多言語コーディネーションが業務の中心です。
問題解決ガイドのひとりごと。



3月11日からもうすぐ3ヶ月が経過するのですが、遠い昔のように感じることがあったり、つい先日のことのように感じることもあります。

多くの方が被災されただけでなく、信じたくないほど多くの方が亡くなり、まだ行方不明の方も数多くいらっしゃることを考えると本当に忘れられない日になってしまいました。ご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が一日でも早く正常な生活に戻れることを願っています。

その日、私は本社のオフィスで執務中で突然の大きな地震に身構えたのですが、結局地震がおさまるまで自分の席に座ったままという状態で、社内にいた人たちに退避を指示することもなかったので、後で考えれば命にかかわるような出来事に対して危機管理の面で問題があったと思っています。

社内の一部管理者がそれなりの指示をしてくれたのですが、大きな地震の際にはどのように対処すべきか徹底していなかったので、結果的には的確であったとは言えないというのが実態でした。このことは反省すべきこととして今後に生かしていくつもりなのですが、冷静に振り返ってみるといろいろなことが見えてきます。

地震直後にコンビニエンスストアに走り、食品やろうそくなどを買いに行ってくれた人。

電源がダウンしたのでその対処をしたり、社員にコンピュータの対処策を指示してくれた人。

ラジオなどで情報を収集してくれた人。などなど。

突然の災害にあったあのときに、日ごろの仕事の役割や役職にかかわりなく、良かれと思うことを率先してやってくれた人の顔が、私の頭の中にハッキリと浮かびあがります。

普段の仕事のときに見えていることと、突然の危機に見えたものとのギャップがいつまでも心の中に残ります。



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