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安藤豊ブログ【日記・活動記録・地元秋田のPRなど】

秋田県で活動中の安藤豊のブログです。日記や日々の活動記録、美しい自然に溢れる地元秋田のPRなど。HPもあります。

ジュディオング版画展

2010年02月27日 | Weblog

先日、秋田市のアトリオンビルで開かれている、歌手で版画家のジュディオングさんの木版画展を見てきました。

以前、NHKラジオのインタビュー番組で、彼女の版画にかける思いや人生観を聞いて心を動かされ、ぜひ実物を見てみたい思っていたので、折りよく秋田で展覧会が開かれているので見てきました。

話題の展覧会とあって、会場には年配の女性の方たちを中心にたくさんの人が鑑賞にきており、すでに20日間で1万3000人程の人たちが訪れているそうです。

日本各地の純日本家屋や故郷台湾の歴史的建物などを彫って、日展などで特選、入選を受賞した大作から、椿やカトレアなどの花を描いた小品まで、たくさんの作品が展示されており、彼女の多彩な才能に感心してきました。

いま、市街地再開発で県立美術館の移転論議が活発ですが、こうした施設は企画展の内容やコンセプトが鍵を握っていることを物語っています。

同じフロアで、県内の書道愛好家の皆さんの書道展も開かれており、そちらも見てきました。

地元羽後町の書道愛好家の方たちも4人ほど出品されており、その見事な出来栄えにこれまた感心してきました。

私自身、美術からは程遠い人間ですが、やはりこうした世界に心の潤いを求めている人たちの多いことを実感してきました。

帰りに、県立美術館を広小路通りから写真に収めてきましたが、今回の移転問題でこちらの入館者も増えているそうで、皮肉な思いがします。

 


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再開発勉強会

2010年02月25日 | Weblog

今議会の焦点になっている、秋田市中通一丁目の市街地再開発事業に対する勉強会が昨日の一般質問終了後、各会派ごとに行われました。

私たち「新みらい」は社民党会派と合同で行いました。

県当局は再開発事業の内容や県立美術館の移転構想などを、パワーポイントを使って説明しました。

各常任委員会では説明があったと思いますが、所属外の議員は初めて見る美術館の平面図や鳥瞰図などで、具体的な内容を確認しました。

安藤忠雄氏の設計による美術館と、世界的に著名な画家である藤田嗣治画伯の描いた「秋田の行事」が中心市街地に展示されることによる、にぎわい創出などが強調されています。

ただ、中心市街地の商業環境が急激に悪化している中で、はたしてこの構想で集客力やにぎわいが創出できるのか。

議員のなかでも、依然として賛否が確定していません。


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一般質問

2010年02月23日 | Weblog

一昨日から県議会一般質問が始まりました。

初日は交渉会派(議員5人以上)の代表による、代表質問が行われ、わが会派の代表の土谷勝悦議員と自民党の大関議員が質問しました。

今議会の焦点になっている「秋田市中央街区再開発」問題では、佐竹知事が「待ったなし」の課題であり、事業実施することが「重要な政治決断だ」と不退転の決意を語りました。

 昨日からの一般質問でも再開発事業と県立美術館の移転新築問題に多くの質問が出されました。

知事は「今動かなければ何も変わらない」と事業への理解を求めましたが、市民や議員の中には、はたしてこの事業で空洞化に歯止めをかけ、中心市街地のにぎわい創出できるのか、多くの疑問が出されています。

まだ予算への賛否を明確にした会派はなく、今後の議論次第では事業の成否に影響が出る状況です。

このほか、今後の県政指針となる「元気創造プラン」の内容や、赤松農相発言を巡る転作割り当て問題に関する質問などが出されました。

転作問題では国の強権的な措置に簡単に屈した知事の判断に、議員の中で不満が出ています。

今後も佐竹知事が求心力を得ていけるのか、最初の試金石と言えます。


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中央街区再開発

2010年02月18日 | Weblog

今議会の焦点の一つが、秋田市の中通一丁目、日赤・婦人会館跡地の再開発事業の是非です。

昨日、所管する建設委員会が、事業主体の中通一丁目地区再開発組合と意見交換しました。

わが会派からは、土谷県議が委員として参加しました。

この再開発は長い間の準備と紆余曲折のあった事業ですが、最大の地権者である県が千秋公園にある県立美術館を移転して新築することを決定して、新年度から150億円に及ぶ事業がスタートする予定です。

