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城山三郎さんの「粗にして野だが卑ではない」は元国鉄総裁石田禮助氏の生涯を描いた小説で、発表された1980年代頃にこの題名が流行語になったことを覚えていますが、当時は城山さんの小説を読もうとも思いませんでした。
城山三郎さんが亡くなられたことがキッカケで城山さんの作品を読み始めているのですが、その中でこの小説に出会いました。
本を読み終えて石田禮助氏という人物の生き方にあらためて感動しています。
近代日本は明治生まれの人々によって造られたということを最近実感することが多いのですが、石田禮助さんのいわゆる明治人らしい堂々たる人生には圧倒されます。
いわゆる戦後教育によって失われてしまったものが大きいだけに、現在の日本人は、明治の方々には永遠に追いつけそうもないような気がするのは私だけでしょうか?


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