体重は増えるよ、どこまでも

線路は続くよ、どこまでも～♪
という歌がある。
それと一緒に　私の体重も、どこまでも増えていく。
上限を知らないようだ。
まるで、他人事のように言っているが、気持ち的には、まるで他人事だ。
いつかは、体重も下がっていくと、楽観している。

母が、私の手を見て、「こんな、ぽちゃぽちゃした手になって・・・」と、可愛そうに思っているのか、呆れているのか、私にはわからない。
母の手を見てみると、昔はぽちゃぽちゃしていたのに、カサカサになっている。
手全体が、シワシワだ。
これは、年のせいでもあるのだろうか。
なぜか、胸が苦しくなる。

生き物は、年とともに、老いてくる。
そのとき、自分は、どうするのだろうか。
今は、ぽちゃぽちゃの手が、シワシワになり、過去の自分の手を懐かしむのかも知れない。
母は、いつも私の手を見る。
「ぽちゃぽちゃやなぁ。」と、繰り返し言う。
「太っているからや。」と、答えるが、本当は、すっきりボディのしなやかな手になりたいと、常々思っている。
思うだけなら、誰でも出来るのだが・・・。