著者の原田マハさんとは、2年前に笹尾光彦さんの個展会場でお会いしました。
それ以来、新刊が出るとなるべく読むようにしているのですが、どんどん作風が変化しているので、新作を楽しみにしています。
この本もそんな流れの中で手にしたのですが、普通に娯楽本のつもりで昼食のレストランに行ったときに読み始めました。
やってしまいました!
読み始めて数ページのところでガツンと。
涙が突然あふれてしまい、あわててチィッシュを探すはめになってしまったのです。
レストランの人には不思議そうな目で見られてしまい、恥ずかしい!
そのときは本を閉じて何食わぬ顔をしていたのですが、自室で読むことにしたほうが良いかなと思ったのですが忘れてしまい、その翌日電車の中で続きを読んで同じことに!
またまた人目を気にするはめになってしまいました。
涙があふれるところが何ヵ所もありますので、人前で読むことはご注意ですがお勧めできる面白い本です。