すごかった 昨日からの夏の甲子園決勝戦は鳥肌が出るほどすばらしい戦いでした。皆さんもきっとご覧になったでしょうが、視聴率は31.7%で夏の甲子園としては史上最高だそうです。早実の斉藤駒大苫小牧の田中の両エースによる2日間の投げ合いは、見るものの心を揺さぶるような感動を与えてくれました。両チームに心からの拍手を送りたいと思います。
私も野球が大好きで、中学や草野球ではピッチャーをやっていましたし、スポーツ少年団の監督も15年やりましたので、少しは野球の何たるかを知っているつもりです。だから4連投で相手の強力打線を抑えることがどんなに大変なことか、身をもって知っています。才能と努力、強い精神力、どれを取っても高校生離れしている二人。大人の我々も脱帽です。この後どんな風に成長していくのか、とても楽しみです。
すばらしいのは、単にピッチャーのことだけでなく、チームとしての一体感、仲間を信頼するチームワークなど、まさに高校野球の頂点にふさわしい両チームであったと思います。出来ることなら、この両校に優勝旗をあげたかった。
プロ野球がいま一つ盛り上がらない中、今年の夏の甲子園は、熱く熱く燃え、そして、とてもさわやかに終わった。
高校野球のほうがおもしろいじゃん。という声が聞こえてきそうです。
感動をどうもありがとう。
今や全国的に有名になった西馬音内(にしもない)盆踊りが今年も8月16日~18日の3日間、14万人の観光客を集めて盛大に開催されました。
最終日の18日はお天気が心配されましたが、羽後町周辺だけが奇跡的に雨が降らず、関係者をホッとさせました。大きなトラブルもなく、暑かった今年の夏も終わろうとしています。
ところで、盆踊りが終わった昨日19日に羽後町元西地区で「ふるさと伝統芸能の夕べ」が開催され、地元を中心にした多くの観客を魅了しました。会場の「西蔵寺」境内では各家々の墓の前にローソクが灯され、雰囲気のある中で、地元に伝わる元城獅子舞や元城盆踊り(西馬音内盆踊りのルーツと言われている)、創作の元城太鼓、仙道番楽、最後に西馬音内盆踊りが披露されました。子どもたちからお年寄りまでたくさんの出演者が活き活きと伝統芸能を演じる姿に感動の拍手が広がりました。 特に、最後に演じられた西馬音内盆踊りは、昨日までの華やかな祭りのムードとは一変して、しっとりとした本物の盆踊りを見たな、という感激がわきあがりました。祭り本来の姿である地元の人による、自分たちが楽しむための祭りを体感しました。来年もやれるかは未確定ですが、やるときは一見の価値がありますよ。(*^。^*)
きょうは、わが地域で唯一の高速道路である、湯沢横手道路の須川インターと三関インター間の開通式が、関係者や地域住民など200名余りが出席して盛大に行われました。
湯沢横手道路は、横手と福島県相馬を結ぶ東北中央自動車道の一部となる予定で、国体が行われる来年夏までには雄勝インターまでの全長29キロメートルの全線が開通する予定で、順調に工事が進められています。
開通式では、地元の須川小学校6年の佐藤君が、近くに高速道路のインターが出来た喜びを「未知の世界へのとびらが開かれた」と表現した作文を発表して参加者に感動をあたえました。
湯沢横手道路は雄勝インター以南がまだ予定路線のままで、今後は県境を越えて山形県といかに早く結ぶかが大きな課題です。やはり高速道路はつながって初めて大きな効果が期待できます。
湯沢雄勝地域は、秋田県の南の玄関口と言われていますが、玄関にふさわしい道路や鉄道になっているとはいえません。公共工事や高速道路不要論が言われていますが、我々のような地域には高速道路はやはり「未来を開くとびら」だと実感したきょうの開通式でした。