安藤豊ブログ【日記・活動記録・地元秋田のPRなど】

秋田県で活動中の安藤豊のブログです。日記や日々の活動記録、美しい自然に溢れる地元秋田のPRなど。HPもあります。

中国海外調査パート3

2010年05月25日 | Weblog

          

中国訪問の後半3日間は、秋田県と友好提携を結んでいる甘粛省の首都、蘭州市を訪れ、友好交流の実態調査と植樹活動を行いました。

まず、甘粛省の人民代表大会常務委員会(日本の県議会に相当)を表敬訪問し、朱副主任を始め、常任委員会の幹部8人と相互交流の成果や今後の交流のあり方について、意見交換しました。

写真は、訪問団の団長を務めた武田英文県議に、長年の植樹活動を称えるため、省に貢献した外国人に贈られる「敦煌(とんこう)賞」が贈られたところです。

武田議員は6年前から秋田の林業関係者と黄土高原で植樹活動を行っており、中国側も高く評価したものです。

同席した私たちも大変うれしい受賞でした。

甘粛省との交流も28年目を迎え、2年後には30周年を迎えます。

18年前に本県の資金提供で建てられた「秋田友好会館」も視察しましたが、現在は使われておらず、中国側は今後内部改装か建替えをして、新たな活用方法を考えていることが表明されました。

私たちからは、新たな資金提供は難しいことを伝え、ソフト面で協力することがあれば今後考えたいことを伝えました。

            

その後、この10年間の人的交流で秋田に交流員として派遣された8人の方と、秋田との交流で得たことや、今後の期待などを話し合いました。

交流員からは、秋田の人たちの暖かさや親切がとても印象深く、もっと秋田の文化や交流を深めたかったことなどが話されました。

また、交流員からも「秋田友好会館」の有効利用を求める声が出されました。

         

翌日は小雨が降って寒い日でしたが、郊外の山に向かい、現地の関係者と一緒に植樹を行いました。

植えたのは「コノテカシワ」という木で、乾燥に強い樹種だそうです。

          

ご覧のように、ほとんどが木の生えていないはげ山で、手前が植樹によって少しずつ緑が増えてきている様子です。

先般の日中環境相合意でも、黄砂の原因となっている黄土高原やタクラマカン砂漠などの緑化活動を推進することが確認されており、私たちが今回行ったような活動が広がることが期待されます。

           

植樹の後、現地の方たちと山の作業小屋で一緒に昼食を食べましたが、これが主食にしている羊の骨付き肉です。

あっさりした味でけっこう美味しかったです。

以上で全行程の報告は終わりですが、全体を通じた感想は後日アップします。


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中国海外調査パート2

2010年05月24日 | Weblog

          

中国2日目と3日目は、内陸部にある杭州と黄山にある、木造住宅を視察しました。

いずれも本県の住宅メーカーと中国との共同で建築したものです。

上の写真は、由利本荘市に本社のある㈱伊藤建友さんと杭州の実業家の林(りん)さんが建てたもので、日本式庭園を備えた本格的な木造住宅です。

          

林さんと娘さんが案内してくれましたが、林さんは竹製品を製造して海外に輸出しており、かなり大きな仕事をしています。

娘さんは、名古屋に留学していた時に知り合った日本人の青年と結婚しており、現在ニューヨークに住んでいます。

中国では、経済発展に伴ってこうした富裕層が増えており、こうした人たちに木造住宅の良さを知ってもらえば大きなマーケットになり、秋田杉の販路拡大につながることが期待されます。

ただ、ハードルはまだまだ高そうです。

          

この写真は、黄山にある木造住宅で、秋田市の㈱松美造園と中国林業科学院が7年前に建てたものです。

近くに「太平湖」という大きな湖がある観光地の中ですが、あまり人の行かないような奥まったところにあり、もう少し人目につく所に建てればな・・・・・と感じました。

耐久性の実験が目的のようですが、もう少し工夫が必要だなと感じました。

その日は、世界自然遺産に登録されている黄山の山中にあるホテルに泊まりました。

           

黄山は山水画のモデルになっている風景で、花崗岩が長い間の侵食で独特の景観になっています。

          

この写真は「飛来石(ひらいせき)」という岩で、空の上から石を突き刺したような不思議な景色です。

面白かったのは次の写真で、登山道の途中に数頭の猿が住んでおり、観光客の食べ物を狙っています。

今回の調査団の一員である石田県議(大館市)とボス猿が睨みあっているところです。

何となく連帯感を感じているのか?それとも食い物を要求しているのか?