ただ、ここにきて、駅前にあるイトーヨーカドーが撤退し、大町のニューシティビルの解体など中心市街地の商業環境を悪化の一途です。

再開発ビルに集客力のあるテナントが入居できるのか。

県立美術館がにぎわい創出にどれだけの貢献ができるのか。

全国各地の再開発ビルが苦戦を強いられており、失敗のリスクが高いのではないか。

事業者の熱意が、成功の最初のカギだと思われますが、昨日の意見交換ではあまり熱意を感じられず、一体感もない、との印象だったようです。

佐竹知事は、予算説明で再開発は「待ったなし」の状況だ、と意欲を見せましたが、議会側には慎重な考えが広がっています。

わが会派は、県立美術館の移転には賛成を示しましたが、全体の計画と県補助金の支出にはまだ賛否を決めていません。

今後の議論で、様々な懸念が払拭できるかがポイントになります。

自民党の中にも慎重な考えの議員も多くいます。

賛否の行方は最後までわかりません。

 

コメント (1)
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新エネルギー

2010年02月17日 | Weblog

秋田の新たな産業振興の方向に、新エネルギー関連が打ち出されています。

新エネルギーとは、これまでの石油依存のエネルギーから、太陽光、風力、バイオマス、地熱、小水力など再生可能エネルギーを言います。

先日、県議会資源エネルギー開発議員連盟の勉強会が開かれ、三菱マテリアルの前田地熱・電力センター所長と秋田大学名誉教授の菅原拓男氏の講演を聞きました。

秋田は地熱、風力などの資源が他の地域より豊富で、まだ開発の可能性が多いこと。

稲わらや間伐材などを活用したバイオエタノールの実証試験が県内で行われており、素材が豊富な本県はバイオエタノール生成の適地であることなど、今後の可能性を強調しておりました。

県ではエネルギー生成に季節性や自然状況に左右されて変動のある、風力、太陽光などの発電を安定供給するための技術である、「スマートグリット」などを今後の方向として打ち出しています。

8年ほど前に、議会の調査でデンマークの「ベスタス」という風力発電施設の製造会社などを視察したことがありますが、広大な工場敷地のなかでたくさんの従業員が働いており、中心地からはかなり離れた田舎に工場がありました。

風力発電の設備供給会社は、欧米が圧倒しており、太陽パネルを含めてこうした会社が立地できれば、本県の雇用機会の増加に貢献できると思います。

わが町に立地している「秋田指月」の本社の「指月電機」も、蓄電設備などのメーカーです。

講師の菅原先生からも、こうした会社の可能性に期待する話がありました。

これからのエネルギー関連事業によって、新たな雇用や経済成長が図られることが重要です。

短兵急な成果は難しいかもしれませんが、ぜひそのことに留意して施策を推進すべきと考えています。


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2月県議会始まる

2010年02月16日 | Weblog

新年度予算などを審議する2月定例県議会がいよいよ今日から始まりました。

冒頭、佐竹知事から所信表明と予算案などの提案説明がありました。

昨年4月に知事に就任した佐竹知事にとって初めての予算編成であり、力のこもった説明でした。

現状認識を「今後の秋田の帰趨を決する分岐点」と位置づけ、新たな挑戦を意欲を歌い上げていました。

その意気や良し。是非言葉だけに終わらせることなく、より効果を実感できる施策になるように、これからの議会で議論していきます。

施策の中心は新たに策定する「ふるさと秋田元気戦略」がベースです。

新エネルギーによる新たなる産業創出や対岸の中国、ロシアとのビジネス、脱少子化やがん対策、地域医療充実のための支援、など意欲的な施策が並びます。

これらは、何も目新しいものではなく、これまでも行われてきたものですが、今一度光りを当てて発展の起爆剤にしようとするものです。

政策は結果を伴うものでなければなりません。

そのためには、県民が成果を実感できる数値目標が大事です。

今後の議論でその辺を中心に議論していきます。

ところで、今日行われたバンクーバー冬期五輪のスピードスケート男子500メートルで日本の長島圭一郎選手が銀、加藤条治選手が銅メダルを獲得し、今大会初の2個メダルをもたらしました。

