以前は中国・大連市でタクシーを路上やホテルで乗ることは難しいことではなかったのですが、つい最近の大連ではタクシーには簡単に乗ることが出来なくなっています。
私が大連に行く時はたいがい現地スタッフが一緒ですので、タクシーが必要な時にどうするのかを見ると携帯電話で何かを操作しているのです。
彼らの携帯電話にはタクシー呼び出しのアプリが入っており、それで近隣を走行中のタクシーを手配するのだそうです。
つまりこのアプリを使いこなすことが出来なければタクシーを利用することが難しいのです。
実際にホテルの玄関でホテルの従業員に「タクシーを呼んで」と依頼したら、タクシーは来ないと断られました。
以前であれば従業員がタクシーを手配するのが当たり前でしたのでビックリしたのですが、現地スタッフは平然として携帯を操作し「3分で来ます」と言う。
日本でも同じようなアプリがあると聞いていますが、まだまだ使っているという姿を見ることはない中で、中国では皆が普通に使っていることに驚いてしまいます。
ちなみにタクシー代の支払いは携帯電話をかざしていました。つまり電子マネーを携帯に入れている。
中国は進む速度が極端に早い部分と、そうでない部分の落差が多いことに改めて気付きました。