ちょっと前から考えていたんですが、もしかしたら、大量の衣服を洗濯することになるのではないか。と、冷や冷やしていました。
日ごろ着る服と、運動のための服、パジャマ。
これだけでも洗濯籠がいっぱいになるんです。
父に洗ってもらおう。と、恐る恐る頼んでみたところ。
「自分で洗え。」と、怒鳴られました。
洗濯は、簡単だといえども、洗濯機の使い方すらわかっていなかったのです。
母に、洗濯機の使い方を習い、「ボタンを押して、洗剤を入れるだけ。」と、いうことが分かり、「こりゃー。簡単だわ。」と、文明の利器のありがたさを知りました。
毎日の洗濯は、いつも父がしていて、「どんなに大変なことをしているんだろう。」と、崇め奉っていたんです。
そんな簡単なことを、さも大変そうに言う父は、ほんと詐欺師のような奴でした。
まあ、とにかく冬の衣類は、カサが高くて、大量に見えるのです。
あっという間に洗濯が終わり、洗濯物を干すのが、洗うより大変なのです。
より日の当たる場所を探して、シワにならないように、パンパンと手でたたき、風通しを考えて干します。
「そういえば、今日は夕方から雨が降るので、早めに取り込まなくては。」と、空を見ながら思うのです。
一気に洗濯が終わり、きれいになる衣類に、また、明日から汚していこう。と、思います。
洗濯機に使い方もマスターできたし、今日は、心まで洗濯できたような気がするんですけど、大げさかなぁ。