ここまで、あと一歩のところでメダルを逃してきた日本選手団にとって待望のメダル、しかも2個も同時に獲得して、見事な戦いを見せてくれました。

後の戦いに勇気を与える奮闘でした。

スキー複合団体の秋田出身選手の活躍を期待します。

 


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三関大綱引き

2010年02月14日 | Weblog

今日は、湯沢市三関地区の大綱引き大会に参加してきました。

この大会は今年で95回目を迎える伝統ある大会で、大正年間に冬場の運動不足と青少年の善導を目的に始められ、三関地区の融和の象徴の行事として老若男女がたくさん参加して、長さ60メートルの大綱を南北に分かれて引き合います。

私は、北軍に参加して綱を引きましたが、結果は2回とも北軍の勝利で今年は「米価アップ」と出ました。

勝負が終わって、疲れたな、とじいちゃんたちは綱に腰掛けて一服。

気持ちいい汗を掻きました。

本番の前には、この写真のように保育所の児童同士や小学校の子どもたちの勝負も行われ、保育所の女の子が泣きながら引いていたのが印象的でした。

最後にこのように参加者にみかんともちをまきました。

あちこちから歓声が上がって楽しいひとときとなりました。

三関地区は私の母の実家があるので、こどもの頃から度々遊びに来ていたところで第二の故郷のような場所です。

昔からスポーツの盛んな地区で、地域の連帯も素晴らしい地区です。

また、さくらんぼやせりなどの特産物も豊富で、専業農家が多い農業地帯です。

ちょうど綱引きが行われていたころ、遠くカナダ、バンクーバーではスキーモーグル女子で日本の上村愛子選手が惜しくもメダルを逃す4位入賞を果たしていました。

ほんとに惜しかったですね。

頑張ったごほうびにメダルをあげたっかたですね。

また、15日朝に行われたスキー複合男子で本県出身の小林範仁選手が見事首位争いの末に7位入賞を果たしました。

残り1キロでトップに立ったときは、これは金メダルか、と色めきたちましたが、やはり世界の壁は逃げ切りを許しませんでした。

でも、素晴らしいチャレンジでしたね。心からの拍手を送りたいです。

まだ、世界選手権で金メダルを取った団体があるので、是非メダルを取れるように頑張って欲しいです。

がんばれ日本!!  

がんばれ秋田!!