ユーモラスなツーショットです。

この後、近くで悲鳴が上がり、中国の女性が果物の入った袋を奪われました。

続きは、明日報告します。

 


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西又葵さんと田植えツアー

2010年05月22日 | Weblog

           

突然ですが、田植え真っ盛りのわが集落に、たくさんの若者が「援農」に押し寄せ、集落の人たちや近くを通りかかった人たちは、何事が始まったのかと、興味深々の一日でした。

この催しは一昨年から始まった、美少女キャラクターのアニメを使った町おこしで、一躍全国区になったわが羽後町で、お米などの農産物の販売に活用している「うご農協」とキャラクターを提供しているアニメーターの「西又葵」さんが提携して実現したものです。

            

昨日から2泊3日で羽後町を訪れているのは、全国からきた西又さんのフアンの若者約40人で、遠くは岡山県から来ている人もいました。

今日は、10時頃からわが村の安藤正一さんの田んぼに来た若者たちは、素足になって田んぼに入り、大騒ぎしながら田植えをしました。

上の写真は「型(かた)」と言われる道具を引っ張る素足の女性です。

           

こんな感じで、型に従って植えていきます。

小学校以来だ、とかにゅーっと足の裏から泥が出てくるとか、わいわい言いながら頑張って100メートルを植え終わりました。

この後は田植え機で交代しながら田植え機の操作を体験しました。

           

これは西又さんが、集落の遠藤甲一郎さんから教わりながら、植えているところです。

意外と上手で、真っ直ぐに植わりました。

こうして2時間ほどで、田植え体験を終えました。

           

私も記念に西又さんとツーショット写真を、田んぼをバックに撮りました。

最後に、全員で看板の前でピースサインで田植え体験を終わりました。

今日植えたのは「あきたこまち」で秋には西又さん手作りのおコメとして売り出す予定のようです。

新しい形のグリーンツーリヅムではないでしょうか。

この後一行は、これまたわが地域の特産である、すいかの苗の植え付けを体験し、今夜は廃校になった小学校を改造した宿泊施設「わか杉」に泊まり、明日帰る予定です。

わが地域の農産物はその美味しさは折り紙つきであり、こうした宣伝効果が付加価値が付くことを期待して、農協の関係者はさまざまな仕掛けを考えています。

西又さんのご協力に感謝します。

 

 

 


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中国海外調査

2010年05月20日 | Weblog

                       

去る5月12日から6泊7日で中国を訪問しました。

今回の調査は、経済発展が続く中国での木造住宅の建設の可能性調査と、本県と友好提携を結んでいる甘粛省での植樹活動が目的です。

初日は上海まで飛び、今月から始まった「上海万博」を見に行きました。

事前のマスコミ報道では、大変な混雑が報じられていましたが、当日は平日ということもあって、意外と混んでいませんでした。

ただ、写真に写っている「中国館」や「日本館」などのパビリオンは事前予約や2~3時間待ちがざらで、結局パビリオンは「中南米館」だけしか見ることできませんでした。

 


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湯沢翔北高校

2010年05月11日 | Weblog

以前のブログで報告した、湯沢地区統合高校の名称が「湯沢翔北(しょうほく)高校」に決まりました。

県教委で一度「湯沢叡陵高校」と決めて、マスコミ発表したものですが、地元から異論が噴出し、地元の関係者との協議を経て、再考して決定したものです。

公募しながら、公募にない名前を決定したり、その経過の説明も、地元の反発を受けてから行うなど、県教委の進め方には首を傾げることばかりでした。

私は、こうした地元の声を素直に県教委に伝え、もう一度名前を選考し直すことを県当局にも要望しました。

結果的に、県教委も地元の声に配慮し、再考の結果、公募にあった名前に変更しました。

これで新しい統合高校も気持ちよくスタートを切ることができそうです。

今後県教委には、まだ高校統合を実施する地区もあり、今回の騒動を教訓に遺漏なきように進めてほしいと思います。

たかが名前、されど名前、です。


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中国へ

2010年05月10日 | Weblog

今回、機会を得て経済発展が著しい中国(中華人民共和国)へ視察に行ってきます。

視察は県議会の林業活性化議員連盟の主催で、中国における日本式木造住宅の建設の可能性や、黄砂の元凶になっている「黄土高原」での植林活動などを行ってきます。

私自身、中国への訪問は今回が初めてで、話に聞く中国の経済発展の現状や、秋田の木材輸出の可能性などを、現地で調べてきます。

出発は12日の早朝で、帰国は18日になり、6泊7日の行程です。

初日の12日には、今月開幕した「上海万博」を見る計画になっています。

でも、時間はあまりなく、会場の雰囲気を垣間見る程度になりそうです。

帰国後に、視察の内容を報告します。

 

 

 

 


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角館の桜

2010年05月05日 | Weblog

          

連休も今日で終わり。

娘と孫の悠太が遊びに来て、昨日帰るので、角館の桜を見て帰ることにして、出かけてきました。

満開の情報が届いていたせいか、昨日は実に多くの観光客が訪れていました。

会場周辺は県外ナンバーの車などが続々つめ掛けて、駐車場に入るまで1時間もかかるほど、混雑していました。

武家屋敷通りの枝垂桜も、桧木内川堤防のソメイヨシノの桜も満開で実に見事な眺めで、妻も娘も初めて見る満開の角館の桜に感激していました。

以前は連休と言えば、すいかの定植などの農作業があって、家族で行楽に行くことは無理でしたが、最近ようやく出かけることが可能になりました。

昨日の桜見物もやはり年配の夫婦連れが多く、我が家と似た家族連れも多く来ていました。

          

孫も、風邪気味で鼻水と垂らしていましたが、元気に愛嬌を振りまいてくれました。

じじ、ばばは成長した姿を見られて満足です。

4月からは保育園に通い始めており、娘も連休明けから、仕事に復帰します。

1歳前に歩きはじめており、順調な成長を喜んでいます。

 

 


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