彰さん(嶋田)が生産した最高級の牛肉です。

さらに男子生徒には、おにぎりとソーセージのサプライズメニューも追加されました。

美味しそうに完食する生徒の喜ぶ顔は最高です。

県立高校に弁当を提供するのは異例な事ですが、羽後高校の魅力化にかける羽後町の心意気も示す事ができました。

 

町民ゴルフ大会

21日(日)は年に一度の町民ゴルフ大会。会場の羽後カントリー倶楽部は晴天、無風の絶好のコンデションで、今年初ゴルフを楽しみました。

(写真、羽後カントリー倶楽部1番ホールのティーグラウンドからの眺望)

コロナウィルスの影響でゴルフもできない日々が続いていましたが、18日からは全面解除となり、待ちわびた多くのゴルフ愛好者がプレーを楽しんでいました。

久々のゴルフでスコアはメタメタでしたが、爽やか青空の下でのスポーツは、心身ともにリフレッシュしてくれます。

 

父の日＃おうちでうごメシ

２１日（日）は父の日。ということで恒例になった週末のうごメシはおなじみ居酒屋「あうん」の皿盛り。

今回は手づくりメニューをつけてくれたのでとても分かりやすかったです。

何度食べても新鮮で美味しい魚や料理で、満足度１２０％！あふあふ言いながら完食しました。

ブログでの紹介もあって、注文される方が増えているそうです。

私の食レポも少しはお役に立てているとすれば嬉しいですね。

 

はぬいの花小道

道の駅うごの前に「はぬいの花小道」という花壇が作られており、四季折々の花が来訪者や道行く人たちを和ませてくれています。

この花壇は出店者などで作る「はぬいの花小道の会」が管理しており、今年はひとつひとつの花の名前を表示してくれています。

小坂駅長が自宅の堆肥を持ち込んで土づくりをしたおかげで、これまで以上に草花が生き生きとしています。

こうしたさり気ない心使いが、道の駅うごの魅力を一層引き立たせてくれています。

6月議会終わる

(我が家の薔薇第5弾、ベルサイユの薔薇でお馴染みのアンドレ　グランディー)

今月9日（火）から開かれていた６月議会が昨日最終日を迎え、全ての議案を可決して閉会しました。

初日の９日にコロナウィルス関連の予算などを可決しており、昨日は総合体育館の耐震補強工事など通常の補正予算や条例改正が主でした。

今回は改選後初の定例議会ということもあって、１６人中９人の議員が一般質問を行ない、コロナウィルス対応などを中心に多くの議論がありました。

コロナウイルスは終息したわけではなく、３２兆円に及ぶ国の第２次補正予算も決まっています。

地方に配分される臨時交付金も追加されており、今後、第３弾の経済対策などを検討していくことになります。

議会での意見も参考に、より実効性のある施策を考えていきます。

国への要望活動を再開

新年度に入って、コロナウィルスの影響で中断していた国への要望活動が再開されました。

今回要望活動を行なったのは、秋田県南地区の河川や道路の６期成同盟会です。

１６日は、加盟の６市町村長などが湯沢河川国道事務所（日下部孝昭所長）を訪れ要望書を手渡しました。

 (写真、日下部所長に要望書を手渡す雄物川上流四堰改修期成同盟会近田副会長)

週明けの22日(月)、23日(火)には東北地方整備局(仙台市)と国土交通省、財務省、地元選出国会議員などに要望活動を行います。

雄物川の築堤と山田堰改修、東北中央自動車道の事業促進、秋田自動車道や国道13号線の4車線化など地域に密着した事業ばかりです。

コロナの感染者が終息しない東京出張で少し不安もありますが、十分注意をして要望してきます。

 

移動自粛解除

(我が家の薔薇第4弾、アーチに咲くツルバラのフィオレンティーナ)

コロナウィルス感染症拡大に伴う様々な自粛要請が18日に終わり、１９日からは首都圏を含む移動も全面的に解禁となります。

役場の対策本部でも今後の方向性を話し合いました。

１、1人１０万円の特定給付金支給は残り５７世帯９９人となり、今週末か来週中には、支給事務に当たった総務課分室を撤収する。

２、固定資産税や国保税の減免が実施されるので、７月中に週２回夜間（夜７時まで）相談窓口を開設する。

３、特養ホーム松喬苑の面会禁止を平日に限って部分的に解除し、オンライン面会や床屋サービスも開始する。

４、１９日以降、職員同士の飲食や宴会も解禁する。町内での開催で飲食店を支援したい。

まずは以前の日常が戻ってきますが、感染の第２波、第３波に備えて油断なく過ごしたいものです。

佐藤良太郎さん逝去

西馬音内盆踊り実行委員長で保存会副会長の佐藤良太郎さん(83歳)がお亡くなりになり、昨日葬儀が行われました。

佐藤さんは、高校卒業後家業である金物店「大黒屋」を継ぐと同時に、西馬音内盆踊りの実行委員になられ、平成11年からは実行委員長として、今日の隆盛の盆踊りを支えてこられました。

今年の盆踊り中止を決めた時は、テレビのインタビューで「中止は残念だが来年は盛大に開催したい」とコメントされていました。

長年の功績を讃え、町では文化功労者として表彰しており、私からお別れの言葉を述べさせてもらいました。

コロナ禍の影響で、遠くにお住まいのご子息やご兄弟なども出席できない家族葬となりましたが、出棺の際は「西馬音内盆踊り会館」の前に多くの保存会員が集まり、お囃子で見送りをしたそうです。

長い間お世話になりました。　合掌。

クーポン券完売！

6月7日から販売していた「小規模店コロナ対策応援クーポン」が無事完売しました。

このクーポン券は、1セット1500円分を1000円で買えるプレミアム率50%のお得なものです。(1人2セットまで)

町内約120の小規模店で使えますが、使用期限が7月10日(金)までと短いのでご注意ください。

この後7月中旬からは、毎年発行している「羽後町プレミアム商品券」(プレミアム率20%)が発売されます。

こちらは７月１９日（日）に町内3カ所で販売し、1人4セットまで1セット12000円を10000円で購入できます。

コロナ禍で苦戦している町内商工業の皆さんの応援になれればと思います。