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連合議員懇談会総会

2010年02月13日 | Weblog
私が会長を務める連合秋田議員懇談会の総会が秋田市内のホテルで開かれました。

全県から50人を超える議員や連合秋田の役員が参加し、民主党の国会議員も4人参加してくれました。

冒頭の挨拶で私は、悲願だった政権交代が実現して嬉しいが、まだ道半ばだ。7月の参議院選挙で勝利することが大事なことを強調しました。

昨日の連合地方委員会で、現職の鈴木陽悦氏を推薦して闘うことが決定されました。

一致して頑張ることを確認しました。

私は4年務めた会長を退任し、同じ会派の三浦県議が後任の会長に就任しました。

私は顧問として引き続き頑張ります。

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安藤ひろき君帰る

2010年02月10日 | Weblog

アメリカで心臓移植手術を受けた羽後町の安藤ひろき(大輝)君が、今日10日午後、大曲駅にこまち号で帰ってきました。

2008年8月に東京女子医大に入院以来1年半ぶりに生まれ故郷の秋田の地を踏んだことになります。

大曲駅にはひろき君の同級生である羽後明成小学校の6年生も横断幕を持って出迎えました。

3時22分に駅のホームに降り立ったひろき君は、大勢の出迎えにちょっと驚いた様子で花束を受け取っていました。

お父さんとお母さん、そしてひろき君は久しぶりの秋田の雪景色を見ながら、少し寒そうに故郷の地を感慨深げに一歩一歩歩いていました。

昨日お父さんから電話をいただき、ぜひひろき君の顔を見たいと思い、大曲まで行ってきました。

駅の待合室で帰郷の記者会見が行われました。

多くのテレビカメラや記者さんのカメラの前でひろき君は緊張気味。

恥ずかしがりやのひろき君に記者から「何を食べたい?」と質問され「おじいちゃんやおばあちゃん、お姉さんと一緒にご飯が食べたい」とお母さんを通じて答えていました。

また、「今度は中学生だね」と呼びかけられると、うれしそうにうなずいていました。

久しぶりに見たひろき君は身長も伸び、体重も増えてとても健康そうでした。

同級生と比べても遜色ないくらいに成長していました。

多くの皆さんから1億8千万円を超える募金が集まり、高度に進んだ医療とドナーからの貴重な臓器の提供という重い事実のもと、貴重な命のリレーができました。

ひろき君にはドナーの方の命の分まで生き続けてほしいと思います。

ひろき君が雪深い下郡(しもこうり)の家に着いた頃、花火が3発大きな音で上がりました。

の皆さんの喜びが爆発したようでした。

 


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予算内示

2010年02月09日 | Weblog

今日、県政協議会が開催され、22年度当初予算案などが各会派に内示されました。

佐竹知事にとって初めての予算編成であり、佐竹カラーをどれ位打ち出せたか、最初の試金石になる予算です。

予算総額は6281億円で昨年度比194億円、3.5%増の積極型の予算になっています。

当初は6千億円を切る予算になるのではと予想されましたが、民主党政権が地方主権の名の下に地方交付税を1兆1000億円増やしたことなどから、地方交付税が増え、さらに国の経済対策による基金を使った事業を展開出来ることから、予算規模が増えました。

歳出では新年度からスタートする佐竹カラーの計画である「ふるさと元気創造プラン」に基づく4つの項目に重点的に予算を配分しています。

具体的には戦略産業に新エネルギー分野を掲げ、風力、太陽光、バイオエタノールなどの事業に支援するものになっています。

そうした分野は環境やエコに配慮している国の成長戦略とも連動するものですが、ただ、それによってどの程度の経済成長や雇用が実現できるかは、まだ未知数です。

また、少子化対策の一環で婚活を支援する「結婚支援センター」を設立するなど新たな取り組みもスタートしますが、果たしてどれだけ結婚する人を増やせるのか、過去にも市町村で実施してもなかなか実績が増えずに撤退した例も多いので、しっかりした検証が必要です。

さらに、秋田市中心市街地再開発事業の是非や内陸縦貫鉄道への支援問題、地域医療問題(厚生連への支援)など、数々の問題があり、2月16日から始まる2月定例県議会で議論していきます。

 


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定住自立圏構想

2010年02月01日 | Weblog

今日は湯沢市で定住自立圏構想の講演会があり、本県出身で元東大総長の佐々木毅先生の講演を聞いてきました。

佐々木先生は政府の定住自立圏構想懇談会の座長を務め、この構想の第一人者です。

この構想は昨年あたりから本格化した事業で、中心市と周辺市町村が相互の連携して役割分担をし、「定住」のための暮らしに必要な生活機能を整備しようとするものです。

本県では由利本荘市が昨年9月、大館市が12月に定住自立圏の形成方針を策定しています。

私たちの地域では湯沢市を中心市に羽後町と東成瀬村の2町村が周辺町村になることが想定されて研究会が作られています。

どんなことをやるのかは、まだ漠然としていますが、例えば地域医療での病診連携や地域公共交通、ITや交通インフラの整備、人材育成などが考えられます。

地方交付税での支援や各省庁での補助事業の優先採択などのメリットがあるようです。

本県では7地域で実施可能なようですが、正直まだどれ位有利な事業展開ができるのか、掴みきれないというのが感想です。

会場は300人以上の住民や職員、議員などが聴講しており関心の高さを伺えました。

私が所属する県議会の総務企画委員会が所管する事業なので、注視していきたいと思います。


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