ドイツでのカーナビゲーション事情を知るために、デュセルドルフの電器専門店に出かけてみました。
日本ではカーナビは自動車に据え付けるタイプが多いのですが、ドイツでは自動車を降りるときにはカーナビを自宅に持ち込むため取り外しできるタイプが主流です。
つまり自動車にカーナビが付いていれば盗難されても仕方がないという事情によるものだと思います。
したがって表示画面も小さいし、値段も500ユーロ「約85000円」が最高値というものでした。
日本のカーナビで10万円以下を見つけるのが難しいという事情とは大分異なるようです。
カーナビ売り場でのダントツは「tomtom」というメーカーの商品で、ソニーやパイオニアを初めとする日本製品はまるで影が薄い存在でした。
日本のメーカーが今後カーナビをヨーロッパでの主力商品にしようとするなら、500ユーロ以下でしか勝負できないことは明らかなのですが、現地の事情を各メーカーの本社は知っているのでしょうか。
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