牛肉から放射能物質が検出されたというニュースが流れ、その原因は東京電力福島原発から80kmも離れた田んぼで採れた稲わらを飼料にしたからだという。
そのことが本当であればその地域に住んでいる人にも影響があったのではないでしょうか?そしてまだ危険な地域に住み続けていることになる。
いったいどの地域がどれくらい汚染されているのかが分からないという状態を、政府はいつまで続けるのでしょう。
どんなに経済的なダメージがあろうが、女性や子供たちを最優先に避難させることをしなければならないはずなのに何もしていない。
ツイッターの情報によれば、多くの人たちが汚染地域と言われているところから他県へ移住しているそうですが、今回のように80kmも離れている地域の人たちは情報がないだけに大丈夫だと思っていたはずです。
「ただちに健康には影響はありません」という枝野官房長官の言葉を信じている人はもういないと思いますが、今からでも従来の方針を変換し正確な情報を開示した上で、避難が必要な地域には政府から避難命令をするような措置をとるべきだと思います。
ところが報道によれば一度危険と判断した地域の見直しをし、むしろその地域を狭めることを検討しているという。
国というものは、国民の生命と財産を守るのが基本であったはずなのに、まったく反対のことをしているように見えます。
将来のある子供たちを守らなければ、日本の将来がないことは言うまでもありません。