時代の移り変わりとともに、それまでは存在しなければならなかった仕事が必要なくなってしまうという事が起こるのは必然だと頭の中では分かっています。
それは江戸から明治の時代にもあったでしょうし、大正、昭和そして戦後の激動の時にも、ものすごい変化の中でそういった事象が起こっていたはずです。
平成の時代を振り返ってみると、その変化の速度が速すぎるので対応する為には敏感な感性と相当な覚悟を持つ必要があると感じています。
企業という形を考えてみれば、起業するものがあれば倒産、閉鎖というものがあり、その中で新陳代謝がダイナミックに行われていくのだろうと思います。
この事を自分たちの会社という視点で考えると、極端に言えば毎日のように改革をしていかなければ生き残れないというぐらい深刻な問題になってきます。
会社は組織ですからいろいろな人が働いています。この一人一人の考え方にあまりにも配慮すれば変える事が不可能になり≒店じまいという結果が見えてきます。
強引にでもその変化を進めるが、変化にあくまでも抵抗する勢力があれば排除するという覚悟が経営者には求められているとつくづく感じます。