すっぴんハート

心の声、つぶやきを思うまま綴ります

七年がパア

2010年07月15日 | 思うこと
昨日、車にひかれた蝉の幼虫を見た。
7年間、土の中で、ひっそりと過ごし、やっと地上に這い出してきたときに、車にひかれたのかもしれない。
成虫になって、たった7日しか生きられないのに、その7日が犠牲になった。
なんだか、やりきれない思いがした。
私が知らないだけで、こんなことは、日常茶飯事なのかもしれない。
蝉は、たった7日のために、7年間も耐えなければならない。
それに比べたら、人間は恵まれているのか。
やっぱり、私の知らないところで、人間もいろいろな苦行を強いられている人もいるだろう。
それを考えると、今の自分は、とても恵まれている。
少しぐらい、苦しいことがあっても、乗り越えられない壁は無い。
生きていたら、それでいい。
それ以上の望みは、高望みかもしれない。
なんだか、一匹の蝉の命が、失っただけだけれど、命の尊さを間近に見たような気がする。


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